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Saturday, March 31, 2007

【イランvs.イギリス 孤立化するイラン】

イランは捕虜と成っている15名のイギリス人水兵の内、既に公開された女性兵士のビデオに続いて、二人目のビデオをリリースした。

このビデオの中で兵士は、イギリスの艦船が許可を得ずにイラン領海内に入ったことを認めた上で、御丁寧に何度も繰り返し“謝罪”までしている。

BBC NEWS | UK | UK sailor's second Iran 'apology'

A second member of the captured Royal Navy crew has apologised for trespassing in Iranian waters.

The "confession" by a crewman, named as Nathan Thomas Summers by Irna news agency, was broadcast on Iranian state television.

 

Here is the text of his statement:

"We trespassed without permission.

"I would like to apologise for entering your waters without any permission.

"I know it happened back in 2004 and our government promised that it wouldn't happen again.

"Again I deeply apologise for entering your waters."

この“謝罪”とほぼ同時に、領海侵犯を事実としてイランのアフマディネジャド大統領がイギリス政府に対して謝罪を要求。

イラン政府、英国政府に謝罪を要求(AFP BB NEWS)

【テヘラン/イラン 30日 AFP】イラン政府は29日、英艦艇がイランの領海を「侵犯」したことについて英国政府に謝罪を要求するとともに、女性水兵の解放を拒絶した自国政府の判断を擁護した。

 メヘル通信(Mehr)によると、軍当局のAlireza Afshar報道官は英水兵の拘束問題について「解決策は英国政府が現実を受け入れ、偉大なイラン国民に謝罪を表明することだ」と語り、「真実を認め、領海侵犯を繰り返さないよう約束」するよう英国政府に迫った。

 イラン政府は英水兵らの解放を求める国際社会の要請を拒否。先般約束した唯一の女性水兵の解放についても、拘束事件に対する「英国政府の過剰反応」を理由に撤回している。

 イラン政府は23日、ペルシャ湾北部で「イラン領海を侵犯」したとして英水兵ら15人の身柄を拘束。これに対して英国政府は、同水兵らはイラク領海で「通常のパトロール任務中」に拘束されたと発表している。

イランにしてみると、あくまで「悪いのはお前らだ!」ということで一歩も譲る様子が無い。こうした事態に対して、国連安保理が深刻な憂慮を表明。

BBC NEWS | UK | Navy crew 'concern' voiced by UN

また、EUの外相もイランに対して捕虜の即時解放を求めている。

BBC NEWS | Europe | EU ministers put pressure on Iran

四面楚歌のように見えるイランは一歩も退くことなく、ついにドルでの原油取引を中止する計画を発表。これはアメリカが(内心はともかく)最も嫌がる対抗措置だ。

イランはドルでの原油売却中止を計画―中銀総裁=国営テレビ | Markets News | Reuters.co.jp

[テヘラン 30日 ロイター] は、同国がドルでの原油売却の中止を計画していると述べた。国営テレビが30日報じた。

 報道によると、シェイバニ総裁は「イランは、ドルでの原油売却を完全に中止することを計画している」と述べた。

 イラン当局者は、ドル以外の通貨による収入が大きいとし、価格の算出は依然国際通貨のドルで行っているとしていた。

原油取引をドルからユーロなど他の通貨に移行させる動きがはっきりした段階で、イランは以前のイラクの場合と全く同じようにアメリカの逆鱗に触れる事となり、明確な攻撃の動機を与えることになる。 (イラクが攻撃されたのは、イラクの原油取引をドルからユーロにシフトしたことが原因に成っているという説がある。)

既に制裁を発動している国連安保理はもちろん、違法に兵士を捕縛されて激怒するイギリス、そして元々イランを攻撃したがっているアメリカ・・・・。

イランはまるで予定通りに粛々と孤立化への道を歩んでいるように見える。

役者が揃ってきた感じがするけれど、状況がエスカレートすればするほど、戦争が始まることを見越して(期待して)原油価格もどんどん上がる。

かくしてイラン戦争をスタートさせるシナリオは順調に出来上がりつつあるけれど、戦争を回避するシナリオはどこにも無いのだろうか?

しかし良く考えてみれば、ここまで分かりやすい状況を作ってまで戦争オッパジメル可能性はむしろ低いのではないかという気がするし、別に無理して戦争しなくても、ロシア経由でリークされた4月6日をピークに乱高下すると思われる原油相場で儲けは充分に得られるということだろう。

これは前戯みたいなもんですよ。

■参考リンク

March 31, 2007 in Business, Current Affairs, IRAN, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

【Googleノートブック 日本語版は結構使える】

CNET Japanのニュースで知ったんだけど、このGoogleノートブック、結構使えます。

普段WEBを使って調べ物を資料集めすることが多いので、これまではブログを使って備忘録代わりにしてたんだけど、僕の場合はWidows Live Writer(Beta)を愛用しているので、ちょっとした記録を残すにしても、アプリケーションを起動したり、切り替えたりするのが面倒といえば面倒。

でもこのGoogleノートブックはブラウザーの拡張機能だから、ホントに手軽にクリッピングができるし、そのクリップに対するコメントを保存したり、グルーピングしたり、検索したりと、後処理も全部ブラウザーの中で完結できるのが気に入った。

もちろんブログのネタ帳としても非常に便利。早速重宝してます。

Google ノートブックが日本語化--英語に加え17カ国語に対応(CNET Japan)

 Googleは3月29日、ウェブページの内容にメモを加えて保存できる「Google ノートブック」のメニューなどを日本語化した。これまでの英語に加えて、ドイツ語、中国語などを含む17言語に対応し、今後も多言語化を進めていく。

 利用するには、ブラウザーの拡張機能をインストールする。Internet Explorer6.0以降(Windows XP)とFirefox 1.5以降(Windows XP、Linux、OS X)に対応しているが、IE6.0以降でもWindows Vistaでは動作しない。

March 31, 2007 in Web/Tech, Weblogs | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Friday, March 30, 2007

【日本はIT先進国ではありません】

日本は世界のIT先進国だと思っている人は結構多いと思うんだけど、ところがどっこい、世界経済フォーラム(WEF)の評価はイマイチ。というか、完全にメダル圏外。(涙)

確かに、例えば選挙活動にインターネットを使っちゃいけないとか、公共サービスにしても情報公開にしても、上位を占める北欧勢に比べると、まだまだIT開発途上国ということなんだろう。

とはいえ、下記のサマリーでは「日本は世界でも最も進んだブロードバンド社会」で「ブロードバンドの通信費は世界で最も安価」とか、他にも「ケータイ経由のネットアクセスは世界一」で、「メールや音楽のダウンロード、ゲームの利用以外にも、高解像度の写真や動画の送受信やテレビ放送の視聴、電子マネーの決済などケータイのサービスの多様さ」なんていう、褒めてるところもある。

