【ローン・ガンメンのエピソード#1について】
Monday, November 03, 2003
■X-FILEのスピンオフ・プロジェクトである、『ローン・ガンメン』のエピソード#1が再放送された。
最初に見たときは特に気が付かなかったけど、再放送を見てちょっとギョッとした。そのエピソードの中で描かれている政府の陰謀とは・・・主人公であるローンガンメンの三人はある事件がきっかけで国防総省のメインフレームにハッキングして"SINARIO_12D"というテロ対策用の“ゲーム”を発見する。このゲームのシナリオは『ボストン行きの民間機をリモート・コントロールで乗っ取り、視覚的効果を上げる為にアメリカの象徴であるNYワールド・トレード・センターに乗客もろとも突っ込ませる』というもの。
しかも実はこれゲームではなく、冷戦が終了して在庫を抱え停滞する軍事産業と、その産業に結びついているある政府機関が、反米勢力による大規模なテロを演出しアメリカ政府にそうした国々への報復的攻撃を促す為に企てている本物の作戦実行ファイルだ、というものだ。
ちなみに、番組ではこのテロ行為、ローンガンメンの活躍で未然に防がれるのだが、このエピソードがアメリカで最初に放映されたのは2001年3月4日(同番組のオフィシャル・サイトより)のこと。9.11より半年以上も前に放送されたこの番組、実際の事件とあまりにも重なるこのシナリオは偶然にしては出来すぎていて気味が悪い。あるいはこれもX-FILE同様、真実のリークの一環か?それとも、ひょっとしたらこのシナリオからヒントを得て・・・。
■関連リンク: 【ローンガンメン#1のネタ元?】
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