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Wednesday, February 18, 2004

【牛肉の安全 やっぱり全頭検査しかない!】

■「牛肉の安全 全頭検査しかない」 異常プリオンの発見者がアメリカ政府を批判YOMIURI ON-LINE

アメリカの農務省は昨年末に発見されたBSE感染牛は、歩行困難な症状を見せていた「へたり牛」であると発表していたが、調査の結果普通の牛だった可能性が高いという報告が昨日あった。

 アメリカ下院の小委員会は17日、アメリカ最初のBSE感染牛が、正常に歩くことのできない、いわゆる「へたり牛」ではなかった可能性があると指摘する書簡をベネマン農務長官に送った。(日本テレビ
既にアメリカではカナダから輸入された牛の追跡調査が出来なかったことを理由に調査の打ち切りを決定している。この措置に対して日本は「日本と同等の検査体制=全頭検査」を求めてきたが、アメリカは「全頭検査には科学的根拠がない」と突っぱねてきた。

このアメリカ政府の対応について、批判しているのは日本政府だけではない。

BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)などの病原体「異常プリオン」を発見し、1997年にノーベル生理学・医学賞を受賞したスタンリー・プルシナー米カリフォルニア大教授=写真=が、先月末開かれた米下院の食品安全に関する会議に出席。「牛の異常プリオンは人間に感染しうる。欧州では、異常プリオンに汚染された牛肉や牛肉加工食品を食べた150人以上の若者らが死亡している」とBSEの危険性を強調。「今後も食品へのプリオン汚染はなくならないだろう」との懸念を示した。

 そのうえで、「日本が行っているような牛の全頭検査のみが、牛肉の安全性を確保し、消費者の信頼を回復することになる」と発言、「米国がなぜ、全頭検査の採用に消極的なのか理解できない」と米国の食肉政策を非難した。さらに「地上で最も繁栄した国の人々は、汚染のない肉を食べる権利を持っているはずだ」と続け、政府に全頭検査の早期導入を求めた。

しかしアメリカで全頭検査を導入するには700億~900億円の費用がかかるという理由で、米国政府は全頭検査に消極的だ。牛丼ファンの人にとっては酷な話かもしれないけれど、米国産牛肉の禁輸措置は予想以上に長期化するかもしれない。

February 18, 2004 in Economy, Food and Drink, Politics | Permalink

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Comments

牛丼は、酒や煙草のように「依存性」のある食品だったからこそ、牛丼の営業が成り立っていたのではと。身近な範囲で、牛丼をやめた店舗にはウソのように人影が消えていた。その人たちはどこへ行ったのだろうか。そして耐え続けることができるのだろうか。

もうひとつの疑問は、本当に安全な食品はあるのかという逆説的なとらえ方。安全な食材であっても扱い方が悪ければ食中毒につながるし、もっとつきつめていえば、毎日毎食牛丼を食べていて健康が維持できるのか。だから、どちらかというと、個人個人の食生活への志向の範囲かもしれないということ。

今後の社会現象を予測して、先の「依存性」があるとしたら、今度の選挙のとき“牛丼党”が登場するとそこからは多数の議員が当選するかもしれい。それから、長期化することで特別融資が有効に機能せず新たな不正につながらないか心配でもある。あとは、米騒動ならぬ牛丼騒動がおきるかもしれない。対米政治より国内政治の方に思わぬ反動がでるのでは…(あはは)

Posted by: 野猫 at Feb 20, 2004 8:53:47 PM