政府が目指すu-Japan構想に基づいて、2010年までに世界最高のユビキタス社会が実現出来るかどうかが注目されるところだろうけれど、同時に高度なネットワーク社会に付き物のプライバシーやセキュリティー問題の解決、そしてさらなる規制緩和による自由競争の促進など、日本が抱える課題は可及的速やかに解決を求められている、というこのレポートの指摘はなかなか鋭い。

日本の世界ITランキングは14位--世界経済フォーラム調査(CNET Japan)

 世界経済に関する非営利団体の世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)は、2006年度版「世界IT報告」を発表。国別・地域別のIT競争力ランキングが公表された。

 今回の調査で、日本のランクは14位。前年16位からわずかに順位を上げたものの、IT先進国を自認する国民意識とはかけ離れた評価が示された。

 一方、今回トップに立ったのは、デンマーク。政府の情報通信政策の明確なビジョンや通信規制の早期自由化、ITの浸透度、活用度において、とりわけ高い評価を獲得し、前年3位から首位に躍り出た。

 そのほか、2位にスウェーデン(前年8位)、4位フィンランド(同5位)、10位ノルウェー(同13位)と、北欧勢の健闘が目立った。

 また、前年1位の米国は7位に後退。技術革新や、教育制度、産業支援、市場環境については、依然トップレベルの水準を維持しながらも、IT関連の政治環境や規制において評価を下げたのが、首位転落の主な要因となった。

The Global Information Technology Report (WEF)

Since it was first launched in 2001, The Global Information Technology Report has become a valuable and unique benchmarking tool to determine national ICT strengths and weaknesses, and to evaluate progress. It also highlights the continuing importance of ICT application and development for economic growth.

The Report uses the Networked Readiness Index (NRI) to measure the degree of preparation of a nation or community to participate in and benefit from ICT developments. The NRI is composed of three component indexes which assess:
- environment for ICT offered by a country or community
- readiness of the community's key stakeholders (individuals, business and governments)
- usage of ICT among these stakeholders.

For the first time, Denmark tops the rankings of The Global Information Technology Report 2006-2007’s "Networked Readiness Index", as a culmination of an upward trend since 2003. Denmark’s outstanding levels of networked readiness have to do with the country’s excellent regulatory environment, coupled with a clear government leadership and vision in leveraging ICT for growth and promoting ICT penetration and usage.
Press release I Rankings (PDF or excel) I Photos I Contents I Preface I Executive Summary

Information and communications policy in Japan

Although ICT usage in Japan lagged behind that of other advanced nations in the 1990s, Japan has recently emerged as one of the world’s most advanced broadband communications societies.

This is primarily a consequence of the high penetration of broadband technologies such as fiber optic cable for household use. As a result of competition, a number of DSL customers switched to fiber optic cable.

In addition, Japan’s mobile telephones have the highest Internet access rate (87 percent) in the world, and over 60 percent of these mobile telephones are 3rd-generation telephones.

Mobile telephones in Japan can be used not only for e-mail, downloading music, and playing games, but also for taking high-resolution photos and movies, watching television, using electronic money, and purchasing electronic tickets. Finally, broadband fees in Japan are the lowest in the world (100 kilobytes cost US$0.07 a month).

Acknowledging the importance of ICT for economic growth, in 2000 the Japanese government adopted a framework IT law setting specific targets with the aim of turning Japan into the most advanced ICT country in the world.

This law enabled the adoption of different e-Japan strategies that fostered ICT use and penetration in different areas. In December 2004, building on the achievements of the previous e-strategies, a u-Japan Policy was adopted in order to create an ubiquitous networked society by 2010. The u-Japan Policy is focused on ensuring broadband access for everybody and on making Japan’s communications infrastructure totally broadband capable.

As Japan evolves into an increasingly networked society, some challenges—such Internet privacy and security issues and the need to upgrade competition laws, among others—have emerged that will need to be addressed urgently in the near future.

March 30, 2007 in Business, Economy, Politics, Web Culture, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, March 28, 2007

【イランvs.イギリス 危険な状態】

イギリス政府は先程、イランに捕縛されたイギリスの艦船は、捕縛されたときにはイラン領海ではなく、イラク領海で航行していたことを示す証拠を公開した。

    

提出された証拠は、艦船のGPSデータに基づいており、「イランの行為が不当なものであることを証明する、反論の余地の無い明確な証拠」とされている。

UK reveals Iran dispute evidence (BBC NEWS)

The Royal Navy says satellite data proves 15 personnel being held in Iran were 1.7 nautical miles inside Iraqi waters when they were seized.

Vice Admiral Charles Style said the sailors were "ambushed" after the search of a vessel and that their detention was "unjustified and wrong".

Prime Minister Tony Blair told the Commons it was now time to "ratchet up" diplomatic pressure on Iran.

Iran has insisted the group were in its waters when they were taken on Friday.

The eight sailors and seven marines, based on HMS Cornwall, which has its home port in Plymouth, were taken at gunpoint by the Iranian Revolutionary Guard as they returned after searching a boat.

At a briefing in London on Wednesday, the Ministry of Defence said it "unambiguously contested" claims that the navy personnel had strayed into Iranian waters.

一方でブレア首相は昨日行われたインタビューで、「イギリスは外交的な解決を目指して努力しているが、イラン側が直ちに捕虜を解放しなければ、イギリスとしては“異なる段階”に移行する」とイラン側に強く警告している。

PM warns Iran over Navy captives (BBC NEWS)

Efforts to secure the release of 15 Royal Navy personnel held by Iran will enter a "different phase" if diplomatic moves fail, Tony Blair has said.

この“異なる段階”が経済的な制裁を意味するのか、それとも武力行使を意味するかは今のところ不明だが、こうした動きを背景に、今朝方、艦船の捕縛を巡って西側がイラン軍と交戦したとの噂が流れたのをきっかけにして、原油価格が1ドル以上上がって6ヶ月ぶりの高値である1バレル=$68まで高騰した。

この噂はただちにホワイトハウスによって否定されたものの、市場がこの状況に対していかに神経質に成っているかを表す現象だ。

仮にイギリスがイランとの対決姿勢を強めた場合、イランは報復としてホルムズ海峡の封鎖を行うとの観測があり、その場合は世界の原油の20%がホルムズ海峡を通過できなくなる為、原油価格が暴騰すると見られている。

Oil price rises on Iran tension (BBC NEWS)

The price of oil has risen by more than a dollar, with the market anxious after rumours about US conflict with Iran.

"The market has been on pins and needles with the Iran situation," said Phil Flynn of Alaron Trading.

US crude oil rose $1.02 in early Asian trade to $63.95 a barrel, while Brent crude added $1.21 to $65.81.

Late on Tuesday, US crude oil hit a six-month high of $68 on speculation that the West and Iran had come to blows militarily - which the US denied.

