Monday, October 13, 2003

【ヤンキーズ2勝目! 松井も4の1で1打点】

■アメリカンリーグ・チャンピオンシップ・リーグ 第3戦はヤンキーズが勝ってレッドソックスに一歩リード!

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メジャー伝統の対決であるヤンキーズ対レッドソックス。日本人としては松井が居るヤンキーズを応援する気持が強いと思うけど、僕の場合は学生時代にフェンウェイパークの近くに住んでいたこともあってレッドソックスにもつい気が行ってしまう。

で今日のアメリカンリーグ・チャンピオンシップの第3戦はヤンキーズが松井の活躍もあり、接戦をものにして連勝し2勝目を上げた。会場のフェンウェイパークの雰囲気は、「今年こそ“ベーブ・ルースの呪い”を破るのだ!」と息巻くレッドソックス・ファンの異様な盛り上がり。多分そのせいだろうか、試合はさておいて珍しく殺気立ったシーンが見られた。

一番驚いたのは、4回の乱闘騒ぎ。何とアノ、ドン・ジマー・コーチがレッドソックスの先発マルチネス投手に体当たりのアタック!だって現在御年72歳だぜ?ものスゴイ戦闘意欲だ。体当たりされそうになったマルチネスは突進してくるジマー・コーチをすかさずかわして“引き落とし”ジマーが勢いあまってグランドに転がるという結果に終わったが、驚いたのはマルチネスだけではないたろう。

トラブルはこれだけでなく、その後も9回にはヤンキーズ・ブルペンでヤンキーズの控投手と球場職員が殴り合いになるなど、両軍とも相当ピリピリしているようだ。これもやっぱり“ルース呪い”の影響か?このシリーズはマジのガチンコ勝負。ちょっと不謹慎かもしれないけれど、明日の第4戦で何が起きるか今から楽しみだ。

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Friday, October 10, 2003

【ジーコ・ジャパンの新ユニフォームはデビュー戦で勝利】

■リニューアルされた全日本のアウェイ用ユニフォーム。まずは結果が出てよかった~!

ベースカラーは「大地」を表すベージュ色。初めて見たときは何だか薄汚れて見えてあんまり良い印象じゃなかったけれど、とりあえずアウェイのデビュー戦で勝てたから文句をいうのは止めときます。

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【ベーブ・ルースの呪いは解けるか?】

■今度こそ“ベーブ・ルースの呪い”を解くことが出来るのか?レッドソックスは初戦に勝利したが・・・

ヤンキーズとレッドソックスといえばメジャーリーグ伝統の一戦として有名だけど、もう一つ有名なのがこの“ベーブ・ルースの呪い”だ!“伝説のホームランバッター”ベーブルースについては子供の頃に伝記を読んだのと、『ブルースブラザース2』で故ジョン・ベルーシの後釜で太っちょ役をやってたジョン・グッドマンが主演していた映画『夢を生きた男~ザ・ベーブ』を見たぐらいだけど、昨日のヤンキーズの試合中継でいきなりこの話が出てきて、この因縁が85年経った今も続いていることを知った。

ボストン・レッドソックスは第1回ワールドシリーズをはじめ、5度のワールドチャンピオンを経験。しかし、1918年を最後にワールドシリーズでの優勝を逃している。その原因と、信じられているのが人呼んで「ベーブ・ルースの呪い」。事の発端は1919年。レッドソックスのチームのオーナーは、自分の借金を返済するために、ベーブ・ルースを宿敵ニューヨーク・ヤンキースへ金銭トレードで放出。その後、チームは4度、ワールドシリーズに出場したが、いずれも最終戦で敗退。それで「ベーブ・ルースが呪っている。」とファンは信じるようになった。このベーブ・ルースの呪いを解くことは、今やレッドソックス・ファンにとって悲願となっているわけだ。


ということは、もう85年間もこのカルマが続いていることになる。確かに映画『夢を生きた男~ザ・ベーブ』を見る限り、ベーブ・ルースの生涯はホームラン・キングとしての名声を除くと晩年は寂しいものだったようだ。それにしても、そんな伝説に彩られた今回のリーグ優勝戦の第1戦はレッドソックスが勝利して、「いよいよ今年こそは呪いが解けるか?」と期待しているファンも多いことだろう。

ただ優勝する為には4勝しなくてはならないので、まだまだ先は判らない。日本人としては松井のヤンキーズに優勝してもらいたいけれど、出来れば最終の第7戦までもつれこんで、この呪いが解けるかどうかで盛り上がるところを見てみたい気がする。

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Thursday, October 09, 2003

【くじけるな!原監督】 

■男だって、泣きたいときがある・・・

東京ドームで何もしてもらえないという、これでもかという屈辱的な扱いを受けていた原(元)監督。10月7日のジャイアンツとしての最終戦は、どういう巡り合わせか伝統の「巨人阪神戦」。しかも場所は敵地甲子園だというのに、星野監督の男気たっぷりの計らいで、お別れのセレモニーがあったという。実は私、この日はJ-WAVEの生放送が入っていて、この様子を見ることが出来なかったのだ~!!こういうイベントはやっぱり生中継で一部始終を見ないとね・・・・。後から編集された映像を見ても、翌日の新聞の紙面を見ても今一様子が伝わらない。きっとかなりドラマチックだったんだろうな~と思うと、見れなかったのが悔やまれる。

ほとんどのメディアが感情を込めて伝えているとおり、この辞任騒動の渦中にあった原監督の気持にはかなり張り詰めたものがあったんだろう。同じ監督として現場で指揮をとっているものにしか分からない、どうすることも出来ない“リアリティー”を共有している星野監督が花束を渡しながらいったという、「近い将来、またユニフォームを着るやろ?まだ若いんだから、くじけるな。しっかり勉強せい。そして必ず戻って来い!」という言葉がどれほど心に染みたのか、本人以外には判るわけは無いけれど、これまで直接的に巨人軍フロントを批判することなく、堪えがたきを堪え、悔しさをこらえてきた原にとっては何と慈しみに満ちた言葉だったろう。

原とフロントの確執はそもそも松井のメジャー移籍がきっかけだったらしい。人気者の松井にメジャーへ行かれてはこまるナベツネ爺からは、原に「絶対に松井の移籍を阻止しろ。」という命令が下っていたという。もっと上を目指してどうしてもメジャーに行きたい松井の決意を、同じ野球選手として熟知していた原は、それでもあえてナベツネ爺に対しては何度も「大丈夫です。私が責任を持って説得します。」といっていたそうだ。

ところが、やはり結果的には「熟考の末」松井はメジャー行きを決意し、フロントは激怒。その怒りの矛先は、結果的に「説得できなかった」原に向かい、その為「チームの統率は原に任せておけない。」と判断したフロントは、今シーズンが始まる段階で、練習試合のスケジュールやスタッフィングなど、チーム運営の様々な局面で直接関与するようになったと伝えられている。

そんなこともあり、そして練習不足からか怪我人が多発した今年の原ジャイアンツは、シーズン途中戦績の低迷から、フロントに人事権を奪われ、新しく着任した球団代表に来期のチーム構想をはじめ、実質的な指揮権を剥奪された格好になってしまった。このとき、原は「これじゃまるで俺はチーママじゃねえか!」と激怒したらしい。

今回の一件で、原の置かれていた状況が千の言葉よりも雄弁に伝わってきたし、ジャイアンツOB達からも、「辞めるべきなのはフロントだ!」との怒りの声が上がっている。

スポーツは巨大なビジネスでもあるし、奇麗事では済まないことは山のようにあるだろうけれど、今回の原の辞任劇はその中で生きる人間のドラマとして、組織のヒエラルキーの中で生きざるを得ない多くの人々にとって、非常に分かりやすい「人情劇」であったのではないだろうか。

何となくエリート臭さが漂っていた原に対する見方もこれで大きく変わったし、好感度は相当上がったに違いない。そういう意味では、読売グループのオーナーとして長年に渡り権勢を誇ってきたナベツネのイメージは地に落ちたわけで、読売グループ以外のメディアにとっては、格好の叩きやすいキャラクターに成った。

来期の原はメディアから引っ張りダコに成って、好感度抜群のキャラクターとして今まで以上に人気が出ることだろう。しかし、それがジャイアンツの人気とは決して連動しないことは火を見るより明らかだ。なんせ、新監督は誰からも愛されることの無かった、「悪たれ」の堀内だもんね。“ザマミロナベツネ!はえ~とこ引退しろ!”と思うのは、私だけじゃないと思う。

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Monday, October 06, 2003

【松井ヤンキーズ ツインズを撃破してアメリカン・リーグ優勝戦へ!】

■松井の活躍もあってツインズに大勝したヤンキーズ。いよいよアメリカン・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズへ発進!

