【ジャネット・ジャクソン スーパーボールでスーパー・ブーイング】
Tuesday, February 03, 2004
■ジャネット・ジャクソンがスーパーボールのハーフタイム・ショーへ出演。しかし結果はスーパー・ブーイングの嵐と成った・・・。
4年ぶりのステージ登場ということで“実質的には再デビュー”といわれていたこのハーフタイム・ショー。毎年いわゆる“BIG ARTIST”が出演することで知られているが、今年は何故かジャネット・ジャクソン。このところ、ジャクソンといえばマイコーの裁判沙汰で目立っていたけど、「そういえばジャネットも居たよね~。」みたいな感じになってたもんね。
とにかく、久々の登場ということで気合が入っていたんでしょう。このショーをプロデュースしたMTVのサイトでも事前に「ジャネットにショッキングな瞬間あり」と予告された注目のステージで、ジャネットはナント!パフォーマンスとしてデュエットの相手であるジャスティンに右胸の覆いを剥ぎ取らせてバストをさらけ出す、という演出をかましたのであります!
しかも、このジャネットの胸、よく見ると先っちょに何か光るものが・・・・。
"Oh~My GOOOD!!"
ビックリしたのは全米で夕飯時に和気あいあいスーパーボールをテレビ観戦していたアメリカン・ファミリーの皆さん。(多分、中には馬鹿でかいモニターで観ていた人も居るだろう・・・・)思わず食べ物を喉に詰まらせてむせ返ってしまった人が推定で200万人ぐらい居るという(ウソ)。
この演出に芸人魂を賭けたジャネットの気合とは裏腹に、CBSには放送直後から猛烈な抗議が殺到!そしてNFLのトップも激怒のコメント発表!う~ん、ジャネットも今度ばかりはちょっと滑っちゃったみたいだね。御愁傷様。でもこれ、実はラトーヤだったりして・・・。
情報元: DRUDGE REPORT
■追記
この事件、思ったより波紋が広がっている。あまりのブーイングの凄さにジャネット本人は早々に謝罪のビデオ会見を発表したけれど、それでもバッシングが収まる気配はない。
政府までもが怒り心頭だ。連邦通信委員会(FCC)のマイケル・パウエル委員長は「下品で嘆かわしい行為で、一大行事が汚された」と一喝。ショーを担当したMTV、放送したCBS各系列局を「迅速かつ徹底的に調査する」と厳粛に宣言した。各局に2万7500ドル(約290万円)の罰金を科すことを検討し、さらには放送権の剥奪まで視野に入れていることをも示唆した。FCC(連邦通信委員会)が調査に乗り出すとか、ホワイトハウスまで批難の声をあげるなんて・・・。もっと批難すべきことがあるだろ~(怒)!と思うのは僕だけか?
出演が予定されていたグラミー賞からも、結局ジャネットは締め出されることになったようだ。
Janet was set to introduce the Luther Vandross Tribute at the Grammys, but CBS has allegedly rescinded the invitation.“弱り目に祟り目”とはこのことか。衣装を剥ぎ取ったジャスティンもとんだトバッチリを食らって迷惑顔だ。
あの程度の露出で、ここまで問題になるのならリオのカーニバルはどうなんだ?あれだって世界中の人が見ているし、日本でもあのお堅いNHKですら“パイオツモロ出し映像”平気で放送してるじゃないか。ジャネットのオッパイだけが特別なのか?そてともビーチク・ピアスが嫌われたのか?
僕はブッシュの軍歴詐称とか大量破壊兵器詐欺疑惑とか、何かと政府にとって都合の悪いニュースが噴出しているなかで、マイコーの時と同じく、ジャネットもメディアの煙幕に利用されているのではないかと勘ぐってしまう。
■参考リンク: 【ジャネット事件のディープ・インパクト】
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