当財団がお手伝いしているバチカン図書館のデジタル・アーカイブ・プロジェクト「DIGITA VATICANA」。2015年にスタートして早くも3年が経過しました。
15世半ば、ローマ教皇ニコラウス5世によって設立されたバチカン教皇庁図書館。そこには、2500年以上の歴史を経た膨大な蔵書や文書、美術的価値の高い装飾写本などが厳重に保管されています。
まさに「人類の資産」とも言うべきその貴重な資料を、誰もが閲覧できるデジタルアーカイブとして残したい。バチカン図書館に収蔵されている貴重な手書きのマニュスクリプト約8万冊を、超高画質でデジタル化して永久保存することを目的としたこのプロジェクト、これまで約16,000ページ(2018年7月)のスキャンニングが完了しアーカイブされています。
アーカイブされたデータは、オンラインで無料で閲覧することが出来ます。
http://www.digitavaticana.org/?lang=ja
そしてなんと、このプロジェクトを支えているのは日本の先端技術と優れたノウハウなのです。世界有数のSIカンパニーであるNTTデータが、バチカン図書館からスキャンニングからアーカイブまでの一連の業務全般を委託され行っています。
この歴史的なプロジェクトに貴方も参加しませんか?
上記のページで、僅か「€5」から御寄附いただくことが可能です。是非ともお力添えください!