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Monday, September 29, 2003

【小泉 vs. 菅 国会論戦 やっぱり”政治はプロレスに似ている”?】

■ついに始まった注目の”解散国会”。まずは小泉vs.菅のバトルだったけど、初戦は菅さんの勝ちかな?

鋭く突っ込む菅民主党党首に対して、声はでかいけれど相変わらず目新しい内容の無い小泉ソーリの空虚な答弁。国会中継を見ていて、この人が日本のトップなんだと思うとほんとに悲しく成ってくる。

イラク問題や北朝鮮問題、高速道路公団や郵政改革、デフレ対策雇用対策などなど、菅さんの質問には正面から答えず、肝心のところに成ると彼が「小泉内閣は官主導ではない!」と威勢良くバッサリ切ってみせた官僚が作成したメモに目を落として棒読みし、その後も民主党ほか野党党首の質問の時は居眠りしてるのが画面に思いっきりズームアップされてた!!この不真面目さは一体何なんだろう?もう総裁選で全国民(実際は自民党員のみ)の信任を受けて、総選挙は「勝ったも同然」と思っているのだろうか?甘いぜ、純一郎!

それにしても、国会の論戦は”生中継”に限る。僕はいつものように仕事をしながら一部始終を観ていたのだけれど、夕方以降に放送されたニュースはいずれも抜粋のみ。それもどちらかというと威勢の良い小泉ソーリの発言シーンがメインで、野党の発言や肝心の質問部分はほとんど割愛されていた。これじゃゴール・シーンだけダイジェストしたサッカーの試合映像と同じで、その戦いの本質は全く伝わってこない。全ての格闘技は”プロセス”が大切なのに・・・・。

2年5か月前の就任以来、小泉ソーリの答弁はその”正義漢っぽい”イメージとは裏腹に実に巧妙且つ不誠実で、答弁を求められた質問内容に正面から答えることはほとんどない。また、論点の摺り替えや、意表をつく論法(「イラクで大量破壊兵器が見つからないといって、それじゃフセインが見つからないからフセインは居なかったと言えるのか?」などが代表的)を駆使して結局は何も言質を取られない。言っていることと実際にやっていることの違いは詭弁を以って無かったことにする(「公約を守らなかったといって、この程度のことは大した事ではない!」)。そしていよいよ都合が悪く成ると「イラクのどこが非戦闘地域かと今言われても、そんなこと私が知る訳が無い!」とか、「(イラクで自衛隊員は)もしかしたら殺されるかも知れないし、殺すかも知れない!」とか、も〜スンゴイ迫力で逆切れする。

最近は彼を”人事の天才”とか”政界の手品師”とか評する大物政治家が居るけれど、ある意味では”屁理屈の天才”、あるいは”詭弁の手品師”であることは確かだ。


Posted at 02:14 PM

September 29, 2003 in Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

【スポーツとファッションのオシャレ関係:サッカーと野球の場合】

■ファッション業界も注目するサッカー選手。で、野球はどうなの?

ちょっと前に某男性ファッション雑誌で、サッカー選手のファッションがモード界で無視出来ないトレンドだという特集があった。確かに今や名実共に世界的なファッション・リーダー?になったベッカムは云うまでもなく、サッカー選手達のファッションはかなりイケテルように見える。

ファッションといっても、もちろん仕事着であるユニフォーム姿ではなくて、プライベートな時の装いが注目されているんだけど、例えば、いつもトンガリ系のブランドに身を包み成田に降り立つヒデ・ナカータの写真は必ず女性週刊誌に掲載される。大抵はかなり”勘違いしたモーホー”っぽい感じで決して褒められたもんじゃないんだけれど、それでも全身ベルサーチでコテコテの桑田や、日本プロ野球界にまだ居た頃の新庄よりはマトモな気がする。そういう意味では、少なくともファッション雑誌に番長清原のプライベート・ファッションが紹介される事は”ネバー無い”だろう。

「スポーツ選手と言えば普段着はジャージ、またはゴルフウエア」という常識は今や通用しない。メディアで存在感を示すためにプライベートのファッションでアピールすることは、プロのアスリートにとって大変重要である事は言うまでもない。現役のときはチームのマネージメントから見て、よりお金が集めやすい選手という価値をもつし、その選手のルックス次第では引退後のメディア露出度=収入も違ってくるというものだ。もし同じ成績の選手が二人いたとすると、ルックスが良い方を選ぶのがスポンサーとしては当たり前のこと。だからスポーツマンにとって普段からお肌のお手入れと最新のヘアカット(ヘアカラー?)はとっても大切なのよ~ん。