【イラン攻撃の序曲か?】(viewz)

March 28, 2007 in Current Affairs, IRAN, IRAQ, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

【Yahoo! BlogをBlock】

サーチ・エンジンを使って探し物をしている時に、検索結果に夥しい数のブログや掲示板が検索されて閉口することがあるでしょう?

もちろん場合によってはその中からメジャーなニュース・サイトよりはるかに有益な情報が見つかったりする事もあるし、またそれがブログの面白いところでもあるんだけど、そうはいっても、いちいち全部チェックするわけにはいかないから、結局検索結果のURLを見て自分の勘でフィルターかけて絞り込むことになるんだよね。

この記事を読んで、同じように感じている人が結構居るんだと改めて思った。

自分もブログやっているから、そういう意味ではちょっと複雑な感じはするけれど、このフィルター機能、多分僕も使うことになるかもしれない。もっとも、最近はほとんどGoogleしか使わないんだけど・・・。

■ヤフー、検索結果からブログを省く「ブログフィルタ」機能追加(CNET Japan

ヤフーは3月27日、Yahoo!検索のウェブ検索結果からブログ記事を省く「ブログフィルタ」機能を追加した。検索結果にブログが一定以上含まれている場合に、ユーザーはブログの表示・非表示を選択することができる。

 ブログフィルタは検索結果ページの下部に表示される「ブログを含めずに再検索」のリンクをクリックすることで有効となるほか、検索オプションの設定や、検索コマンド(例「filter:blog 花見」)でも利用することができる。

 ブログが広く普及するにつれ、ウェブ検索結果の上位をブログが占めることも多くなったが、ユーザーは必ずしもそのような検索結果に満足していないようだ。ヤフーが2006年に実施したユーザーアンケートでは、検索していてがっかりした経験として、「個人のホームページやブログや掲示板の会話などが検索結果に出た」が2割程度挙げられたという。

ただし、ニュース系のサイトの記事、特に日本の大手新聞社のニュース記事は気がつくと削除されていたり、過去のアーカイブの閲覧は有料になっていたりすることが多くて、昔の自分で書いたエントリーのリンク先に行ったらもう記事そのものが無くなっているなんていうことが多いんだけど、ブログや掲示板にその記事がまるごと転載されていて助かった経験もあるんだよね。

一方で海外のニュース・サイトの記事は結構ちゃんとアーカイブされていることが多い。これはニュース系のサイトの情報配信に対するポリシーの違いなんだろうと思うけど、で日本のニュース・サイトの記事をリファレンスする時は、結局ほとんどの場合、自分のブログに出来る限り記事の抜粋を残しておくことになるんだよね。

March 28, 2007 in Media, Web Culture, Weblogs | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Tuesday, March 27, 2007

【LET IT BEAN :ポール・マッカートニーがスタバと契約】

先日3月22日に発表された、ポール・マッカートニーがスターバックスのレーベル「Hear Music」という契約して、レーベルの所属第1号アーティストになったというニュースは、久しぶりに「ヘェ~?」という感じの音楽ネタだ。

スタバが音楽アルバムの制作販売や書籍、映画の制作なんかに関わっていたのは知っているけれど、まさかマッカートニーと契約するなんてね。誰が想像しただろうか?

今回はとりあえずワンショットのディールということらしいけど、リリースされれば2005年のアルバム「Chaos and Creation」以来の新作ということになる。

ところでこのHear Musicの作品はこれまでスタバの店内での販売に限られていたが、今回のアルバムは、通常のレコード流通でも販売するそうだ。

スタバで販売されるCDは店頭で扱うアイテム数が限られているし、ある種のダイレクト・マーケティングだから、結構アーティストにとっては美味しいマーケットらしくて、これまでもスタバには様々なアーティストからのオファーもあったそうだけど、やっぱりビートルズ・ブランドに勝るものはない。

スタバにとっては、マーケティング戦略的にもブランディング的にもマッカートニーのアルバムをリリースするというのは、いくら払っても惜しくはない間違いなく最高の形だろう。

それにしても、考えることはみんな同じみたいで、このニュースに「LET IT BEAN」というタイトルをつけたサイトが結構あるのには笑った。というわけで、僕も仲間に入ります。

LET IT BEAN (Entertainment Weekly)

Starbucks has announced that Paul McCartney will become the first artist to release a record on the company's newly formed Hear Music record label. The record, which is scheduled for an early summer release, will be McCartney's first studio release of all-new material since 2005's Chaos and Creation in the Backyard. Starbucks made the announcement today (March 21) at its annual shareholders' meeting in Seattle.

''This is something I've been working on for a little while now,'' McCartney said of the David Kahne-produced album during a Webcast of the meeting. ''A lot of it's very personal to me. The songs are in some ways a little bit retrospective. Some of them are of now, some of them hark back to the past, but all of them are songs I'm very proud of.''

Starbucks has sold CDs in its stores under the Hear Music brand since acquiring the company in 1999. Among its most successful albums are Ray Charles' Genius Loves Company and Sergio Mendes' Timeless. Hear Music also has its own station on XM Radio.

Previously, Hear Music CDs were sold only in Starbucks stores and specialty-branded retail outlets, but the McCartney CD will be the first album to be released since Starbucks and the Concord Music Group evolved Hear Music into a true record label that will sign and develop artists and distribute their recordings through traditional music channels.

Hear Music worked out a one-record deal with McCartney after meeting with him and his team in the U.K. ''We've been approached by a lot of artists who wanted to go direct with Starbucks,'' Ken Lombard, CEO of Starbucks Entertainment, explained to EW.com. ''For us it was about trying to execute our strategy and gain some credibility at the same time. We couldn't be more excited about partnering up with such an iconic artist like Paul.''

LET IT BEAN: STARBUCKS TO START MUSIC LABEL, EYES MCCARTNEY (NEW YORK POST ONLINE)

Let it bean: Paul's new pal (THEAGE.COM)

Starbucks signs Paul McCartney (REUTERS/UK)

March 27, 2007 in Business, Food and Drink, Music | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Monday, March 26, 2007

【イラン攻撃の序曲か?】

3月23日にイランがイギリスの領海侵犯を理由に15名の英国兵士を捕縛したニュースと、その後の展開は、色んな意味で大きな意味を持っているような気がする。

Iran seizes UK vessels and crew (BBC.COM)

Iran has seized three UK navy vessels and eight crew members inside its territorial waters near the Iraq border, UK defence officials confirmed.

Seizure unjustified, Iran warned (BBC.COM)

"We have certainly sent the message back to them very clearly indeed. They should not be under any doubt at all about how seriously we regard this act, which is unjustified and wrong."

