【オバマ大統領就任100日目と新型インフルエンザ】
Wednesday, April 29, 2009
■ The 44th President First 100 days (CNNPolitics.com)
まったくどういう巡り会わせなのか?
4月29日に就任100日目を迎えるオバマ大統領。国民とのハネムーンの期間が終わって、大統領として最初の評価が下される節目。
本来は、次々に打った政策の成果を国民にアピールしたいところだったろう。
そもそも、就任早々サブプライム爆弾の後始末で四苦八苦しているところに、今度は新型インフルエンザのアウトブレークなんて、まるで「24」みたいな展開というと不謹慎かも知れないけれど、「マーフィーの法則」そのものだ。
■ World battles swine flu as death toll rises
■ Swine Flu Outbreak (World Map)
考えてみると、サブプライム問題だって、結構いつ破裂するか分からない、という予測をする人たちが、少数派だったけれど数年前から居たし、警告もされていた。
にも関わらず、恐れていた事は現実となり、想定を遥かに超える未曾有の事態に我々は成すすべもない。
新型インフルエンザも同じで、突然変異をきっかけに、一旦感染が爆発すると抑止できなくなって、最終的にはパンデミックに発展するという可能性が何年も前から指摘されてきた。
【豚インフルエンザってナニ?】もしも、このままの勢いで感染が拡大してパンデミック(フェーズ6)なんてことに成れば、感染の拡大に対応が追いつかずに、結果、移動の自由をはじめとする日常生活はもちろんのこと、通常の経済活動や物流活動が一切不可能になる。
そうなると「100年に一度」程度では、とても済まない、サブプライム以上の規模の混乱状態に成るのは必至だろう。
とにかく、我々人類が免疫を持たないウィルスが、目には見えないけれどそこらじゅうにウヨウヨと漂っている、しかも突然変異を繰り返しながら・・・・というサスペンスフルな精神状態が、感染が収束するまでしばらくの間続くのは間違いない。
これまで各国が連携して打ち出してきた数々の景気対策が、効果を上げるか上げないかという微妙な時期に起きた、新型インフルエンザの発生はいかにもタイミングが悪すぎる。
しばらくの間は、文字通り課題山積で出口の見えない日々が続きそうな気配だけど、あまりにもネガティブな情報や予測には惑わされないように、とくかく出来る限り正確な情報を入手することを心がけようと思う。
新型インフルエンザや鳥インフルエンザなど、次々と現れる新しい病気が気になりますね。。。
何かしらいやな予感…
Posted by: jin | Wednesday, October 21, 2009 at 11:29 PM