■昨日放送したJAM THE WORLDのゲストはファッション・デザイナーの大御所、クールビズの仕掛け人でもある菊池武夫さん
菊池さんとは、かれこれ2年ぶりの再会。相変わらずいつお会いしてもカッコ良い。
僕も出来ることなら、菊池さんのように歳を重ねたいと思う、憧れの大先輩である。
世の中的にはアンチエイジングがトレンドだけれども、菊池さんを見ていると「歳を取るのも悪くないなぁ。」な~んて思えてくる。
「菊池さんというと“元祖、チョイワルオヤジ”ですよね!」なんていうと怒られるかと思ったら、案外御本人も「そうそう・・、僕なんかほんとにそういうイメージだから。」と笑って肯定していらっしゃった。
個人的な話になるけれど、菊池さんとの御縁は10年以上前に遡る。
94年の秋冬コレクションだったと思うけど、友人のスーパー・スタイリスト大久保篤志氏のキャスティングで、恐れ多くも“モデル”としてショーに出演させてもらったのが最初の御縁だった。
今となっては想像もつかないけれど、当時の僕は胸まで伸ばしたストレートなロング・ヘア。体重は今より10キロは軽くて、どちらかというとスキニーな方だった。まぁ、ウェスト周りはビール好きがバレバレだったけどね・・・。
僕が担当したのはレザーのバイカー・ジャケットとパンツを2ポーズだったと思うけど、ミュージシャンとしてステージに立つのとはかなり勝手が違って、なんせ初めての体験だったし、ステージ裏の慌しさに圧倒されて、何処をどう歩いたのか、一応ポージング(といっても立ち止まった程度だが)も決めてはみたけれど、果たしてどんな風に見えていたのやら・・・。