Blair: Seizure of UK troops by Iran 'very serious' (CNN.COM)

BERLIN, Germany (AP) -- British Prime Minister Tony Blair said Sunday that the 15 British sailors and Royal Marines captured by Iran were not in Iranian waters and warned Tehran that Britain viewed their fate as a "fundamental" issue.

"I want to get it resolved in as easy and diplomatic a way as possible," he said, but added he hoped the Iranians "understood how fundamental an issue this is for the British government." (Watch Blair react to seizure Video)

Blair's comment, at celebrations for the 50th birthday of the European Union, follows British and European Union demands for Iran to release the 15 naval personnel seized at gunpoint in disputed waters between Iran and Iraq on Friday. (Watch how British sailors and marines were seized Video)

Security Council approves new sanctions on Iran (CNN.COM)

UNITED NATIONS (AP) -- The United Nations Security Council was preparing to vote Saturday afternoon on new sanctions to pressure Iran into suspending uranium enrichment.

Major powers were expecting unanimous approval.

Angry Iran reduces nuclear access (BBC.COM)

President Mahmoud Ahmadinejad said separately that the sanctions were illegal and Iran would not stop its nuclear work "even for one second".

The sanctions block Iranian arms exports and freeze assets of anyone involved in nuclear and missile work.

Iran denies seeking nuclear weapons, insisting its work is peaceful.

"After this illegal resolution was passed against Iran last night [Saturday], it forced the government to... suspend parts of its activities with the [International Atomic Energy Agency, IAEA]," government spokesman Gholamhossein Elham said on state television.

Iran trimming cooperation with nuclear watchdog (CNN.COM)

The move from Tehran was a gesture in apparent retaliation for the sanctions unanimously approved Saturday by the U.N. Security Council because of Tehran's refusal to stop enriching uranium. (Watch iran's foreign minister reject the vote Video)

The sanctions, which send a strong message to Tehran that its defiance will leave it increasingly isolated and warn of even tougher penalties ahead, were immediately rejected by Iran which said it had no intention of suspending its enrichment program.

もしかしたら・・・、イギリスは意図的にイランを挑発する為に、わざと領海侵犯したのではないだろうか?

そして敢えてイランの反発を促して国連安保理の制裁決議に対する対決姿勢を強めさせ、国際社会に「イラン攻撃もやむなし」というイメージを植えつけた上で、かねてからの噂どおりイランへの攻撃を開始するというシナリオなのかもしれない。

まさに“Deja Vu”な感じじゃないか?

そして実にタイムリーに、中国経由でロシアから「アメリカが4月6日にイランを先制攻撃する」という情報をリークした記事が配信された。

ロシアのマスコミがアメリカは4月6日にイランに対する先制攻撃を開始するとスッパ抜く <陳(Chin)胡痒(Kokai)のWorld view>

【概要】米国は現地時間の4月6日未明にイランに対する「外科手術的攻撃」を開始することを決定した模様とロシアのマスコミが相次いで報道。その理由は西側社会が復活祭の前夜であり、金曜日でイスラム教徒が仕事を休みだからというもの。ロシア情報筋が入手した米軍の作戦計画によれば、攻撃は6日の朝4時から夕方4時までの12時間連続して行われる。これによってイラン国内の20か所の核施設と、ペルシャ湾のイラン海軍艦艇、イラン軍の指揮通信施設を粉砕する。アメリカ側の考えでは、イランの軍隊は現場に権限が与えられておらず、ロシアのように上級司令部に権限が集中しているため、指揮中枢を破壊することによって、末端の部隊は無力化できるとのこと。

とりあえずこれからの数日間、イランとイギリス、そしてアメリカの動きから目が離せなくなりそうだ。

March 26, 2007 in Business, Current Affairs, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

【米空軍の最新兵器は光線銃というHOTなニュース】

■Ray gun makes targets feel as if they are on fire (MSNBC.COM)

去年の10月頃にCNNで報道されていたのを思い出して、その時にブックマークしたニュースのリンクを辿ってみたら何故か削除されていたので、他のニュースサイトを探していたらMSNBCで更に詳しく紹介されていた。

“光線銃”というと、なんだか子供じみた響きをもっているけれど、この最新兵器は2010年には量産体制に入る予定だというから間違いなく現実に存在している。

軍関係者によると、この光線銃は「人体には無害で死ぬことはない。無実の人間や味方の兵士を傷つけることなく作戦が遂行できるため、イラクやアフガニスタンなどでの使用に適している」という。つまり“人道的な兵器”ということだ。

「光線を照射されたターゲットは、身体に火がついたように感じる」というから、実証実験もやったんだろうか・・・。と思っていたら、この記事にその実験の模様が載っている。ただし、記事を読む限りこれは“光線”というより”電磁波”というほうが正しいと思うけどね。

1月24日にジョージア州のMOODY空軍基地で行われたメディア向けのデモンストレーションでは、暴徒に見立てた群集(多分、アメリカ兵)に向けて450メートル以上離れた距離から光線を約17回照射したそうだ。

     

照射されたターゲットは2秒で54℃の熱を感じるらしいんだけど、皮膚の表面から64分の1インチの深さまでしか浸透しない波長(95-GHz millimeter)を利用しているので、表面から数インチの深さまで熱する電子レンジよりも安全で、実際に肉が焼けるわけではないというが、「今にも服から火が噴出すような感じ」がするらしい。

「弱」で使えば暖房にも使えるかも・・・。

しかしだ、当然の事ながら電子レンジと同じで照射する時間を長くしたり出力を上げたり波長を変えたりすれば簡単に強度を上げることが出来るはずで、人を燃やすどころか、灰にする事だって出来るに違いない。

きっと今回公表されたのは「ノーマル・バージョン」で、「オプション」でアップグレード版も用意されているんだろう。

既に陸・海・空全ての軍が(購入に向けて)大きな興味を示しているそうだ。その内、日本にも営業があるかも。

でも、久間防衛相には売ってくれないよ、多分。

MOODY AIR FORCE BASE, Georgia - The military's new weapon is a ray gun that shoots a beam that makes people feel as if they will catch fire.

The technology is supposed to be harmless — a non-lethal way to get enemies to drop their weapons.

Military officials say it could save the lives of innocent civilians and service members in places like Iraq and Afghanistan.

The weapon is not expected to go into production until at least 2010, but all branches of the military have expressed interest in it, officials said.

ちなみにこの新兵器、正式には「Vehicle-Mounted Active Denial System (V-MADS)」というそうだけど、技術的なこととか更に詳しく知りたい方は下記のリンクをどうぞ。

Vehicle-Mounted Active Denial System (V-MADS)  

この記事によると、空軍は今回公表されたHumveeに搭載するタイプ以外にも、航空機や戦艦に搭載するタイプも計画中とのことで、当然、更に大型で数段パワーアップしたバージョンも開発されているはずだ。

Future versions might also be used onboard planes and ships. The vehicle-mounted version will be designed to be packaged on a vehicle such as a High Mobility Multi-purpose Wheeled Vehicle (HMMWV, more commonly referred to as a Humvee). Power would be provided by a turbo-alternator and battery system. Researches say they have made technological break through on power supplies to run such weapons even when mounted on vehicles or aircraft.