5万5000人の大入超満員に成ったミネソタのメトロドーム、ヤンキーズが4回の表の攻撃で一挙6点をもぎとって試合を決めた。松井も1、3塁にランナーを置いてセンターへ痛烈なエンタイトル2ベース !!打点も1つかせいで今日もチームの勝利に貢献した(5打数1安打1打点)。9回にはチームキャプテン、ジータのホームランも出て8ー1の大差で勝った。

松井は昨日ホームランを打ったお陰で、今日の相手はほとんどアウトサイドを中心に攻めて来たけど、真ん中低めの球をすごい勢いで打ち返した。この4回の大量得点で後半は余裕のジャイアンツ、このシリーズであまり打てていないツインズのホームスタジアムは結果を予想してブーイングにも勢いがない。

ニューヨーク・ヤンキーズにとって2年ぶりのチャンピオンシップ・シリーズは10月8日からスタートする。リーグの優勝決定戦は4戦先勝。最大7回戦行われる。相手はオークランド・アスレティックスかボストン・レッドソックス。個人的には昔フェンウェイ・スタジアムのすぐ側に住んでいたので、思い入れのあるレッドソックスと対戦してもらいたいところだけれど、今日の試合はレッドソックス後がないからな・・・。ただし、昨日のゲーム内容は延長でサヨナラ勝ちしたレッドソックスが勢い的には有利な気がする。どうだろう?

そしてその先はいよいよ『ワールド・シリーズ』だ!「全米ナンバー1のチームを決めるシリーズがなんで世界一決定戦なのか?」なんて突っ込みたく成る気持ちはあるけれど、考えてみるとメジャーにはキューバやカナダ、日本、韓国のように野球が盛んな国から、松井のようにその国を代表する選手が様々な運命を乗り越えて上がって来ている訳で、そういう意味ではやっぱりベースボール発祥の地であり、世界の野球界の頂点を極めるアメリカでの一等賞は「世界一」の名に値するのだろうと思う。

今年の松井の強運を信じるならば、多分最後は「ヤンキーズが”ワールド・チャンピオン”に成る!」と予言しておこう。

Posted at 12:12 PM

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Sunday, October 05, 2003

【松井のプレーオフ、日本人初ホームラン!!】

■プレーオフ第三戦に成ってやっと本領発揮!やっぱり松井はホームランが似合う。

3日の深夜、というか4日早朝に中継されたニューヨーク・ヤンキーズVS. ミネソタ・ツインズのア・リーグ・プレーオフ第三戦。前の試合で一本も打てず、パッとしなかった松井が2回表に1アウトで3塁に走者をおいた第1打席の初球、出合いがしら151km/h(!)の速球、内角高めの球をコンパクトに振り抜いて見事なホームラン! 思わずジータもベンチ前に飛び出してガッツポーズ。僕も一緒にテレビの前でガッツポーズさせていただきました。

松井はメジャーで100打点挙げてヤンキーズの地区優勝にも大きく貢献したけど、どういう訳かゴロが多くて実は”ゴロキング”なんていうあだ名も付けられていた。やっぱり”ゴジラ”というニックネームには破壊力抜群のホームラン・バッターというイメージがあるから、ことホームランに関しては今シーズンは期待外れの感じがしないでもない。と思っていた矢先に今回みたいな負けられない大事な試合で打ってくれると、やっぱり松井にはホームランが似合うなとつぐづく思ったし、しかもポストシーズンでは日本人として初アーチだそうだ。ツインズの本拠地は東京ドームと同じドーム球場だから、ひょっとして松井には向いてるかもと思ってたけど、こういうところで打つ松井の”運”の強さは大したもんだと素直に感心してしまう。

結局試合も3ー1でヤンキーズが勝って良かった〜!彼の古巣である読売ジャイアンツが原監督の辞任なんかでゴタゴタしてファンならずとも暗く成るようなニュースが続いている。だからよけいに、そういう日本のしがらみから解放されてメジャーで活躍する松井選手には気持ちを込めて応援したくなるんだけどね。ヤンキーズはプレーオフ一抜けまで後一勝。この1本のアーチでツインズの松井に対する警戒は一気に高まり、攻めも厳しく成って簡単には打たせてくらないだろうし、それにきっと適地ミネアポリスのスタジアムはブーイングの嵐に成るだろう。面白いぞこれは!というわけで、それでは今日も頑張って早朝のテレビ観戦と参りましょうか・・・。

