先日の報道では、年内にもアメリカ産牛肉輸入が再開されそうだ。生後20ヶ月以下の牛肉のみがその対象となる。国内の牛丼関連株は、値上がりし、牛丼復活の日も近くなりそうだ。
牛肉輸入に関してそもそももめたのは、牛の「全頭検査と同等の安全性」が確認できるかどうかが焦点だったはずで、5月には、食品安全委員会が「生後20ヶ月以下の牛は検査をしなくても危険性は変わらない」とし、そのままこの結論が、輸入再開のよりどころとなっている(米国は当初30ヶ月以下の牛の輸入をするようにという意見だった)。
危険部意を除いた生後20ヶ月以下の牛をどのように見分けるのかという点では、少なくとも国内に輸入される牛に関しては、全頭検査しかないように思われるのだけども、アメリカでは、科学的根拠を盾にして全頭検査には消極的になっている。年齢について、アメリカでは、出生証明と肉質で判断するようだ。
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