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【松井の落選で論争を呼ぶ新人賞の定義】

■松井がメジャー新人賞に落選した。このことをきっかけに、アメリカでは“新人賞”の定義を巡って論争が起きている。

既に報じられている通り、松井の得票はわずか4票およばず、受賞を逃した。

“大リーグは10日、最優秀新人賞(新人王)を発表、ア・リーグはロイヤルズのアンヘル・ベロア遊撃手(25)が選出された。ヤンキースの松井秀喜外野手(29)は小差で及ばず、95年の野茂英雄投手(ドジャース)、00年の佐々木主浩投手、01年のイチロー外野手(ともにマリナーズ)に続く日本選手4人目の受賞はならなかった。”
松井は受賞したベロア選手を上回る成績を上げていたのだが、今回は9月以来関係者間で議論されていた『松井に新人の資格があるのか?』という声が影響したとも言われる。これまで、日本のプロ野球で活躍した大ベテランの野茂や佐々木、イチローは新人賞を獲っているのに、何故今回に限って松井に物言いがついたのだろうか?肯定的な見方をすれば、日本のプロ野球のレベルの高さが認められた、ということもあるかもしれない。
“AP電は松井に票を入れなかった2人の記者の談話を報じている。レッドソックス担当の記者は「松井は伝統的な意味合いでの新人ではない。大リーグは新人の定義を見直すべきだ」。ツインズ担当の記者は「松井の経験を加味しないことは、日本のリーグを侮辱することになると思う」と日本の野球を評価した。”
しかし、一方で大リーグにおける新人の定義はあくまで『大リーグ1年生』ということなので、そうだとすればやはり『何故だ?』という人も出てくる。中でも声が大きいのはヤンキーズのオーナーのスタインブレナー氏だ。
“同オーナーのやり玉にあがっているのは、3選手連記の投票にいずれも松井の名前を入れなかった記者2人。「見当違いの記者2人は新人の資格をでっち上げ、賞を獲得すべき候補者を不適格者とした」。記者のうちの一人が「松井は賞の精神から言ってルーキーではない」と語っていることにもかみつき「賞の精神だと? 新人王はジャッキー・ロビンソン賞とも言うんじゃないのか」。ロビンソン氏は黒人リーグでプレー後、ドジャースで活躍し、47年に最初の新人王に輝いた。同オーナーは、松井もロビンソンと同様、大リーグ入り前にプロリーグでプレーしていても新人と見なせ、と訴える。”
ということはつまり、日本のプロ野球はかつての黒人リーグと同じという意味?なんて余計なツッコミ入れる人は誰も居ない。

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