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Saturday, January 10, 2004

【火星有人飛行は“第三の選択”へのプロローグ】

■この間このエントリーと1月6日に放送したJAM THE WORLDの中で、「火星探査機SPIRITの着陸成功のニュースを受けてNASAのサイトを見てたら、“第三の選択”の話を思い出した。」っていう話をしてたんだけど・・・。

この“第三の選択”のポイントは『地球環境問題が深刻になる2020年ごろまでに火星へ1万人の選別された人類を移住させる』という“ノアの箱舟”まがいの計画が、実は1970年代から秘密裏に進められているという部分。半分冗談のつもりだったんだけど、ナントいうタイミングか!ブッシュが月面基地と火星有人飛行計画を再開するという発表を近々に行うというニュースがリリースされた。

この“第三の選択”はフィクションの形をとっているし、内容もいわゆる陰謀として紹介されることが多い。でも中身にはかなりリアリティーがある。詳細はこのリンクに本の見出しがのっているので参照してもらうとして、まあ簡単にいうと地球環境が温暖化やオゾンホールや異常気象や人口爆発や食糧不足やなんやらで壊滅状態になり、とっても住みにくくなるので、それまでに火星を改造(テラ・フォーミング。故カール・せーガン教授が考案)して空気と水を作って居住可能な状態にし、1万人程度の人間を選別して移住させるという話なんだけど・・・。

その火星移住計画の中に、今回ブッシュが発表する『月面基地』が出てくる。ようするに、月面に基地を作ってそこから火星へ出発するという計画で、これなんかモロ”第三の選択”そのもの!問題はこの計画にはお金が滅茶苦茶かかるし、火星に移住することが出来る人数が限られているので全ての計画はその他大勢の一般人に決して知られないように秘密裏に進められるという部分で、これが陰謀史家にとって陰謀論を展開する絶好の根拠になっている。

そうした陰謀史家によればアポロ計画もバイキングもスペースシャトルも全て表向きのプロジェクトで、そのプロジェクト名目で費用を国家予算化して、裏でこのスペースコロニー計画が着々と進められているということなんだけど、ちなみにブッシュが発表するこの新宇宙計画の予算は100兆円(!)だそうな。そんな巨額の資金を誰が負担するのか?火星移住計画が真実かどうかは別として、ブッシュのこの発表には多分相当な反発が起きるんじゃないだろうか。

なんて思ってたら、さっきCNNでこの件をもう議論してた。「それだけの金を使う意義があるのか?」、「もっと身近な問題(ガンやAIDSの撲滅とか教育とか貧困を無くすとか)に使うべきじゃないか?」という批判に対して科学専門のCNNキャスターが「宇宙計画の過程で生まれる新しい技術が民間に転用される。」だとか、「もし中国が月に行ったり、火星に旗を立てたりしたら、あなたは堪えられますか?」なんて訳のわからん言い訳をしていた。ましてもしこの選民計画が真実だとしたら、一体誰の為に?・・・。“事実は小説より奇なり”っていうし、どうも怪しい。僕はまだ選ばれていないので絶対反対します(笑)。

January 10, 2004 in Current Affairs, Politics, Science | Permalink

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Comments

Taraoさん:

確かにブッシュが“第三の選択”のリーダーだったら、ロクな奴は選ばれないのでは?と思ってしまいます。(笑)

もっとも、ブッシュですら恐らく誰かのDecoyで単なる番頭さんでしょうから、彼が選ぶことに成るというのはネバー無いでしょう。

それにしても、「Mission to Mars」もそうだし、それからシュワルツネッガーの「Total Recall」もそうだし、火星人?あるいは火星の古代文明をテーマにした映画って多いですよね。

例のThe FACEがきっかけで、火星とエジプトを結びつける宇宙考古学研究者も居たりするし・・・。火星に人間が抱く妄想?ないしは憧憬は一体何処からくるのか、それ自体が不思議です。

Posted by: a-key at Jan 11, 2004 5:04:24 PM

最近”misson to mars”という映画を観て、
僕もちょうど”第三の選択”を思い出した事がありました。

ブッシュの新宇宙計画といい、あの頃の空想が日々現実に
近づいている現状に、喜んでいいのか悪いのか…

僕も選ばれるまでは絶対反対します!
中国が先に行っても堪えられますし(笑)、
ブッシュがリーダーの”第三の選択”じゃちょっと…

Posted by: Tarao at Jan 10, 2004 11:27:42 PM

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