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Friday, November 17, 2006

【狂犬病の症状はまるでホラー】

■36年ぶり狂犬病発症、京都の男性が比でかまれ重体 (Yomiuri Online

 厚労省によると、男性はフィリピン滞在中の8月末、野良犬に手をかまれ、11月1日に帰国。9日に風邪のような症状が出て、京都市内の病院を受診。

 その後、幻覚症状、水や風を怖がるなど狂犬病特有の症状が出た。国立感染症研究所が調べたところ、男性の唾液(だえき)から狂犬病ウイルスが見つかった。

 国内で犬にかまれて狂犬病を発症した人は、55年以来おらず、狂犬病の犬も57年以降見つかっていない。

狂犬病に罹ると「水が怖くなる」って初めて知ったので、ちょっと調べてみたら、毎年全世界で約5万人も死亡しているって言うし、症状は激烈で治療法は無いから致死率は100%だっていうし、しかも日本、オセアニア、イギリス以外は流行地域だっていうからビックリ。

 世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3万5,000~5万人が狂犬病によって死亡している(図1)。狂犬病はアジアでの発生が大部分で、アジア、アフリカでは狂犬病のイヌから多く感染している。また、南米では、吸血コウモリによる家畜の狂犬病が経済的な被害を及ぼしている。北米およびヨーロッパ等ではヒトの狂犬病は少ないが、アライグマ、スカンク、キツネ、コウモリ等の野生動物の狂犬病を根絶できないでいる。(IDWR:国立感染症研究所

症状の現れ方


 潜伏期は通常20~90日ですが、1年以上たったのちに発症する例もあります。典型例では、はじめに傷痕の痛み・かゆみ、頭痛、発熱があり、倦怠感、筋痛、疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐、咽頭痛、空咳等の感冒様症状ではじまる。

 脳炎症状は不安や興奮、運動過多、不安狂躁から始まり、呼吸困難感、錯乱、幻覚、攻撃性、食べ物をのみ込めない、水を飲もうとすると喉の筋肉のけいれんが起こってつらいため水を避ける症状(恐水(きょうすい)症状)が現れます。

 また、物音や光などの刺激によっても容易にけいれんが起こります。発症後3~5日で呼吸不全、犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、大量のヨダレをながし、昏睡、呼吸麻痺が起き死亡します。

 一方、麻痺が中心となる病型があり、このタイプは背部の痛みで発症し、咬まれた創の付近から麻痺が進行して呼吸や嚥下(えんげ)ができなくなり、延髄(えんずい)が侵されて呼吸停止となります。

November 17, 2006 in Science | Permalink

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Tracked on Nov 17, 2006 10:28:01 PM

Comments

ひさしぶりにお邪魔します。

英語ではそのままhydrophobia、「恐水病」という病名が一般的みたいですね。でも致死率100%とは恐ろしいですね(ラテン語起源のrabiesという呼び名もありますが)。

最近、結核罹患率も横ばい状態だったのが微増に転じたり、また多剤耐性菌による院内感染事例も多く報告されていたりと、恐いのは癌や糖尿病ばかりではないですね…(嘆息)。

Posted by: Curragh at Nov 20, 2006 1:45:10 AM