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Thursday, April 01, 2004

【関西電力によるアメリカへの劣化ウランの無償譲渡】

■まさか・・・これが巡り巡ってアメリカの劣化ウラン弾の材料に使われているなんて事、ないだろうな?

2001年6月の衆議院でのやりとり。質問者は衆議院議員北川れん子(社民党)。

関西電力によるアメリカへの劣化ウランの無償譲渡に関する質問主意書

関西電力は四月二五日、市民団体との交渉の場で、劣化ウランの「所有権」を、濃縮役務を委託しているアメリカ合衆国・ウラン濃縮会社(以下、USEC社)に「無償で移転」しているという事実を明らかにした。また無償譲渡の理由については、「いらないもの」だからとしている。

さらにこの質問によると。

アメリカUSEC社のパデューカ濃縮工場およびポーツマス濃縮工場の劣化ウランから劣化ウラン弾が製造されていることは、通信社・ロイターが二○○一年一月二○日に報じるなど周知の事実である。関西電力が無償譲渡した劣化ウランが兵器の材料として使用されている可能性は否定できない。したがって、関西電力によるアメリカへの劣化ウランの譲渡は、原子力基本法第二条に定める基本方針「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限」る規定に反し、先に述べた政府の武器輸出三原則および憲法の平和原則にも背反するのではないか。
この質問に対する答弁書によれば、「(劣化ウランを譲渡された)米国USEC社からは、関西電力株式会社から委託されたウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランを劣化ウラン弾の製造のために使用したことはない旨の説明を得ている。」というけど、誰か確認したのか?

それに劣化ウランって、他にどんな使い道があるんだ?

原子力委員会長期利用計画策定会議第二分科会報告(平成一二年六月五日)は、「ウラン濃縮に伴い発生する劣化ウラン」を、「将来の高速増殖炉等」で「利用」する核燃料物質と位置づけている。
“将来の”っていうことは、今はどっかに保存してあるわけ?

■参考リンク: 
劣化ウラン弾の惨状を訴えるFLASH
NO DU(劣化ウラン弾禁止) ヒロシマ・プロジェクト
低気温のエクスタシーbyはなゆー

April 1, 2004 in Politics | Permalink

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Comments

Spookyさん、貴重なコメントありがとう!

政府の答弁書によると、関西電力から劣化ウランを無償譲渡された(あるいは未だにされている)米国USEC社の「劣化ウラン弾の製造には使っていない。」という説明をそのまま鵜呑みにしているようですが、大体蓄積しておくだけでもコストがかかるんだろうし、目の前に材料があるのに使わないわけがない、と考えるのが普通だと思うんですけどね。

もしそうだとすると、日本は在日米軍に思いやり予算で支援するだけに留まらず、占領軍に参加し、なおかつ劣化ウラン弾の原材料を供給している、ということになります。まさに二重三重の意味で、アメリカによる侵略戦争の共犯です。まあ、小泉総理にその意識は微塵もないでしょうが・・・。

Posted by: a-key at Apr 6, 2004 2:54:50 AM

劣化ウランは本来はお金をかけて安全に保管、廃棄しなければならない廃棄物で、発電所にとっては資産と言うよりはやっかいなゴミです。
この劣化ウランを兵器として再利用できればコストも削減できて一石二鳥と開発されたのが劣化ウラン弾だという話を聞いたことがあります。おまけにその使用済みの放射性廃棄物は敵地に置き去りにすればいいわけですからね。ドイツや日本のようにタングステンを使えばより安全に劣化ウランと同等の強度を実現できるらしいのですが、タダ同然で手に入る劣化ウランに比べてあまりにもコストがかかるのでアメリカは劣化ウランの方を使うわけです。
非常に硬いので敵戦車の装甲をサクサク貫通するらしいのですが、その際劣化ウランは激しい摩擦(金属製の装甲を金属製の弾丸が貫通するわけですから)によって一瞬で蒸発(気化)して大量の放射能が空気中に放出され、大気や土壌がかなり広範囲に汚染されるらしいです。
また、その硬さを買われて弾丸だけでなく戦車などの装甲にも使われているみたいなので、関電の劣化ウランは装甲の方に使われたのかもしれないですね。強度を高めるために航空機の部品にも使われます。今でも使われてるかどうかはわからないですけど民間の旅客機にも使われていたみたいですよ。

Posted by: spooky at Apr 2, 2004 10:46:01 AM

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