■Active Denial System (Answers.com)

Controversy as to the methodology of testing, in which volunteers were asked to remove glasses, contact lenses and metallic objects that could cause hot spots, has raised concerns as to whether the device would remain true to its purpose of non-lethal temporary incapacitation if used in the field where safety precautions would not be taken. Proponents of the system claim that these tests were early in the program and part of a thorough and methodical process to demonstrate the safety and effectiveness of the technology, which has now involved more than 600 volunteer subjects and some 10,200 exposures. As safety was demonstrated in each step of the process, restrictions were removed and now, according to ADS proponents, there are no restrictions or precautions necessary for volunteers experiencing the effect.[6]

Critics cite that although the stated intent of the ADS is to be a non-lethal device designed to temporarily incapacitate, easy modifications or incorrect use by the operator could turn the ADS in to a torture device that would violate international conventions on warfare.

March 26, 2007 in Business, IRAQ, Science | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Saturday, March 24, 2007

【祝!フランス国立宇宙研究センターがUFO情報を公開】

■France opens secret UFO files covering 50 years(YAHOO NEWS

ついにというか、やっというか・・・。

フランスの国立宇宙研究センター(CNES=アメリカのNASAと同じような組織)が公的な機関としては世界で初めてとなるUFO情報のアーカイブを公開した。

しかも内容は、過去50年以上に渡ってフランス全土で収集された1600件以上のUFO情報の記録と調査・分析結果が一挙にオープンに成っている、らしい。

というのは残念ながら、このサイトは今のところフランス語ONLYなので、フランス語が不自由な僕は内容を確認したくても出来ないからなんだけど・・・(涙)。早速CNESに、「とりあえず英語版を作って下さい!」ってリクエストのメールを送ってしまった。

■世界初、UFO情報をネット公開=過去50年余の報告例―仏(livedoor NEWS

【パリ22日】フランス国立宇宙研究センター(CNES)は22日、過去50年余りにわたって得られた1600件以上の未確認飛行物体(UFO)に関する情報をウェブサイト上で公表した。科学者やUFOファンが情報を手に入れやすくするのが目的で、関係者によれば、こうした情報を公にした国は世界で初めて。≪上の写真は米空軍が明らかにした1972年にニューメキシコ州でテスト飛行した宇宙船≫

 公表したのは1954年以降のもので、未確認空中現象に関する研究団体のジャック・パトネ氏によると、中には調査に値しないものもあるが、仏全土で何千人もが目撃したケースや、着陸跡とみられる焼け焦げ、物理学の法則を無視した飛行形跡のレーダー追跡記録など重要なものも多数含まれており、約25%は具体的なデータや信頼できる目撃証言があるにもかかわらず「説明不能」とされる「タイプD」に分類されるという。

多分、今こうしている間にも世界中のUFOLOGIST達がアクセスを試みているに違いない。でも残念ながら、サイトの取り回しはお世辞にも良いとは云えない。

ちなみにナビデート用のメニューは:

  • Accueil
  • Qu'est-ce que le GEIPAN ?
  • Documentation
  • Recherche
  • Statistiques
  • Contact
  • の6つしか用意されていないし、ほとんどの情報が収納されている「Documentation 」と「Recherche 」は調査報告書とか、目撃者による供述書のPDFが山のように収められていて、とにかくダウンロードしてみないと、どんな資料なのか分からない。サーチ機能もないしな・・・。せめて画像ファイルとか別メニューにしてもらいたかった。

    まぁ、資料を公開することに意義があるということで、その辺は今後に期待しましょう。

    と思っていたら、UFO関係でもう一つニュースがあった。こっちはアメリカの政界関係者としては初めてのケースで、アリゾナ元州知事によるUFO目撃のCOMING OUTだ。

    ■'Phoenix Lights' a UFO? (CNN.COM/VIDEO)

    A former governor now says an event in the sky may have been a UFO. CNN's Gary Tuchman reports. (March 22)

    ■FORMER ARIZONA GOVERNOR NOW ADMITS SEEING UFO (CFI:PDF)

    パパ・ブッシュが大統領をやっていた時代にアリゾナ州知事を6年間勤め、ベトナム戦争に空軍パイロットとして従軍した経験を持つFife Symington氏(共和党)が、1997年の3月13日からアリゾナの空に数夜に渡って出現し、数千人に目撃され、多くの映像が記録され、後に「PHENIX LIGHTS」と呼ばれることになったUFOを目撃したことを、公式に認めたという。

    フットボール競技場をはるかに超える大きさの巨大なV字型をしていたというこの“謎の飛行物体”を目撃したサイミントン元知事は「国防総省が何か他のものだと証明しない限り、あれは地球外からやってきたUFOだと思った。」という。

    何故当時それを認めなかったのかと尋ねられて「市民にパニックを起こさせたくなかったからだ。私のような公の立場に居る人間は発言には慎重にならないと、間違いなく人々に大変な影響を与えることに成るだろうと思ったからね。」と答えている。

    その為、事件の後に行われた記者会見で彼は、わざわざキグルミのエイリアンを登場させてジョークとして笑い飛ばしてみせた。ようするに誤魔化したわけだけど、当時真相解明を求めるアリゾナ市民からは相当非難されたらしい。

    しかしそれから10年、公式には自身のUFO目撃を否定していたサイミントン氏は、その後政界から引退して現在は事業家に転進しているが、ついにその沈黙を破って「その光は非常に明るく輝いていて、素晴らしいものだった。それにあまりにも巨大で、とにかくとてもこの世のものとは思えなかった。」とCNNのインタビューで語っている。

    サイミントン氏は最新のUFO記録映画「OUT OF THE BLUE」(GOOGLE VIDEO)の中でもこの話をしているらしいし、またUFOの情報公開を求める市民グループ「COALITION FOR THE FREEDOM OF INFORMATION」にも協力しているという 。

    Google Videoで観る事が出来る「OUT OF THE BLUE」は、元々SciFiチャンネルで放送されたもののようだけど、UFOを扱ったビデオ資料としては、証言者として登場する人々の顔ぶれと経歴もアメリカ、ロシア、フランスの政府高官、軍人、科学者、宇宙飛行士、etc.、いずれも驚くばかりの面々で、4月にリリースされるというアップデート版のパッケージが非常に期待される。

    そしてその中で、1999年にリリースされ、この10年間で最も重要なUFO調査報告書として紹介されているのが、フランスの軍、科学アカデミーの最高レベルの人々が中心に成って作成し、フランスのシラク大統領とジャスパン総理大臣に提出されたという「COMETA REPORT」だ。

    In 1999 an important document was published in France entitled, UFOs and Defense: What must we be prepared for? ("Les Ovni Et La Defense: A quoi doit-on se préparer?"). This ninety-page report is the result of an in-depth study of UFOs, covering many aspects of the subject, especially questions of national defense.

    The study was carried out over several years by an independent group of former "auditors" at the Institute of Advanced Studies for National Defense, or IHEDN, and by qualified experts from various fields.

    Before its public release, it has been sent to French President Jacques Chirac and to Prime Minister Lionel Jospin.

    The report is prefaced by General Bernard Norlain of the Air Force, former Director of IHEDN, and it begins with a preamble by André Lebeau, former President of the National Center for Space Studies (Centre National D’études Spatiales), or CNES, the French equivalent of NASA.

    The group itself, collective author of the report, is an association of experts, many of whom are or have been auditors of IHEDN, and it is presided over by General Denis Letty of the Air Force, former auditor (FA) of IHEDN.

    フランス空軍のNorlain将軍による序文に始まるこのレポートは、「UFOと防衛:我々は何に備えなければならないのか?」というシリアスなタイトルが付けられていて、92ページに渡り、世界各国の政府や軍、そして民間の機関が収集した500件以上のUFO事例を基に、フランスのトップ・レベルの科学者や軍関係者によって構成されたチームが詳細に分析して評価したものだ。

    このレポートの結論は、「UFOや地球外生命体の存在は現実のものであり、また彼らの持つ技術は我々の知識や理解を遥かに超えるものである。この事実は、フランスはもちろん、地球全体の安全保障を考える上で、無視することが出来ない極めて重大な懸念をもたらすものである。」と成っている。

    残念ながらこのレポートは、フランス以外の国では出版すらされていないが、(ちなみにフランスでは、アメリカのTIME LIFEにあたるVSD社から出版された。)英語版のPDFは、ここでダウンロードできる。

    映像で見ると、オリジナルのレポートには膨大な量の写真資料も含まれているみたいだけど、残念ながらPDF版では割愛されている。

    ところで、このレポートの前文を書いているのが、今回ニュースと成った世界初の大規模なUFO情報公開を実現したフランス国立宇宙研究センターのLebeu前代表。

    ということはつまり、今回の情報公開はこの「COMETA REPORT」が基に成っていると考えてほぼ間違いないだろう。実際に、CNES du GEIPANサイトのDocumentationのトップにオリジナルのPDFが収められている。

    それにしても同時にアメリカとフランスで政府関係の組織や人物がUFO情報を公表するニュースが重なるなんて・・・。一体何が起きているというのだろうか?

    もしかしたら、いよいよ“その日”が近づいているのかもしれない。もちろん“その日”の解釈は人それぞれだけどね。

    ■参考リンク:

    【今夜のJAM THE WORLDは、フランスUFO情報公開特集】

    【マスメディアに黙殺されたアメリカのUFO/ET情報公開】

    【メキシコ空軍がUFOを撮影】

    March 24, 2007 in Current Affairs, Media, Politics, Science, Ufology | Permalink | Comments (2) | TrackBack

    Friday, March 23, 2007

    【タミフル・トラブルの闇の奥】

    タミフルの巡る最近の動きを見ていると、タミフル自体の危険性もそうだけど、やっぱり思い起こすのは、タミフルとラムズフェルド前国防長官のつながりだ。

    実はラムズフェルドは2001年にブッシュ政権に入閣するまで、タミフルのメーカーであるギリアド・サイエンシズの会長を務めていた。

    なんだかチェイニー副大統領とハリバートンの関係を彷彿とさせる話ではないか。

    Rumsfeld's growing stake in Tamiflu (CNN.COM)

    ラムズフェルド、鳥インフルエンザで大儲け(暗いニュースリンク)

    鳥インフルエンザ大流行の予測は世界の人々をパニックに陥れているが、ギリアド・サイエンシズ社の株を所有するラムズフェルド国防長官やその他政界関係者にとっては朗報だ。カリフォルニア州に本拠を構えるバイオテック企業ギリアド社は、インフルエンザ治療薬として現在世界中から注目されている『タミフル』の特許を所有している。

    1997年からブッシュ政権入閣までの2001年の間、ラムズフェルド国防長官はギリアド社の会長を務めており、現在でも同社の株を保有しているが、その評価額は500万ドルから2,500万ドルの間であることが、ラムズフェルド氏自身による連邦資産公開申告書で明らかになった。

    入閣後もギリアド社の株を保有していたので、つまり日本政府がタミフルを大量購入したことで、ラムズフェルドの懐もかなり潤ったはずだ。

    ここに来て、厚労省は遅ればせながら、ようやくタミフルと異常行動の関連性を否定する姿勢を修正したわけだが、まだその危険性について明確な結論を出したわけではない。(YOMIURI ONLINE

     インフルエンザ治療薬「タミフル」を巡る問題で、厚生労働省の辻哲夫次官は22日の定例記者会見で、タミフル服用と異常行動の因果関係について「これまで『否定的』という見解をとってきたが、虚心に検討する。今後、判断も変わりうる」と述べ、従来の見解を事実上撤回した。

     また、服用後に異常行動をとりながら死亡に至らなかった負傷事例を分析していなかったことも明らかにした。

     同省によると、転落・飛び降りなどの異常行動による負傷事例は、未成年11件、成年4件。これ以外の死亡事例8件は専門家が分析を加えるなどしていたが、負傷事例は副作用が疑われる情報の一覧表に担当者が目を通す程度だったという。医療機関から今月19日の飛び降りが20日に報告された際、過去の事例を洗い直すまで、同省安全対策課では負傷事例が15件に上ることも把握していなかった。

     辻次官は、「膨大な副作用情報が入ってくるので、死亡事例からチェックしていた。異常行動をひとくくりにして、中身を詳細に分析していなかった」と、対応のまずさを認めた。

     タミフルの副作用が疑われる情報は、2001年2月の発売以来、のべ1763件報告されており、同省は今後、このすべてを検討するという。特に精神・神経系の副作用については、服用の状況や発症の経過を専門家による審議会で詳しく調査する。

    タミフルのビジネス的な背景を考えると、政府がその危険性を簡単に認められないのは、もしかしたら政治的な配慮があるのではないかと勘ぐってしまうのだが・・・。

    とにかく日本はタミフルを大量に備蓄しているし、最大の消費国でもある。(YOMIURI ONLINE

     輸入販売元の中外製薬によると、日本のタミフルの使用量は世界で最も多い。新型インフルエンザの懸念から、海外での使用量も増えたため、現在の使用量は世界の3割程度にまで下がったが、インフルエンザが流行した2003年1月~3月にかけては、世界の使用量の約7割を占めた時期もあった。

