« 【膨張する米の戦場ビジネス】 | Main | 【“ダ・ヴィンチ・コード”を読んだ】 »

Tuesday, June 01, 2004

【米副大統領はイラク復興事業の元締め】

■米副大統領がイラク石油事業発注に関与? (asahi.com

チェイニー副大統領がイラク戦争の復興ビジネスに深く関与していることは既に色んな書籍などで取り上げられていて良く知られた話だから、別に今さらという気もしないではないけれど、タイム誌のようなメディアが取り上げることで政治問題に発展する可能性はある。

日本を含む今の占領軍(有志連合軍)に参加している国々は、イラクの復興事業という巨大プロジェクトに入札する権利を得る為にアメリカに追従していることは明らかで、その胴元をやっているのはチェイニーのような戦場ビジネスのアウトソースを推進するビジネスマン達だ。

以前、NHK-BSの特番で、ハリバートンは受託した事業の多くを更に下請けに出しているが、その金額は3分の1から4分の1ということで、同社は何もしないで復興予算の3分の2を利益として懐に入れているというドキュメンタリーをやっていた。

彼等が戦争のスーパーゼネコンと呼ばれる所以だけれど、さすがに軍内部からもハリバートンの請求金額が高すぎることに対する批判が出て、以下の記事にあるとおり、一部の事業については他の企業へ契約を付け替えたりしているけれど、一番おいしいところは相変わらずそのままのようだ。

 31日発売の米タイム誌(電子版)は、チェイニー米副大統領が最高経営責任者(CEO)を務めていたエネルギー大手ハリバートン社が米国防総省からイラクの石油関連事業の発注を受けた際、チェイニー氏が関与していたことを疑わせる電子メールを入手したと報じた。同社のイラク復興事業受注にからんでは不正疑惑が相次いで浮上しており、副大統領の関与も指摘されてきた。今回の報道が事実とすれば政治問題になりそうだ。

 同誌によると、電子メールは陸軍工兵隊当局者が03年3月5日付で発信したもので、イラク復興事業の一つである数十億ドルの石油関連事業について記している。

 メールによると、ファイス国防次官が「石油関連事業を履行する権限」を上司のウォルフォウィッツ国防副長官から得たとしている。ファイス次官は「ホワイトハウスに明日報告することを条件に」契約内容について了承しており、「契約に関して副大統領事務所と調整済みなので、何も問題は起きないだろう」と記している。その3日後には陸軍工兵隊が契約をハリバートンに発注したという。

 副大統領スポークスマンはタイム誌に対して、「(00年以来)副大統領はハリバートンを含むいかなる企業への発注にも関与していない」と答え疑惑を強く否定。国防総省スポークスマンもメールの趣旨について、「ハリバートンに単独発注する際には議論が予想されるため、副大統領事務所のスタッフに注意を促したかった」と説明した。

 ハリバートン社は米政府からイラク復興関連でガソリンなどの燃料輸入や米軍基地への給食提供、軍需補給業務など多額の発注を受けている。しかし、契約額が高すぎるため、水増し請求した疑いが指摘され、国防総省が調査を開始。3月にはガソリン燃料輸入に関するハリバートン社との契約を撤回し、他社と新契約を結んでいる。


June 1, 2004 in Current Affairs, Economy, Politics | Permalink

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a00d834553e4469e200d8353a2cda69e2

Listed below are links to weblogs that reference 【米副大統領はイラク復興事業の元締め】:

Comments