« 【YOHJI YAMAMOTO+ADIDAS=Y-3】 | Main | 【ドクター・ムーグが亡くなった】 »

Wednesday, August 10, 2005

【良く分かる『郵政民営化』の争点】

■郵政民営化の何が争点なのか、明快に分かる解説がリリースされた。

僕が購読しているメール・マガジンの一つに『ビジネス知識源:成功原理と実践原則』というのがある。昨日、この最新号が発行されたんだけど、そのテーマが“郵政民営化”だ。

結果的に小泉総理の自民党内権力闘争の具と成ってしまった感の有るこの郵政民営化法案。でも正直言って、賛成派の話を聞いても、反対派の話を聞いても、一体何が本当の争点なのかサッパリ分からない。

一生懸命理解しようと思って国会中継も時間の許す限り観ていたんだけど、やっぱり言語明瞭意味不明状態。小泉総理の答弁は結局のところ「民間に出来ることは民間に。何で郵政だけが民間にやらせちゃいけないんですか!?」というフレーズに終始したし、特に肝心の法案立案責任者である竹中さんの答弁は専門家にしか理解できない難解な代物だった。

これは新聞各紙を読んでも同じ事で、仕事柄出来るだけ色んな媒体に目を通すようにしてるんだけど、どうも今ひとつピンと来なかった。そんなところに届いたこのメルマガ。何気に読んでみたら物凄く明快で分かりやすく要点をまとめてくれている。

今度の総選挙は、多分自民党半小泉勢力も含めて、野党勢力はこれまで4年4ヶ月の小泉構造改革の総括というスタンスで争ってくるだろうから、小泉総理の思惑と反して必ずしも郵政民営化で争点を一本化できるような状況ではない。

ほとんど“小泉組の出入り”と化して、間違いなく感情的・情緒的な対立が前面に出てくるだろうと思われる総選挙。でもここは約500億円もの税金を選挙費用という形で使うことになるんだから、納税者としては冷静に判断しなければならない。

それにしてもこの問題の本質が分からないことには判断のしようがない。というわけで、本当に小泉総理が言っている通り、構造改革の本丸として郵政民営化の是非を総選挙という形で問うほどの意味があるのかどうか・・・。

少なくともこの記事を読む限り、日本の財政状態は郵政改革ごときではどうにもならない崖っぷちに来てしまっている。構造改革そのものには誰も反対できない。しかし、それでも不要不急の郵政改革を先頭に持ってくる小泉流の改革路線をあと二年も継続させるべきなのか?関心の有る人にはお勧めです。

   <Vol.212 :緊急号:郵政民有化解散

【目次】

 1.予想していたことと実際の展開のズレ
 2.政府案
 3.民主党の反対
 4.問題の焦点
 5.郵貯・簡保が国債を売却すれば
 6.資金を民間に回すという政策は可能か?
 7.郵貯・簡保資金は民間では使えない
 8.金利高騰の臨界点が近い

August 10, 2005 in Economy, Politics, Weblogs | Permalink

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a00d834553e4469e200d834b1ba5669e2

Listed below are links to weblogs that reference 【良く分かる『郵政民営化』の争点】:

Comments

はじめまして!いつも火曜日は車の中できかせて頂いてます。
なるほど、いまいち理解していなかった郵政民営化、とてもよく分かりました。早速わたしも登録してみようと思います....!

Posted by: hide at Aug 18, 2005 1:21:14 AM