サッカー選手に関してはヒデ・ナカータのお陰で、いつも異様にブットイネクタイしていたキング・カズが番張ってた頃に比べて格段にレベルが上がったようだけど、それにしても野球選手のプライベート・ファッションはなんだって大抵あんなにダサダサなんだろう??スーツ姿は何故か異様に明るい色使いやヒカリモノ、または大胆なまでに目立つ柄模様が主流で、かなり硬派なヘアスタイルと相まって一見ほとんど「”アッチ系”の方ですか~?」状態の近寄りがたいオーラ出してるし、カジュアルだって”ゴルフ帰り”としか解釈しようのないコーディネート。ひょっとしたら野球界独自のドレスコードでもあんのか?っていうぐらい、皆さんイメージ的には統一されている。ある種の「仲間意識」なのかね~。

こうなると、あとはアメリカ生活で「ファッション・センスがさらに洗練された(と本人が思っている?)」新庄がプロ野球界のNEWファッション・リーダーとして日本に復帰してくれる事を祈るしかない・・・。

Posted at 02:08 PM

September 29, 2003 in Sports | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Saturday, September 27, 2003

【ジャイアンツの伝統?】

■原監督突然の辞任劇は「伝統の巨人軍」ブランドの凋落を表す

ちなみに私は子供の頃、巨人軍が大好きだった。

その頃はまだ「東京ドーム」ではなく、「後楽園球場」だったし、ベンチには現役の長嶋と王が居てON砲と呼ばれていた。いわゆる「巨人、大鵬、卵焼き」世代、といえば年齢が判ってしまうが・・・。そんな私は、長嶋が退任して以来、このところジャイアンツには大して興味はなく、なんとなくニュースを見ている程度だったのだが、今年のジャイアンツの戦いぶりにはシーズン途中から漠然とした違和感というか、寂寞とした印象を持っていた。

そもそもの始まりは松井の大リーグ移籍だった。ジャイアンツといえば、日本のプロ野球の開祖といってもよい元祖家元的存在で、なんせチーム名に「軍」が付いているぐらいだから、正に泣く子も黙る威厳と伝統に彩られたチームだったのだが、それだけにヤンチャ坊主がそのまま大きく成ったような選手が多い野球界において、業界トップとしての自負と自信に満ちたブランドであり、そこに帰属するものは「球界の頂点」に居るプライドを精神的にも物理的にも感じることが出来る、そんな存在だったのだ。

つまるところ、日本のプロ野球界に属する者は、多かれ少なかれ「ほんとはジャイアンツに入りたい。」気持ちがあったし、そしてそれが或る種の究極のゴールでもあったのだ。

「巨人軍選手たるもの紳士たれ。」という標語は、そうした背景から醸し出されたものだったのだ。

そんなジャイアンツの、しかもトップ・プレイヤーだった松井選手がFA権を行使してNYヤンキーズに移籍が決まった瞬間に、この「究極のゴール」としてのチーム・ブランドは、たかだか「ローカルな日本国内リーグの一チームに過ぎない」というポジションに下落してしまった。

聞くところによると、原監督は今シーズンが始まる前に、ジャイアンツの選手達に対して「松井箝口令」なるものを発令したと云う・・・。ようするに「メディアに松井のことを聞かれても語るな。」ということだが、ただでさえ元々リーグの頂点に立っていた現役選手が、結局はその地位に満足すること無く、そのさらに上のクラス=大リーグを目指し、更に移籍先での歓待ぶりや、その後に見せた活躍ぶりは連日新聞やTVのトップニュース扱いに成った訳で、瞬く間に”松井”の名はローカル・ブランドからグローバル(アメリカン?)ブランド”MATSUI"に変ぼうしたのだ。この松井の姿は、おそらく昨年までベンチを共にしていた選手達にとってみれば羨望の的であったに違いない。

今までも野茂や石井、イチローなどなど、各々日本野球界で一定以上の評価と実績を持った選手が大リーグに移籍して活躍していたし、それに「そこそこ」の選手と思われた新庄までもが予想外の活躍を見せるように成り、日本のプロ野球のレベルの高さは既に実証されていた。

しかし、彼等はいずれも日本球界のシンボルである巨人軍に属していた訳ではなく、そういう意味では相変わらず日本球界のトップはジャイアンツ、という事実に変わりはなかったのだ。