     FDAによると、タミフル承認後、タミフルを製造したロシュの日本法人が、全国7万か所の医療機関や医師から副作用の情報を集め、この結果もFDAに報告されている。一方で、米国のタミフルによる副作用の報告が始まったのは昨年の冬からだ。

    もしかしたら、広島・長崎の原爆投下と同じように、日本人はタミフルの人体実験の実験台にされているんじゃないかという気がする。

    それにしても、今後タミフルと異常行動との間に関連性が確認されれば、それはおそらく神経生理学的な観点から検証することになるのだろうけれど、もしその因果関係が証明されれば、タミフルは間違いなく全面的に禁止に成るのだろうと思うけれど、果たして簡単にそうなるかどうか・・・。

    この問題については、「ストレイ・ドッグ」というサイトに2005年11月22日付けのエントリーで、まさに今の状況を予見する記事が掲載されている。

    その後現在に至るまでの経緯と、これからの政府の対応を検証する上で、改めてタミフルに関するこうした情報が既知のものであったのだという事実を確認しておきたい。

    タミフルの国家備蓄も米ブッシュの意向!?(情報紙「ストレイ・ドッグ」)

    ■参考リンク:

    インフルエンザの特効薬「タミフル」は信頼できるか?(SAFETY JAPAN)

    リン酸オセルタミビル(タミフル)と突然死、異常行動死との関連に関する考察(医療ビジランス研究所)

    March 23, 2007 in Business, Current Affairs, Politics, Science | Permalink | Comments (0) | TrackBack

    Wednesday, March 21, 2007

    【新セブン・シスターズの台頭】

    田中宇さんのコラム記事で「新セブン・シスターズ」というものの存在を知った。

    「セブン・シスターズ」と聞いてピンと来る人は、是非この田中さんのコラム「反米諸国に移る石油利権」を読むことをお薦めしたい。

    近代のほとんどの戦争、特に中東を舞台にした戦争の根源にあるのは、石油利権を巡る争いだというのは紛れもない事実だと思う。そしてその舞台裏には常に「セブン・シスターズ」が存在していて、それはこれからも変わらないと思っていたけれど、この記事にある「新セブン・シスターズ」の台頭は、そういう固定的な見方を変えざるを得ない、従来の世界観の再検討を迫るもので、まさにパラダイム・シフトという感じがする。

    「セブン・シスターズ」は、7社で世界の石油利権を支配しているといわれる米英の石油会社で、エクソン、シェブロン、モービル、ガルフ石油、テキサコというアメリカの5社と、ブリティッシュ・ペトロ-リアムス(BP)、ロイヤル・ダッチ・シェルというイギリス系の2社を指していた。1980-90年代の国際石油業界の再編によって、エクソンとモービルが合併し、テキサコがシェブロンに吸収され、ガルフ石油は分割されてBPとシェブロンに吸収されたことで、セブン・シスターズは4社に減った。この4社が世界の「石油利権」を握り「石油はアングロ・サクソン(米英)が支配する」というのが、これまでの常識である。

     ところが問題のFTの記事によると、今やこれらの米英の石油会社は、世界の石油利権を支配していない。米英のシスターズは、すでに「旧シスターズ」になってしまっており、代わりに欧米以外の国有石油会社が「新シスターズ」を結成し、それが世界の石油と天然ガスの利権を握るようになっているという。

     新しいセブン・シスターズとは、サウジアラビアのサウジアラムコ、ロシアのガスプロム、中国のCNPC(中国石油天然ガス集団)、イランのNIOC、ベネズエラのPDVSA、ブラジルのペトロブラス、マレーシアのペトロナスの7社である。これらは、いずれも所属する国の国営企業である。

     FT紙は、石油業界の多数の経営者たちに意見を聞いた上で、この7社を新シスターズとして選定したという。7社は合計で、世界の石油・ガスの産出量の3分の1、埋蔵量の3分の1を握っている。これに対して旧シスターズの4社は、保有油田が枯渇傾向にあるため、今では産出量の1割、埋蔵量の3%しか持っていない。

     旧シスターズは、ガソリン、軽油、石油化学製品など、業界の川下の加工品分野を握り続けているため、企業としての収益率は新シスターズより高い。だが、企業価値を表す株式の時価発行総額で見ると、1位はエクソン・モービルが維持しているものの、2位と3位は、BPとシェルが落ち、代わりにガスプロムとCNPCが上昇して取って代わった。

     国連の国際エネルギー機関によると、これまでの30年間に新たに開発された油田・ガス田の40%は旧シスターズ管轄下の欧米諸国に存在していたが、今後40年間に開発予定の油田・ガス田の90%は新シスターズが強い発展途上国に存在している。

     FTによると、こうした変化を踏まえ、世界のエネルギー業界のルールは、これまで旧シスターズが決めていた状況から、新シスターズが結束して決める状況に、すでに転換している。新シスターズの台頭の背景にあるのは、発展途上国での資源ナショナリズムの勃興で、以前からのその動きが、最近になって石油覇権の移転というかたちで結実したのだとFTは分析している。

    March 21, 2007 in Business, IRAN, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

    Tuesday, March 20, 2007

    【僕がSecond Lifeにハマレナイ理由】

    ちょうど一ヶ月ぐらい前のJAM THE WORLDのゲストに、デジタルハリウッド大学・大学院の杉山知之学長をゲストにお迎えして、巷で俄かに脚光を浴びているという「Second Life」についてお話を伺った。

    実は僕、RPGとかネットワーク・ゲームとかにはどうしても興味が持てなくて、この「セカンドライフ」の事も全く知らなかったんだけど、知り合いの伊藤譲一もやっているっていうし、杉山先生の話を聞いているうちに興味が沸いてきて、放送終了後に帰宅早々、実際にアプリをダウンロードして体験してみたんだ。

    まあ初めてという事もあり、専用アプリをダウンロードしてから、立ち上げて操作方法を色々と勉強してあちこちウロついているうちに、アッという間に小一時間が過ぎてしまい、慌てて現実に戻ってきたんだけど・・・。

    で、それ以来一度も思い出すこともなければ、アプリを立ち上げようという気も起きず、結局そのままに成っていたんだけど、そこで目に付いたのが先々週3月7日にリリースされたITmedia Newsの「Second Life“不”人気、7つの理由」という記事

    僕がなんとなく感じていたことを、実に上手くまとめてくれていて、まさに“我が意を得たり!”という感じで読ませてもらった。

    まあ、僕の場合は単にSecond LifeのGUIが生理的に受け付けないという理由が一番大きいんだけど、この記事で上げられている7つのポイントは、どれも非常に共感&納得できるものだ。

    「自分の番組で紹介しておきながら何だッ!」と云われても仕方がないけれど、僕はReal Lifeで充分。わざわざSecond Lifeで時間を浪費する気には成れないというのが、正直な感想かな・・・。

    March 20, 2007 in Media, Web Culture, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

    Saturday, March 10, 2007

    【アメリカによる従軍慰安婦問題キャンペーン】

    カリフォルニア選出のマイク・ホンダ議員が下院に提出した例の決議案。

    REP. HONDA CALLS ON JAPAN TO APOLOGIZE FOR WWII EXPLOITATION OF ‘COMFORT WOMEN’

    この手の決議案は昨年の4月にも出されていたけれど、可決はされなかった。

    その際に議会には資料としてこの問題の調査報告書が提出されていたのだけれど、その報告書は基本的に日本の主張や対応を認める内容だった。

    米国外交当局の視点から見た「慰安婦」問題:議会調査局報告・解説

    でも今回はどうも様子が違う気がする。

    それにしても、右往左往する安倍首相の対応のまずさは国益を犯しかねない、というか、既に国益を損なっているといって良いかもしれない。

    ■安倍首相の慰安婦問題発言 米国で止まらぬ波紋(asahi.com

     8日付のニューヨーク・タイムズ紙は、1面に「日本の性の奴隷問題、『否定』で古傷が開く」と見出しのついた記事を載せた。中面に続く長いもので、安倍首相の強制性を否定する発言が元従軍慰安婦の怒りを改めてかっている様子を伝えた。同紙は6日にも、安倍発言を批判し、日本の国会に「率直な謝罪と十分な公的補償」を表明するよう求める社説を掲げたばかりだ。

     ロサンゼルス・タイムズ紙も6日に「日本はこの恥から逃げることはできない」と題する大学教授の論文を掲載し、翌7日付の社説では「この問題を修復する最も適任は天皇本人だ」と書いた。

     今回の慰安婦問題浮上の直接のきっかけとなった米下院外交委員会の決議案をめぐっては、安倍首相が1日「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と発言したのを受けて支持が広がっている。

     05年末までホワイトハウスでアジア問題を扱っていたグリーン前国家安全保障会議上級アジア部長は、「先週、何人かの下院議員に働きかけ決議案への反対を取り付けたが、(安倍発言の後)今週になったら全員が賛成に回ってしまった」と語る。米国務省も今週に入り、議員に対し日本の取り組みを説明するのをやめたという。

    当然の事ながら、中国や北朝鮮、韓国もこぞって日本非難の大合唱に参加している。

    もちろん、先日の6カ国協議の結果もそうだけど、拉致問題を優先課題に掲げてきた日本にとって、この問題が日本の主張を弱めることに成るのは間違いない。

    がしかし、アメリカにも少しはまともな意見をいう人が居るようだ。

    ■「慰安婦決議案は愚か」 米シンクタンク所長(Sankei WEB

     1977年に設立されて以来、草の根の保守主義運動と結びついて連邦議会の動向を研究しているシンクタンクの「自由議会財団」のマリオン・ハリソン所長は20日、同財団のウェブサイトに「愚かさは議会の責務か」と題する論文を発表し、議会下院にカリフォルニア州選出のマイク・ホンダ議員が中心となって提出した「日本軍が第二次大戦中、若い女性を性的奴隷へと強制したことに対し現在の日本政府がそれを認め、謝り、歴史的な責任を受け入れることを求める」とする決議案を「宣伝を狙った米国の傲慢さの無意味な示威だ」と批判した。

     同論文は同決議案がばかげている理由として(1)米国の政府も議会も日本政府への管轄権を持っていない(2)日米関係への悪影響(3)米国議会は税制、移民、ミサイル防衛、社会福祉など、その管轄下の取り組むべき重要課題があまりに多い(4)同趣旨の決議案は議会の前会期に失敗している(5)日本の首相が2001年に慰安婦問題で謝罪の書簡を出している-などという諸点をあげた。

    とはいえ、この問題を巡って安倍首相や政府関係者が発言すればするほど、そして真相解明の為の議論が活発に成れば成るほど、その真意とは関わりなく、結果的に日本は自ら国際的にダーティーなイメージを喧伝することになってしまう。

    反論しても悪者。謝罪しても悪者に成る。日本にダメージを与えようとする勢力にとっては非常に効率的な方法だし、極東アジアの外交政策を日本抜きで進めようという動きなのかもしれない。

    「戦後レジームからの脱却」を掲げて登場した安倍首相は、この状況にどう対処するのか?

    どうやら訪米の要請を2回も断って先にアジア歴訪を断行した安倍首相に対する、アメリカのお仕置きはいよいよ本格的に成ってきたようだ。

    March 10, 2007 | Permalink | Comments (1) | TrackBack

    Thursday, March 08, 2007

    【ロシアのジャーナリスト 謎の死】

    ■'Russian arms' journalist buried (BBC NEWS)

    ロシアによるシリアとイランに対する武器輸出計画を調査していたジャーナリスト、イアン・サフロノフ氏(51)の自殺が、そのタイミングと状況からみて暗殺ではないかとの憶測を呼んでいる。

    そのロシアでは、1996年以降、実に88人ものジャーナリストがプロの殺し屋に殺害されていて、今回の自殺も、謀殺の可能性が高い。

    Safronov, a military affairs writer, fell from a fifth-floor window on Friday at the Moscow apartment block where he lived.

    His newspaper said at the time of his death he was investigating reports of alleged Russian plans to sell sophisticated missiles to Iran and fighter jets to Syria, via Belarus.

    Prosecutors quoted by Russian media say they are investigating the possibility that he was "driven to suicide".

    報道の安全性を調査している国際機関は、「ロシアは報道に関わる者にとって、イラクに次いで危険な場所に成っている。」と断定している。

    ロシア政府当局にとって不都合な報道を行うことは、まさに命懸けの仕事だというこの状況は、「戦争と同じぐらい危険」だという。

    In a separate report, the International News Safety Institute (INSI) concluded that Russia is the second most deadliest place for journalists, after Iraq.

    According to INSI, in the last 10 years, 88 journalists were killed in Russia, the most common cause of these deaths being contract murders.

    また、The International Federation of Journalist (IFJ)によると、1993年以降、ロシアで殺されたジャーナリストやメディアに関わるスタッフの人数は少なくとも255人にも上り、その内、プーチン大統領が政権に就いてから発生した約40件の殺人については、未だにその実態が解明されていない。(IFJ)

    The international spotlight has focused on the dangers that Russian journalists face after the assassination of investigative journalist Anna Politkovskaya in Moscow on October 7. Her death was one of four killings of media workers in Russia in 2006 that added to at least another 255 killings of journalists and media staff in Russia since 1993. Many of these have been explained, but since President Vladimir Putin came to power around 40 killings of journalists have taken place and none of them have been satisfactorily resolved.

    【ロシアより愛を籠めて:プーチンのラブレターは放射性物質】

    March 8, 2007 in Current Affairs, Media, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack