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Saturday, February 25, 2006

【インフルエンザさまさま】

■インフルエンザに罹ってしまった・・・

今だから言えることなんだけど、実は不覚にも生まれて初めて本格的にインフルエンザに罹ってしまい、といってもお陰様でもう完治したんだけどね。

キッカケは2月8日のこと。今年は例年にも増して風邪が流行っているってことで、普段人混みに出るときはに必ず常備しているユニチャームの「超立体マスク」をしていたんだけど、その日に限ってマスクをせずに東横線で自由が丘から渋谷に向かっていたのだが、昼過ぎということもあって比較的空いていたその車内で、ちょうど目の前のシルバーシートに座ってたお婆さんが突然堰を切ったようにハゲシク咳き込み始め・・・。

瞬時になんか軽くヤバイ感じがしたので、とっさに回避行動(というか2メートルぐらい車内を移動しただけ)を取ったんだけど、ど~もその後から鼻の奥がムズムズし始めて、渋谷で打ち合わせをしている最中に今度は喉の奥に違和感を感じ始めて「軽くヤバイ感じ」は「確実にヤバイ」という確信に至った。

打ち合わせが終わると早々に等々力に取って返してイソジンで念入りにウガイを敢行するも違和感はなくならない。「あのクソババアのせいだ・・・。」と東横線で乗り合わせた老婦人の顔が脳裏に浮かぶ。

念のためにと思って、戸棚の奥にしまってあったパブロンを飲んでから、大事を取って夜更かしせずに大人しく就寝したのだが、翌朝目が覚めると久々にアノ風邪を引いてしまった時の自覚症状のオンパレード。鼻水は出るは喉は痛いは身体の節々はバキバキと悲鳴を上げるはという状況で、しかたなくまたパブロンを飲むも全く症状は改善しない。

それどころか、普段はせいぜい36℃ぐらいしかない体温が、5時間ぐらいの間にミルミル39℃から40℃近くまで上がっていくではないかッ!株じゃないんだからこんなに急に上がっても嬉しくも何ともない。

身体は燃え上がるように熱いのに寒気で震えが止まらない。ベッドで一人ウンウンうなりながら「これってもしかしてインフルエンザかも?」という不安がよぎったが、根っからの病院嫌いなので「もう少し様子を見よう」と蛮勇を奮って更にベッドにしがみ付く。

しかし翌朝、「これはもうパブロンどころではない。」と観念してタクシーで近くの小倉病院に駆け込んだ。もう熱でフラフラして待合室のベンチに座っているのも辛い。

で、やっと先生に診てもらったんだけど、早々にインフルエンザの検査に回されて待つこと約15分。再び診察室に呼ばれると先生がマスク越しに「あ~野中さんインフルエンザA型、出ちゃいましたね。」「これ、タミフル出しときますからね。あの有名なやつ。テレビで観てるでしょう?とにかく五日間のみ続けてください。」

「まあ飲み始めてから2~3日で熱は下がってきますけど、その後も排菌しますからゼッタイに人と会わないように。」(“排菌”という言葉を聞いたのは初めてのことで、最初は何を言っているのか分からなかった。)

「エ~先生!それって一切外出禁止ってことですか?」と聞くと、「まあそうですね。もちろん家の中でも誰とも接触しないでください。他人にうつしちゃったら滅茶苦茶怨まれますよ~。」なんていうではないか。

ちょうどタミフルを飲み終わる五日後の夜にはJAMの生放送があるので、日程的にはギリギリな感じだったが、もうとにかく観念して治療に専念するしかないと決心して自室に篭ることにした。セルフ隔離である。

薬局でタミフルもらって「これがあの話題のタミフルか・・」なんてちょっと嬉しかったりして?もう頭は完全に熱でバカに成っている。

ところがタミフル飲んでも解熱剤飲んでも一向に熱は下がらない。食欲はゼロ。とにかく異様に汗をかくので枕元にはアップルジュースを2リットル。あっという間に飲みきってしまう。

悪寒と体中の痛さは相変わらず。冗談抜きに一呼吸一呼吸が苦しくて、七転八倒とはこの事かと実感。こりゃ体力ない人はゼッタイ死ぬ。マジで軽い臨死体験。(ちなみにホントの臨死体験は小学校5年生の時に交通事故で経験済み)

まあしかし、地獄の二日間を過ぎると医者の言ってた通りにストンと熱が下がってホッとした。でもまだ平熱というわけにはいかず、体力も相当消耗してしまったのでひたすらベッドで耐えるのみだったんだけど、お陰で溜まっていた本を一気に読破できた。

でも今回久しぶりに病気らしい病気で思ったのは、月並みだけどホントに健康で居る事の大切さだ。そんなこともあって、新聞の広告欄で見かけた「病気にならない生き方」って本を早速アマゾンで取り寄せて読んでみた。

書いてあることは、実は大昔ボストンに居た頃にはまった「マクロビオティック」で勧めている食養と全く同じだったんだけど、しばらくぶりにそういう視点から改めて振り返ってみると、最近の自分の食生活とかライフスタイルとか、結構身体に悪いことだらけで反省しきり。

で気がついてみたらタバコが吸えなくなっていた。もうそろそろ止めようかなとは思っていたんだけど、インフルエンザのお陰でちょっと得したのは、約一週間の断食断酒禁煙で、結果的に短期間で強烈にデトックス出来たせいか無理なく禁煙できたことと、あと3キロぐらいダイエットできたことかな。

そういう意味では、「インフルエンザさまさま」なのであった。

February 25, 2006 in Books, Current Affairs, Science | Permalink

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