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Wednesday, June 29, 2005

P2Pソフトはどうなるのか?

■米最高裁、P2P企業の法的責任認める逆転判決 (ITmedia News)

P2Pソフトの開発者にとって歴史的なターニングポイントとなる判決が下された。

約1年前、日本でもWinnyの開発者が著作権法違反ほう助の容疑で逮捕され、ネット技術の進化やネット利用者の利便性に対する著作権者の保護という、なかなか相容れない観点からこの問題が議論されてきた。

今回のアメリカ最高裁の判決は、相当大きなインパクト。まさにP2Pソフト関連企業にとって存亡の危機になるという見方もある。

おりしも、日本ではWinnyのウイルスによる情報漏えいなどの事件が続発し、P2Pのダークサイドばかりが注目される状況と成っているけれど、このアメリカの判決は今後日本の司法判断にどのような影響を与えるのだろうか?

June 29, 2005 in Economy, Media, Politics, Web Culture, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Monday, June 27, 2005

PRINCE LIVE AT THE ALADDIN LAS VEGAS

プリンスのライブ、しかもラスベガス!? と思って侮ってはいけない。

久々に素晴らしいプリンスのライブ・パフォーマンスだ。

Prince スリーブを見たときは、ずいぶん地味な選曲だなと思って何となく心配だったのに、観たら納得。

今時、J. BROWNのダンス・トリックを真顔でやれる奴が世界に何人居るだろうか?しかもメシオ・パーカーまで出てきちゃう。

ライブなのに、ドラムキットが完全にアイソレートされているからか、低音域の分離が異常に良い。そのせいか、ベースのお姉ちゃんがやたらと頼もしい。音声トラックも潔くPCM48Kしか用意されていない。擬似的なサラウンド・ミックスは一切無し。

星の王子様みたいな格好しているプリンスは、一昔前のコスチュームより少しだけ好ましい。しかし相変わらずのエロさ加減だ。

僕が最初に彼のライブを観たのは1980年ボストンのKENMORE SQAREの地下にある小さなクラブ。彼のアルバム”DIRTY MIND”がリリースされた頃だった。まだバンドにはWENDYとLISAが在籍していた第一次黄金期だ。

彼は当時のアルバム・ジャケットそのままに、ステージの最後にはビキニのブリーフだけになり、プロのストリッパー並に腰を振って会場中の女共と男共をヒーヒー云わせていた。

でもギグ自体はそのエロさが霞むほど相当良くて、当時彼がLITTLE MICK JAGGERと呼ばれていたのを思い出す。

このDVDは彼が相変わらず凄いアーティストなんだということを、そしてしばらく観ないうちに、予想以上に進化していることを思い知らされる。そんな、これぞプリンスなパフォーマンスが満載。

しまいにはLED ZEPPELINの"WHOLE LOTTA LOVE"までやっちゃうんだから・・・。しかも、そのプリンスのジミーペイジ振りたるや、オマージュにしては真に迫りすぎていて恐るべし。

しかもフランク・ザッパやマーチン・ルーサー・キングなんかもアイコン的に登場して、RAGEばりの人種差別主義へのアッパーカットもカマシツツ、もうバンド・サウンドとしてはタフというレベルを超えてラジカルな領域まで行っちゃってます。

陳腐な言い方かも知れないけれど、シリアスにFUNKYでJAZZでしかもJIMIHEN系と呼べる作品。笑いながら泣けます。

June 27, 2005 in Music | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Saturday, June 25, 2005

アメリカで二例目の狂牛病BSE感染牛が陽性確定

■それでもアメリカの牛は安全?(CNN.COM)

「でも皆さん、御安心を!この牛は食用には回っていないので人的な健康被害の影響はありませんから。」

「アメリカの構築したファイアーウォールが有効であることが見事に証明されて勇気付けられますッ!」と自画自賛している農務省長官。

しかしね~、いくら安全だと云われても、信用できるはずがない。

2003年の一例目はカナダからの輸入牛だったといわれている。けれど、トレーサビリティが完備されていないアメリカでは、今回の牛が何処で産まれて何月齢だったのか、正確に知る者はおそらく居ない。

牛丼ファンには嫌なニュースだろうけど、こうなるとすます軽々に輸入再開してはいけないと思う。

WASHINGTON (AP) -- Tests have confirmed mad cow disease in a U.S. cow previously cleared of having the brain wasting illness, the Agriculture Department said Friday. It is the second case of mad cow disease in the United States.

Human health was not at risk, Agriculture Secretary Mike Johanns said. The animal was a "downer," meaning it was unable to walk. Such animals are banned from the food supply.

An internationally recognized laboratory in Weybridge, England, confirmed the case of mad cow disease after U.S. tests produced conflicting results, Johanns said.

New tests were ordered two weeks ago. Those results came back positive, leading officials to seek confirmation from the Weybridge lab. The department also performed more tests at its lab in Ames, Iowa.

The first case confirmed in the U.S. was in December 2003, a dairy cow imported from Canada.

"I am encouraged that our interlocking safeguards are working exactly as intended," Johanns said.

"This animal was blocked from entering the food supply because of the firewalls we have in place. Americans have every reason to continue to be confident in the safety of our beef," he said.

Copyright 2005 The Associated Press.

June 25, 2005 in Ecology, Economy, Food and Drink, Politics | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Sunday, June 19, 2005

ジェスチャーでマインド・コントロール

■バーチャル・エージェントでマインド・コントロール (HotWired Japan)

エージェントは説得の際、唇を動かし、瞬きもして、リアルに頷いたり頭を揺らしたりする。しかし、被験者には知らされないが、この頭や顔の動きはランダムではなかった。半数のセッションでは、コンピューターは、きっかり4秒遅れで、被験者の動きを正確に真似るようにプログラムされていたのだ。たとえば、被験者が考え込むように首をかしげたり、15度の角度で顔を上げたりすると、コンピューターのエージェントも4秒後にこれと同じ動きをした。

その結果(PDFファイル)――『サイコロジカル・サイエンス』誌の8月号に掲載される予定――は驚くべきものだった。まず、69人の被験者のうち、真似されていることに気づいたのはわずか8人だった(そのうち1人は、実際には真似されていなかった被験者だった)。それ以外の被験者では、身振りを真似するエージェントの方が、他人の動きを記録したエージェントよりも好ましく、友好的で、面白く、誠実で、説得力があると評価された。また、真似をする話し手のほうが、被験者の注意を強く引き付け、被験者が視線をそらす頻度も少なかった。そして最も意義深いことに、被験者たちは、身分証の携行義務の問題について、真似をするエージェントの考え方に同調する傾向が強かった。

そういえば・・・、昔からこれと似たような話はあったような気がする。対話している相手と同じジェスチャーをすれば、精神的に同調する、Passiveに成るという話。

 人は、話している最中に相手の身振りを忠実に真似ると、誠実な印象や好感を相手に与えられる――心理学者や営業マンは、これを「カメレオン効果」(chameleon effect)と呼ぶ。

無意識に使っている人も居るだろうけれども、この記事は、ビジネス・ワールドに蔓延るあの都市伝説を裏付けて余りある。噂は本当だったのだ。

当然、これからバーチャル・エージェントとか、エンジェルとかコンセルジェとか、セラピストとかドクターとか、そういったキャラクターをプログラムしようとすると、この機能は必須に成るんじゃないだろうか。

June 19, 2005 in Science | Permalink | Comments (0) | TrackBack