ところが、そのジャイアンツの看板スターが大リーグに、しかも正真正銘アメリカのベースボール界における輝かしい伝統の保持者であるヤンキーズへ移籍し、そしてその松井が事あるごとに「ここに居られる事は光栄です。」だの「尊敬する選手の仲間に成れて本当に嬉しいです。」だの、なんだか「おのぼりさん状態」の発言をすればするほど、昨年までのチームメート達は思わず寂しく成ってしまったに違いない。ようするに自分達は「その程度」のチームだということを、間接的に云われているのと同じだから・・・。

しかも、表向きは松井に関して「やっぱり彼は素晴らしい」とか「羨ましい」とか「実は妬ましい」などという気持ちは、おくびにも出してはいけないのだ。去年は日本一に成ったし、それなりにギャラも高いし、外を歩けばそこそこチヤホヤしてくれるし、やっぱり「栄光のジャイアンツ」であることに自然と慣れ親しんでいた彼等は、多分松井の活躍を見るにつけ、そんな鬱屈した気持ちを抱いていたに違いない。

「上には上がある」事を否応なく認識してしまった彼等には、もう既に業界トップとしてのプライドを保持する意味合いも動機も無く、日本プロ野球界というローカルなリーグでシコシコと仕事をこなしていくのがやっとだったのだろう。今年のジャイアンツには、そんなダウンな雰囲気が漂っていた。

そんなチームを率いていた原監督は、これまた栄光のジャイアンツにとって「生え抜きのエリート」であり、監督に成るべくして成った人物だ。

昨年も、就任早々日本一を決めてしまい、きっと彼自身も内心「ヤッパリ俺って凄い」と思った事だろう。しかし、昨年の成績は何と云ってもそれまで長嶋監督が築き上げて来た資産を相続したに過ぎず、原自身の実績と呼ぶ事はとても出来るものではなかった。

そんな彼が、いまだに引退しない老害的存在の「ナベツネ爺」から、今年の戦績の腑甲斐無さをなじられ叱咤された時(と伝えられているのが本当だとすると)、原の中ではもはや守るべき矜持は己のプライドだけに成ってしまったとしても、彼を責める事は出来ないだろう。

巨大な時代錯誤と権威主義の固まりで、あたかも天皇のごとき振る舞いを恥じる事すらないこのクソジジイ状態のナベツネ氏は、原のプライドを粉砕する事で結果的には「伝統と栄光のジャイアンツ」というブランド価値を見事に破壊してしまったのだ。

いずれにしても、ブランド価値を失ったジャイアンツは来シーズン以降、試合中継の視聴率低迷 とライセンス商品の売上減益という事態を避けることは出来ないだろう。いや、本当のファンだったら、そういう形でフロントに対する意思表示をしても良いのではないか?

この業界においては、チーム運営が企業活動である以上、オーナーと監督は上司と部下の関係から逃れる事が出来ないわけだが、正にオーナー(フロント)と監督の人間関係を構造改革する事によって予想を遥かに超える変貌を遂げた阪神タイガースに比べると、今回の原辞任劇はあまりに好対照であり、常勝軍団としての読売巨人軍の凋落を感じさせて余りある出来事として長く記憶に留めることに成るだろう。

野中 英紀

Posted at 02:59 PM

September 27, 2003 in Sports | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Friday, September 26, 2003

【民主党は政権を取れるのか?】

■民主党と自由党が合体することで小泉政権には一定の圧力がかかることに成るかもしれないけれど・・・。

やくみつる氏がいみじくも命名した「モー娘。内閣」=小泉政権。

小泉ソーリを支持しているのは60代以上の女性が多いとのこと。日本の国是とか景気とか一切関係なく、小泉=“つんく”によってリニューアルされた第二次小泉政権は、単なるルックスに魅せられたワイドショー指向の自民党支持者には人気かもしれないけど、11月に予定されている総選挙は別の問題。本当に国民の信任を得ることが出来るかどうかは、まだ判らないでしょう、やっぱり。

このあと3年も小泉が政権担当をする、というのは日本にとって絶望的な状況なのに、日本国民はホントみんなマゾなんじゃないの??株価はアノ森政権の時の半分しかないんだぜ~っ!しかも、今の景気低迷傾向は、これまで10年間で13名もの腰掛け総理を排出して来た自民党の伝統的な失政が原因なのに、誰もそれを追求しない。ちょっとメディア向けに新人登用したからって、政治が変わる訳無いでしょう。

ポピュリズムを原動力にしている小泉さんには、やっぱり総選挙でマットウナ選挙民の冷徹な禊を受けてもらうしか無いよね。ほんとは権力闘争が三度の飯より好きらしい小泉君、君はもう退場だ~!

野中 英紀

Posted at 09:48 PM

September 26, 2003 in Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack