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Saturday, October 09, 2004

【もう始まってるアメリカ大統領選挙】

■不正が横行するアメリカ大統領選挙 (田中宇の国際ニュース解説

ブッシュ大統領の再選に向けて強力な援軍となり得る“電子投票システム”については、かなり前から問題に成っていたが、その警鐘を早くから鳴らしつづけてきた田中さんの最新コラムを読むと、事態は大方の予想通りの方向(しかも悪い方)に進んでいるようだ。

それにしても歴史始まって以来初めて行われる電子投票による大統領選挙・・・。全体の3分の1もの有権者が電子的に投票することになるわけで、万が一何か起きたらその結果に与える影響は計り知れない。

何が起きるか判らないし、何かトンでもないことが起きても全然おかしくはない。でも、実際にその“何か”が起きたとしても、もしかしたら僕達は全く気が付かないかもしれない。

日本もここ数年は森政権の置き土産である「e-Japan」構想の実現に向けて懸命に走っている最中だし、ここは一つ『他山の石』として事態の進捗状況をシッカリと見届けるとしよう。

 前回2000年の大統領選挙では、フロリダ州などで、紙に穴を開ける「バタフライ方式」などの旧式の投票システムが、誰に投票したのか判読しがたい票をたくさん作ってしまった反省から、タッチスクリーン方式のコンピューターによる投票機を使ったシステムに転換する選挙区が増えている。

 だが、この投票機はバタフライ方式よりもっとひどい間違いを起こす可能性があり、選挙不正もやりやすいという指摘があちこちから出ている。電子投票機による投票では多くの場合、紙(投票用紙)に結果を出力することをしないため、コンピューター上で不正が行われた疑いを持たれた場合でも、再開票を行うことができず、不正の「やり得」になってしまう。

 タッチスクリーン方式の電子投票機に重大な欠陥があり、不正が行えてしまうということは、アメリカでは以前から問題になっている。私も昨年8月に「アメリカで大規模な選挙不正が行われている?」という記事を書いた。だが、その後も問題は改善されないまま、11月2日の大統領選挙では投票者の3分の1近くが電子投票機を使って投票することになっている。

 アメリカの電子投票機の主なメーカーは、全米で5万台が普及しているディーボルド、3万台が普及しているES&S、それからセコイアの3社で、このうち昨年プログラムに致命的な欠陥があるとされたのは最大シェアを持つディーボルドの投票機だった。

 ディーボルドとES&Sは2社合計で全米のシェアの80%を持っているが、2社は同じ創設者によって作られ、初期の大株主は福音派キリスト教(キリスト教原理主義、主に共和党を支持)とつながりが深いアーマンソン家(Ahmanson)という一族の人々だった。その後、共和党の上院議員チャック・ヘーゲルが経営している会社などが2社の大株主になっている。これらのことから、投票機メーカーが選挙不正に関与するとしたら、それは共和党を有利にするためだろうと民主党の支持者たちから懸念されている。(関連記事

October 9, 2004 in Politics | Permalink

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