Posted at 01:03 AM

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Wednesday, October 01, 2003

【やっと決まった~!王ダイエー優勝:次は日本シリーズで星野タイガースと対決だ】

■8月中旬からマジック点灯してたのに本拠地での胴上げを逃して、やっと決まったリーグ優勝。

マジック1で千葉に乗り込んだ王監督率いる福岡ダイエー、3年ぶり3度目のリーグ優勝 を”やっと”決めた。試合中の午後9時12分、ロッテ7回の攻撃中に2位ライオンズがオリックスに敗れて試合終了を待たずに優勝が決まった。

試合自体は3-6で迎えた6回に集中打で7点を上げて最後は13ー10で逆転勝ち。ただし結構盛り上がったこの試合、地上波では中継されずNHK衛星第1でカバーしてたけれど、裏では各局が改編特番を組んでいたので視聴率的にはどうだったんだろう?

シーズン中はフジテレビのバラエティーでウォシュレットにされておちょくられ激怒した王監督、取材拒否とか出入り禁止とか、色々揉めてたみたいだけど結局フジテレビ側が陳謝する形で手打ちと成り(でも日本シリーズの放送は微妙みたいだ)、罪滅ぼしのつもりかどうか一番力を入れて”お約束”のビール掛けを生中継でカバーしていたのはフジテレビの「スポルト」だった。(珍しく最初はシャンパン100本!そしてビールは5000本!)

一方同じ生中継でも何となく地味~に盛り上がっていたのはテレビ東京の「スポパラ」。”看板解説者”の定岡を中心に”何故かタカさんキャラ”の原口(タカを”ホークス”にかけたのか?)が絡んでテレ東らしいローカルな味を出していた。トホホ・・・

社会現象に成った星野タイガースと比べると、試合の中継もめったにやらないダイエー、今年は城島をはじめとして100打点ヒッターが3人も出るという記録的な強さだったらしい。・・・残念ながらほとんど気が付かなかった、ゴメン!

どっちかというと”王監督ウォシュレット事件”とか、もっと深刻な話としては破綻した親会社ダイエー再建の一環で取りざたされる球団そのものの売却話とかがメディアを賑わしてきた。チームが一生懸命に試合をしている最中にも売却話が粛々と進んでいたわけで、さぞかし監督や選手の胸中は複雑なものがあったことだろう。

ダイエーがおかしく成ったのは小泉政権の失政とは関係なく、どちらかというと流通の天才と言われた中内会長が確立した巨大リテールのモデルが時代に合わなく成ったという側面が強い。5200億円にものぼった金融支援を受けて大幅なリストラをしたにも関わらず、なかなか理屈通りには行かず未だに出口の見えないダイエー関係者にとっては、今回の優勝は売却を予定している事業だけに、嬉しくもあり悲しくもあり、まさに悲喜こもごもといったところか・・・・。

そういう意味では、王監督の御苦労は並大抵ではなかったろうと思う。とりあえずはオメデトウ!そして日本シリーズでは売上倍増でイケイケの星野阪神タイガースと最終戦まで競り合って、ダイエーの売上と景気の浮揚に貢献してください。

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Monday, September 29, 2003

【スポーツとファッションのオシャレ関係:サッカーと野球の場合】

■ファッション業界も注目するサッカー選手。で、野球はどうなの?

