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Wednesday, November 30, 2005

【「はやぶさ」 地球帰還が微妙に】

asahi.com: はやぶさ、地球帰還が微妙に 姿勢制御装置に不具合?-?宇宙探査特集

せっかく岩石採取に成功して喜んでいたのに、もしかしたら戻ってこれないかもしれないという話。何とか上手く直ってくれると良いんだけど。今月上旬には小惑星イトカワから出発しなければならないらしいから、ここ数週間が山場か。

 小惑星イトカワで試料採取に成功した探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は29日、「化学エンジンのジェット噴射装置が故障し、姿勢の制御が困難になっている」と発表した。原因は調査中で、状況を確認したうえで対策を検討する。試料を地球に持ち帰るには、12月上旬にイトカワを出発しなければならず、地球帰還が微妙になっている。

 はやぶさは12基のジェット噴射装置で姿勢を制御している。6基ずつのA系とB系に分かれ、片方に不具合が発生しても、もう一方で制御できるはずだった。

 だが、26日に試料を採取してイトカワから浮上した際、B系の一部から燃料漏れが発生。配管の弁を閉じて漏れは止まったが、27日には、A系も十分な推力が出ない不具合に陥った。

 宇宙機構は今後、米航空宇宙局(NASA)の大口径アンテナを借りるなどして、はやぶさから詳しい情報を得る。プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「姿勢が制御できないと地球への帰還は難しい。時間的な制約もあり深刻な状況だが決してあきらめない」と話している。

November 30, 2005 in Science | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Sunday, November 27, 2005

【「はやぶさ」 月の石に並ぶ宇宙的快挙】

Hayabusa「はやぶさ」最先端の探査技術実証 月の石に並ぶ快挙 (FujiSankei Business i)

「イオンエンジン」+「自立航法」+「サンプル収集」+「サンプル回収」・・・。片道20億Kmという長距離を飛行して、光でも17分掛かる空間で、自立的に小惑星に着陸してサンプルを収集するという。とても斬新で難易度の高い技術の集大成だった「はやぶさ」。しかも一度は失敗して二度目のトライで見事成功。

従来型のエンジンより10分の1という燃費の良さや、自分の判断で小惑星に接近して着陸するという、日本の宇宙航空技術もなかなかいい線行ってることを証明してくれた。

地球外の天体の岩石はアポロが持ち帰った「月の石」以来に成るというから、後は無事に帰還することを祈るばかり。ちなみに戻ってくるのは2007年の6月。詳細はJAXAの「はやぶさミッションの概要」で。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎教授らは、通常は人工衛星の姿勢制御に使われるイオン噴射エンジンを、燃費の良さに注目してはやぶさの惑星間航行に転用。地球から三億キロ近く離れたイトカワとの通信には片道約十六分もかかるため、遠隔操作ではなく、搭載コンピューターで秒速数センチの動きを制御した。しかも、円盤の回転を利用する米国製の精密な姿勢制御装置が故障し、ガス噴射エンジンで代用。動きが荒くなり、ミニ探査ロボット「ミネルバ」の投下に失敗したこともあったが、克服した。

 人類がこれまでに手にした地球外天体の物質は、隕石(いんせき)と米アポロ宇宙船などが持ち帰った月の石。しかし、隕石は地球の大気圏突入時の摩擦熱などで変質し、月の石も内部の熱でいったん溶けている。イトカワの岩石を回収できれば、原始太陽系のままの物質を分析できる。

November 27, 2005 in Science | Permalink | Comments (1) | TrackBack

Thursday, November 24, 2005

【 ブッシュ大統領がアルジャジーラ爆撃を計画】

■英字紙が英首相の対話メモを暴露 (livedoor ニュース

「やっぱりな~!」という感じの記事。

【アルジャジーラ特約22日】22日付英紙デイリーミラーは、英首相官邸の最高機密扱いのメモを引用して、ブッシュ米大統領がアルジャジーラ爆撃を計画していたと報じた。

 名前を明かさないニュースソースが同紙に語ったところによると、ブッシュ大統領とブレア英首相の間で交わされた、5ページ分の会話記録では、ブレア首相がブッシュ大統領に対し、アルジャジーラ放送局に軍事攻撃を加えないよう話しているという。ブレア首相が2004年4月16日にワシントンを訪問した際の対話記録で、ブッシュ大統領はカタールの首都ドーハにあるアルジャジーラ衛星放送局の本社を攻撃したかった事を示している。

そういえば、何となく「わざとじゃないのか?」と思える事件はいくつかあった。

 2003年4月、米国の爆撃作戦中にアルジャジーラのバグダッド支局が砲撃され、記者一人が死亡したが、米国務相スポークスマンは「攻撃は過誤によるものだ。」と述べていた。

 2002年11月、アフガニスタンの首都カブールにあったアルジャジーラ事務所が米国のミサイルで破壊された。幸い事務所は無人だった。米国当局者は、「標的にしたのはテロリストの拠点で、アルジャジーラ事務所とは知らなかった。」と述べていた。

今回の資料(英首相官邸の最高機密扱いのメモ)は一応ホンモノらしいから、ブッシュ陣営にとってのネガティブ・インパクトは相当大きくなりそう。

 ロンドンに本社を置くアル=クッズ・アル=アラビ紙のアブド・アル=バリ・アトワン編集主幹はは21日、ロンドンからアルジャジーラに以下のように伝えてきた。

 「アルジャジーラのドーハ本社を爆撃しようというブッシュ計画の問題は、ワシントンとロンドンで広く論議されるだろう。報道機関に対し強力を使用するという米国の企みが伝えられて、米英の記者たちは憤っている」

 「メディアの放送施設に対して力を用いようなどと検討することは、自由世界、民主主義の諸価値、報道の自由を率先指導しているように振る舞っている国によってなされる最悪の類のメディア・テロである。」

November 24, 2005 in Media, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack