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Sunday, September 24, 2006

【イラク戦争はテロの拡大に貢献】

Report: Iraq War Inspiring Terrorists (CBS NEWS)

Iraq war fuels terror - US report (BBC NEWS)

US report says Iraq fuels terror (BBC NEWS)

Spy Agencies Say Iraq War Worsens Terrorism Threat (THE NEW YORK TIMES)

Declassified Key Judgments of the National Intelligence Estimate "Trends in Global Terrorism: Implications for the United States" dated April 2006 (PDF)

Declassified Key Judgments of the National Intelligence Estimate "Trends in Global Terrorism: Implications for the United States" dated April 2006

US intelligence report: Iraq war breeding more terrorists (CSMONITOR.COM)

Congressional Reports: Report of the Select Committee on Intelligence on the U.S. Intelligence Community’s Prewar Intelligence Assessments on Iraq

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Saturday, September 16, 2006

【CNNの“9.11 AS IT HAPPENED”】

■CNNの9.11 SPECIAL REPORTS“9/11:FIVE YEARS LATER”から(CNN.COM

全てはここから始まった、というか・・・。5周年を迎えて、9.11同時多発テロを振り返る番組が国内外のメディアで色々特集されたけれど、あの事件を世界中にリアルタイムで伝えたCNNの特集サイトでは、なんと当時放送した番組をそのままノーカットで観られるようになってる。

“9/11/01 AS IT HAPPENED”というストリーミング・ビデオで、当日放送された番組を第一報から約3時間に渡って、PART1PART2に分けて提供している。

世界中の多くの人々がそうであるように、僕にとっての9.11はあの日たまたま見ていたCNNで目撃した一連の映像が原体験に成っている。

9.11については、いわゆる陰謀論も含めてその後あらゆる解説がされているけれど、よく考えてみると事件の記憶として残っているのは、まさにこの映像以外にない。

そういう意味では、このCNNの提供する映像には、どんなに上手く編集された映像クリップよりも強烈に当時の記憶を呼び覚ます力があるように思う。

日本のメディアも含めて他局の特番も出来る限り観てみたけれど、結局“当時放送した番組をそのまま提供する”というユニークな試みの、このCNNのストリーミング・ビデオが一番印象に残った。

September 16, 2006 in Media, Politics, Television, Web Culture | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, September 13, 2006

【ブッシュ大統領 5年前の9.11を改めて振り返る】

■9.11同時多発テロから5年。ブッシュ大統領はかく語りき・・・

Bush200609113_d1376515h President's Address to the Nation

On September the 11th, we learned that America must confront threats before they reach our shores, whether those threats come from terrorist networks or terrorist states. I'm often asked why we're in Iraq when Saddam Hussein was not responsible for the 9/11 attacks. The answer is that the regime of Saddam Hussein was a clear threat. My administration, the Congress, and the United Nations saw the threat -- and after 9/11, Saddam's regime posed a risk that the world could not afford to take. The world is safer because Saddam Hussein is no longer in power. And now the challenge is to help the Iraqi people build a democracy that fulfills the dreams of the nearly 12 million Iraqis who came out to vote in free elections last December.

9.11とイラクは何にも関係ないってことはとっくに分かっているのに、このスピーチでも相変わらずイラクの民主化を称えて正当化し、「世界はフセインが居なくなったことでより平和になった。」と自画自賛している。

もうそれは聞き飽きたよ。

September 13, 2006 in IRAQ, Media, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Sunday, September 10, 2006

【1億円以上5億円未満の富裕層が81万世帯に】

富裕層が81万世帯に 03年調査より9万世帯増 (FujiSankei Business i

これも小泉さんのお陰か、それとも広がる格差社会の表れか。有るところには有る。そして富める者はますます富んでいく・・・ということです。

 野村総合研究所がまとめた国内の純金融資産の保有分布状況調査によると、1億円以上~5億円未満の金融資産を持つ富裕層市場は、2005年時点で81・3万世帯、総資産規模は167兆円に達することが分かった。 03年の分布状況と比べると、富裕層市場は約9万世帯、資産規模で42兆円増加している。今後も、団塊世代の定年退職や少子高齢化に伴う遺産相続を背景に、緩やかな市場拡大が見込まれるという。