ちょっと前に某男性ファッション雑誌で、サッカー選手のファッションがモード界で無視出来ないトレンドだという特集があった。確かに今や名実共に世界的なファッション・リーダー?になったベッカムは云うまでもなく、サッカー選手達のファッションはかなりイケテルように見える。

ファッションといっても、もちろん仕事着であるユニフォーム姿ではなくて、プライベートな時の装いが注目されているんだけど、例えば、いつもトンガリ系のブランドに身を包み成田に降り立つヒデ・ナカータの写真は必ず女性週刊誌に掲載される。大抵はかなり”勘違いしたモーホー”っぽい感じで決して褒められたもんじゃないんだけれど、それでも全身ベルサーチでコテコテの桑田や、日本プロ野球界にまだ居た頃の新庄よりはマトモな気がする。そういう意味では、少なくともファッション雑誌に番長清原のプライベート・ファッションが紹介される事は”ネバー無い”だろう。

「スポーツ選手と言えば普段着はジャージ、またはゴルフウエア」という常識は今や通用しない。メディアで存在感を示すためにプライベートのファッションでアピールすることは、プロのアスリートにとって大変重要である事は言うまでもない。現役のときはチームのマネージメントから見て、よりお金が集めやすい選手という価値をもつし、その選手のルックス次第では引退後のメディア露出度=収入も違ってくるというものだ。もし同じ成績の選手が二人いたとすると、ルックスが良い方を選ぶのがスポンサーとしては当たり前のこと。だからスポーツマンにとって普段からお肌のお手入れと最新のヘアカット(ヘアカラー?)はとっても大切なのよ~ん。

サッカー選手に関してはヒデ・ナカータのお陰で、いつも異様にブットイネクタイしていたキング・カズが番張ってた頃に比べて格段にレベルが上がったようだけど、それにしても野球選手のプライベート・ファッションはなんだって大抵あんなにダサダサなんだろう??スーツ姿は何故か異様に明るい色使いやヒカリモノ、または大胆なまでに目立つ柄模様が主流で、かなり硬派なヘアスタイルと相まって一見ほとんど「”アッチ系”の方ですか~?」状態の近寄りがたいオーラ出してるし、カジュアルだって”ゴルフ帰り”としか解釈しようのないコーディネート。ひょっとしたら野球界独自のドレスコードでもあんのか?っていうぐらい、皆さんイメージ的には統一されている。ある種の「仲間意識」なのかね~。

こうなると、あとはアメリカ生活で「ファッション・センスがさらに洗練された(と本人が思っている?)」新庄がプロ野球界のNEWファッション・リーダーとして日本に復帰してくれる事を祈るしかない・・・。

Posted at 02:08 PM

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Saturday, September 27, 2003

【ジャイアンツの伝統?】

■原監督突然の辞任劇は「伝統の巨人軍」ブランドの凋落を表す

ちなみに私は子供の頃、巨人軍が大好きだった。

その頃はまだ「東京ドーム」ではなく、「後楽園球場」だったし、ベンチには現役の長嶋と王が居てON砲と呼ばれていた。いわゆる「巨人、大鵬、卵焼き」世代、といえば年齢が判ってしまうが・・・。そんな私は、長嶋が退任して以来、このところジャイアンツには大して興味はなく、なんとなくニュースを見ている程度だったのだが、今年のジャイアンツの戦いぶりにはシーズン途中から漠然とした違和感というか、寂寞とした印象を持っていた。

そもそもの始まりは松井の大リーグ移籍だった。ジャイアンツといえば、日本のプロ野球の開祖といってもよい元祖家元的存在で、なんせチーム名に「軍」が付いているぐらいだから、正に泣く子も黙る威厳と伝統に彩られたチームだったのだが、それだけにヤンチャ坊主がそのまま大きく成ったような選手が多い野球界において、業界トップとしての自負と自信に満ちたブランドであり、そこに帰属するものは「球界の頂点」に居るプライドを精神的にも物理的にも感じることが出来る、そんな存在だったのだ。

つまるところ、日本のプロ野球界に属する者は、多かれ少なかれ「ほんとはジャイアンツに入りたい。」気持ちがあったし、そしてそれが或る種の究極のゴールでもあったのだ。

「巨人軍選手たるもの紳士たれ。」という標語は、そうした背景から醸し出されたものだったのだ。

そんなジャイアンツの、しかもトップ・プレイヤーだった松井選手がFA権を行使してNYヤンキーズに移籍が決まった瞬間に、この「究極のゴール」としてのチーム・ブランドは、たかだか「ローカルな日本国内リーグの一チームに過ぎない」というポジションに下落してしまった。

