昨日、当財団が実行委員会事務局を勤めさせていただいた「第5回バチカンより日本へ 祈りのレクエイム日本公演2017」の最終公演が東急文化村オーチャードホールで開催されました。
このコンサートは、イタリア在住のテノール歌手、榛葉昌寛さんが3.11の鎮魂と復興を祈念するコンサートとして企画プロデュースされたもので、2013年にバチカンで開催された第1回目から今年で5回目に成ります。
今回も、バチカン政府を代表してフランチェスコ・モンテリーズィ枢機卿がツアーに帯同され、3月15日の掛川市公演(榛葉さんの生まれ故郷)を皮切りに、広島、札幌、仙台、石巻、各地でバチカンからのメッセージと共に鎮魂の祈りを捧げ、昨夜の東京公演がフィナーレと成りました。
メインの演目であるモーツアルトのレクエイム全曲は60分にも及ぶ大作ですが、イタリアが誇るロッシーニ歌劇場管弦楽団の素晴らしいパフォーマンスに加え、個人的にはソプラノのエリーザ・バルボさんの美しい歌声に心洗われ癒されました。(バルボさんお姿もとても美しいので、うっとり見惚れていたというべきか…)
お陰さまで大盛況のうちに終えることが出来ましたが、このコンサートの実現に向けて、榛葉さんの呼びかけに応えて奔走された関係者の皆さま、そして本公演に御支援いただいた各協賛企業の皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
そしてもちろん、企画から運営さらには出演まで、一人何役もこなして孤軍奮闘された榛葉さん、本当にお疲れ様でした!
Orchestra Sinfonica G. Rossini
Daniele Agiman (Conductor)
Elisa Balbo (Soprano)
Sandra Buongrazio (Mezo Soprano)
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