 また、富裕層の保有資産の構成内容をみると、株式・債券、外貨、投資信託などのリスク性資産が67%を占め、預貯金の34%を大幅に上回っていることも分かった。

富裕層の保有資産内容を見てはっきり分かるのは、お金は貯めとくんじゃなくて積極的に仕事させないと増えないということだ。

今後さらに団塊世代が一斉に定年退職するわけだから、いわゆる富裕層マーケットの拡大は確実。というわけで、この層をターゲットにしたサービスを提供する事業者にとってはとっても良いニュースといえる。

しかしそもそも仕事をさせるお金が無い非富裕層は、このニュースでさらに「格差社会」のシリアスな現実を思い知ることになる。安倍麻呂の「美しい日本」を享受出来るのは、多分この富裕層と富裕層相手のサービスを提供する一部の事業者だけということになるのだろう。

September 10, 2006 in Business, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

【現代版シャイロックとその仲間達】

■消費者金融:生命保険で債権回収、1割は自殺(Mainichi Interactive

 消費者金融10社が債権回収のため借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、大手5社で支払いを受けた件数が昨年度1年間で延べ3万9880件あり、このうち自殺によるものは判明しているだけでも3649件に上ることが分かった。この保険の支払い状況が明らかになるのは初めて。全体の件数の中には死因が分からないものも多く含まれており、借り手の自殺によって消費者金融に生命保険金が支払われた件数はさらに多いとみられる。多重債務者が自殺に追い込まれている深刻な実態が浮かんだ。

 この保険は「消費者信用団体生命保険」と呼ばれ、大手消費者金融から借り入れる際、契約と同時に借り手を被保険者とする加入手続きが取られている。借り手が死亡した場合、保険金は消費者金融に支払われる。契約後1~2年以上たったケースでは死亡診断書などの提出を省略できるため、3万9880件の中には死因が不明のものも多数含まれている。金融庁は、保険金が支払われた総数に占める実際の自殺件数の割合は10~20%に上るとみている。

ベニスの商人」に登場するシャイロックも裸足で逃げ出すような話だけれど、少なくともシャイロックは証文を取るときに、「期限までに返済できなければ、シャイロックの希望する部位の自分の肉を1ポンド切り取って与える。」という条件に同意させていた。

一方、現代版シャイロックは利用者が契約する際に、実は同時にこの「消費者信用団体生命保険」に加入していることを積極的に告知していない(保険の説明は1~2ミリの細かな字で他の契約内容とともに列挙されるだけの場合も多く、無人契約機の利用時などは、加入に気づくのが難しい)ため、その事実を知らない利用者がほとんどだという。(Mainichi Interactive

 借り手の保険加入に当たっては、大半が貸借契約書と保険加入書が同じ用紙で、貸借契約書の中に小さく「保険加入に同意する」などとしか記載されていない。全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会は「十分な説明や意思確認があるとは言えない。自分が加入した保険会社名さえ長年知らされてこなかった」と指摘する。

 消費者金融の生保加入は、本人が契約自体をほとんど知らないことに加え、保険金が遺族を素通りして業者に支払われる。死因が十分審査されない場合もある。しかも利息制限法を超えて本来は支払わなくていい「債務」が含まれていても、業者の「言い値」で保険金が下りる。消費者金融側は「債務者の遺族に負担をかけないための保険」と主張するが、命の「対価」に本人や遺族がかかわらない仕組みは正常とは言い難い。

これは正常とは言い難いというわけで、金融庁はこのシャイロックの末裔達に“サービス”を提供する生保各社に対して、わざわざ「借り手に生命保険の加入同意を徹底するように指導した。」という。(asahi.com

金融庁は、保険を提供する生保各社に、契約の中身を十分説明するよう求めた。これに対し、生保・消費者金融各社は今秋、保険の内容を書いた書類を利用者に渡したり、郵送したりする対応を始める。さらに申込書と生命保険への同意書を分けることや、無人契約機では「同意」の操作をしないと借金の契約も完了できないようシステムを改定することも検討している。

問題は「生命保険で債権を回収すること」ではなく、「利用者に生保加入をきちんと告知していないこと」だというわけ。さすがは金融庁、まことに御立派な見識というほかない。

グレーゾーン金利の撤廃も業界圧力で完全に腰砕けになったことからも明らかなように、正々堂々「命を担保」にしている業界を積極的に保護し育成することが金融庁の勤めというわけか。事実は小説よりも奇なりの典型。シェークスピアが生きていたら、「ベニスの商人」を書き直すかも。

September 10, 2006 in Business, Politics | Permalink | Comments (4) | TrackBack

Saturday, September 09, 2006

【高濃度酸素水に効果なし・・・】

■実は僕もほぼ毎日飲んでました(怒)!

「何だよ、嘘だろ?」というのが正直なところ。国立健康・栄養研究所というところが最近やたらと売れているという酸素水の医学的根拠を調べたところ、「効果は確認できなかった。」という。

酸素水は一般的に、「スポーツ時の酸素補給や酸素不足から来る疲れなどの体調不良の解消」、「頭がすっきりする」、「ダイエットによい」などと言われています。しかし、その効果を検証した論文は少なく、しかもそれらの論文の結果は、「酸素水」のそのような効果については否定的な内容となっています。

ツーことはだ、「酸素不足からくる疲れに効く。」とか「ダイエットに良い。」とか、如何にも効果がありそうな効能書きで売り上げが去年から3倍(!)に伸びているといういわゆる「酸素水」系商品は、全て誇大広告の詐欺商品ということに成るのか?

そう云われてみると、酸素水飲んだからといって、特に効果を実感したことはないけれど、何となく「せっかく飲むなら少しでも身体に良さそうなものを・・」と思って飲んでいた。

「ガンに効く」という触れ込みで大ブームになったアガリクスみたいに、大した効果も無いのに科学的に有効であるかのような商品説明をしている大手飲料メーカーは、この研究所の指摘にどう反論するんだろう。

メーカーと一緒になって消費者を騙してきたコンビニや薬局は商品撤去に動くのだろうか?(まぁ、やらなそうな気がするけど)

ところで今回のリポートを発表した国立健康・栄養研究所が運営している『健康食品の安全性・有効性情報』っていうサイト。健康オタクの僕は早速ブックマーク。

September 9, 2006 in Business, Food and Drink, Science | Permalink | Comments (9) | TrackBack

Tuesday, September 05, 2006

【横尾忠則さんに会った】

■JAM THE WORLDのゲストに横尾忠則さんが登場

Yokoo2006_08_01もうかなり前の事に成るけれど・・・。8月1日に放送したJAM THE WORLDのゲストに出演していただいた横尾忠則さんにお目にかかった時のこと。

放送当日はスケジュールが合わなかったので、7月28日に成城にある横尾さんの事務所での事前収録ということに成った。

今回のインタビューのキッカケはというと、一つはカルチェ現代美術財団の主催で今年3月から5月にかけてパリで開催された「TADANORI YOKOO展」が大好評だったということと、もう一つは横尾さんがデザインを手がけたサンタナの『ロータスの伝説』の22面体ジャケットギネスブックに認定されたというニュースで、久しぶりに横尾さんのことが気になったからなんだけど・・・。

久しぶりに、とはいうものの実は横尾さんとは直接の面識は無かった。しかし、YMO散開直後の細野晴臣さんと二人でFRIENDS OF EARTHをスタートしたばかりの頃、良く細野さんから横尾さんのUFOや宇宙人との遭遇エピソードを聞かされていたので、妙に身近に感じていたのだ。

もちろんそれ以前から横尾さんの作品は書籍、ポスター、レコード・ジャケット等々、あらゆるメディアで目にしていたし、前述のサンタナのアルバム『ロータスの伝説』に続いて横尾さんが手がけた『アミーゴ』、さらにマイルス・デイビスの伝説的ライブ・アルバム『アガルタ』などの作品により、横尾さんのデザインはそこに収められた音楽と渾然一体となって鮮明に記憶に残っている。

「神々しさ」と「禍々しさ」。「聖なるもの」と「邪なるもの」。「ミクロ」と「マクロ」という相対的なモチーフ。そして、「現在」、「過去」、「未来」という異なる次元が同じ平面状に混在・羅列・共存するという、ある種縁日的な横尾さんの作品は、そうした非常にアジア的混沌に満ちていながら、何故か日本的な静寂と郷愁を帯びている。

グラフィック・デザイナーとしては世界的な知名度はあるものの、今回のパリでの個展は彼が「画家転向」を宣言した80年代以降の作品を中心にしたもので、実は現代芸術家としてはほぼ無名。今回がヨーロッパにおける画家としての実質的なデビューに近いものだったそうだ。

それだけに、400点ある作品から選んだというボリューム感のあるコレクションは、パリやヨーロッパの現代美術界に相当なインパクトを与えたらしく、「こんな素晴らしいアーティストが日本に居たとは!」とか、「彼の画は現代美術が失ったものを全て併せ持っている。」とか、まぁとにかく大絶賛だったらしい。

そんな訳で、個人的には実にミーハーな興味も含めて横尾さんとのインタビューは大変興味深いものとなった。

それにしても横尾さん、前月の6月27日に70歳の誕生日を迎えたとは思えない若々しさ!はっきりいって年齢不詳なのだ。

“病気自慢”というと語弊があるけれど、昔から様々な病気を乗り越えてきたという横尾さんは、その病気遍歴をまとめたエッセー集『病の神様』という本を出していて、これも何故だか人気(御本人談)で、最近の取材はこの本のことが多いのだそうだが、御本人の若々しさを目の当たりにすると、やはりその秘訣を訊きたくなるのだろう。

というわけで御多分に漏れず、僕も横尾さんにその秘訣を是非伺いたいと思ったわけだが、しかしその理由はどうしたって彼の生き方そのものにあるに違いないわけで、その意味において横尾さんが作品を作るときに心がけていることを訊いてみたんだけど、特に印象に残ったコメントがいくつかあった。

「絵画というのは、何処で止めるのかというのが重要。」

「たとえば線を描いていて、それをどこで止めるのか・・・。キャンバスの何処かで止めるか、それともフレームの外まではみ出させるか・・・。」

「それを決めるときに、自分はどうしてそう思うのか?を自分に問いかける。」

「他人に見られたとき、そっちの方が綺麗と思われるだろうからそこで止めるのか、それとも本当にそこで自分が止めたいと思うから止めたのか・・・。」

「その感覚が本当に自分の中から出てきたものかどうか、自分が自分に対して完全に正直でなければいけない。」

「そして、それが自分にとって“道楽”に成っているかどうかということが大事で、結局画を描くこと自体が“道楽”でなければ何処かで無理をしていることになる。」

つまり、無理すると病気に成るし余計に老けるし・・・ということでしょうか?ほんと、横尾さんの絵と同じで非常に分かりやすい。

一方で、『ロータス』の復刻版について訊いてみると、「あれは何となく恥ずかしいというか・・・。だって僕はもうそこには居ないし、今の自分とは全然違うものなので、気恥ずかしさのほうが強い。」ということだった。

実は当日、僕は中学生時代に買ったオリジナルの『ロータス』にサインをもらおうと持参していたのだが、ここで満を持して、もう何度もジャケット広げたもんだから端がボロボロに磨り減ったそのLPを差し出すと、「いやー、そんなにボロボロになるまで聴いてくれたなんて、ありがたいですね~!」ということで、とっても喜んでいただいた。作戦成功!

とりあえずその勢いで、『ロータス』にサインをゲット!ついでにもう一枚『アミーゴ』にもサインしてもらった。LUCKY ME!

というわけで、謹んで我が家のお宝コレクションに加えさせていただきました。横尾さん、どうもありがとうございました!

■参考リンク: 紙ジャケ制作日記~“ロータス”への道 (HIGH-HOPES)

September 5, 2006 in Art, Books, Media, Music | Permalink | Comments (0) | TrackBack