聞くところによると、原監督は今シーズンが始まる前に、ジャイアンツの選手達に対して「松井箝口令」なるものを発令したと云う・・・。ようするに「メディアに松井のことを聞かれても語るな。」ということだが、ただでさえ元々リーグの頂点に立っていた現役選手が、結局はその地位に満足すること無く、そのさらに上のクラス=大リーグを目指し、更に移籍先での歓待ぶりや、その後に見せた活躍ぶりは連日新聞やTVのトップニュース扱いに成った訳で、瞬く間に”松井”の名はローカル・ブランドからグローバル(アメリカン?)ブランド”MATSUI"に変ぼうしたのだ。この松井の姿は、おそらく昨年までベンチを共にしていた選手達にとってみれば羨望の的であったに違いない。

今までも野茂や石井、イチローなどなど、各々日本野球界で一定以上の評価と実績を持った選手が大リーグに移籍して活躍していたし、それに「そこそこ」の選手と思われた新庄までもが予想外の活躍を見せるように成り、日本のプロ野球のレベルの高さは既に実証されていた。

しかし、彼等はいずれも日本球界のシンボルである巨人軍に属していた訳ではなく、そういう意味では相変わらず日本球界のトップはジャイアンツ、という事実に変わりはなかったのだ。

ところが、そのジャイアンツの看板スターが大リーグに、しかも正真正銘アメリカのベースボール界における輝かしい伝統の保持者であるヤンキーズへ移籍し、そしてその松井が事あるごとに「ここに居られる事は光栄です。」だの「尊敬する選手の仲間に成れて本当に嬉しいです。」だの、なんだか「おのぼりさん状態」の発言をすればするほど、昨年までのチームメート達は思わず寂しく成ってしまったに違いない。ようするに自分達は「その程度」のチームだということを、間接的に云われているのと同じだから・・・。

しかも、表向きは松井に関して「やっぱり彼は素晴らしい」とか「羨ましい」とか「実は妬ましい」などという気持ちは、おくびにも出してはいけないのだ。去年は日本一に成ったし、それなりにギャラも高いし、外を歩けばそこそこチヤホヤしてくれるし、やっぱり「栄光のジャイアンツ」であることに自然と慣れ親しんでいた彼等は、多分松井の活躍を見るにつけ、そんな鬱屈した気持ちを抱いていたに違いない。

「上には上がある」事を否応なく認識してしまった彼等には、もう既に業界トップとしてのプライドを保持する意味合いも動機も無く、日本プロ野球界というローカルなリーグでシコシコと仕事をこなしていくのがやっとだったのだろう。今年のジャイアンツには、そんなダウンな雰囲気が漂っていた。

そんなチームを率いていた原監督は、これまた栄光のジャイアンツにとって「生え抜きのエリート」であり、監督に成るべくして成った人物だ。

昨年も、就任早々日本一を決めてしまい、きっと彼自身も内心「ヤッパリ俺って凄い」と思った事だろう。しかし、昨年の成績は何と云ってもそれまで長嶋監督が築き上げて来た資産を相続したに過ぎず、原自身の実績と呼ぶ事はとても出来るものではなかった。

そんな彼が、いまだに引退しない老害的存在の「ナベツネ爺」から、今年の戦績の腑甲斐無さをなじられ叱咤された時(と伝えられているのが本当だとすると)、原の中ではもはや守るべき矜持は己のプライドだけに成ってしまったとしても、彼を責める事は出来ないだろう。

巨大な時代錯誤と権威主義の固まりで、あたかも天皇のごとき振る舞いを恥じる事すらないこのクソジジイ状態のナベツネ氏は、原のプライドを粉砕する事で結果的には「伝統と栄光のジャイアンツ」というブランド価値を見事に破壊してしまったのだ。

いずれにしても、ブランド価値を失ったジャイアンツは来シーズン以降、試合中継の視聴率低迷 とライセンス商品の売上減益という事態を避けることは出来ないだろう。いや、本当のファンだったら、そういう形でフロントに対する意思表示をしても良いのではないか?

この業界においては、チーム運営が企業活動である以上、オーナーと監督は上司と部下の関係から逃れる事が出来ないわけだが、正にオーナー(フロント)と監督の人間関係を構造改革する事によって予想を遥かに超える変貌を遂げた阪神タイガースに比べると、今回の原辞任劇はあまりに好対照であり、常勝軍団としての読売巨人軍の凋落を感じさせて余りある出来事として長く記憶に留めることに成るだろう。

野中 英紀

Posted at 02:59 PM

September 27, 2003 in Sports | Permalink | Comments (0) | TrackBack