Saturday, March 18, 2006

【フォト・サーチ・エンジン“Riya”で気分はCSI】

■単なる画像認識じゃない。Riyaの顔面認証技術はデジタル・フォトの“使い方”を変えるかも。(CNET Japan

アメリカの人気テレビシリーズ『CSI』は、僕の大好きな番組の一つなんだけど、毎回番組の中で登場する様々な分析ツールがすごくリアルで(というか番組の製作者によると、ほとんどが実際に使用されている技術なんだそうだけど)、中には個人的に欲しいと思うものも沢山ある。

CNETの記事で紹介されているこの『Riya』は、CSIの中でレギュラーに登場する「顔面認証」や「パターン・マッチング」のような画像認証技術を利用したフォト・サーチ・エンジンだ。

Riya_sample_6

 スタンフォード大学で顔認識技術を研究し博士号を取得したメンバーらが立ち上げたRiyaは、すでにウェブサイトを立ち上げている。このサイトでは、「文脈認識(技術)」を使ってデジタル・フォトアルバムのなかから、よく似た写真を検索できるようになると、共同創業者のMunjal Shah氏は、当地で開催中の「PC Forum」で講演した。Riyaのサービスでは、たとえば義理の母親の写真を数枚サンプルとして同社のウェブサイトにアップロードすると、Riyaの検索エンジンがユーザーのPCに保存されている(母親が写った)他の写真を見つけ出すといったことが可能だ。

 同氏によると、文脈認識技術とは、顔認識技術を強化したようなものだという。Riyaのソフトウェアは人物の顔を調べるほか、その人物がきているシャツなど、他の手がかりも利用して似たものを見つけ出す。さらに、このソフトウェアは画像の中にあるテキストも探すため、たとえば「フロリダへようこそ」という看板の横に立つ人物の写真は、「フロリダ」というキーワードで見つけ出せるという。

 Riyaはこのソフトウェアに手を加えて、さまざまな条件に従って写真を検索できるようにしている。たとえば、被写体の顔がわずかに横を向いている2次元のサンプル写真は、仮想の3Dモデル上にマッピングされ、正面から撮った写真とも同じ人物が写っていることが識別できる。また、ある写真で首を傾けている人物の写真も問題なく識別できる。

しかも無料!!サインアップしてRiyaのサーバーに検索したい画像ファイルをアップロードするだけで利用できるようになる。全部英語だけど、分かりやすいチュートリアルも用意されている。

 同社のサービスを利用するには、アップローダーというソフトをダウンロードする必要がある。

 このアップローダーは、写真に検索用のタグを付加した上で、そのコピーをRiyaのウェブサイトに転送する。また、転送される写真の解像度は800x600ピクセルとよくある5メガピクセル級のデジカメで写した画像よりもかなり低解像度になる。しかし、データを低解像度にしておけば、複数の写真を素速くアップロードできるというメリットがある。

 検索結果として表示される写真は低解像度のものになる。しかし、同社はこの技術を改良し、検索結果の画像と高解像度なオリジナル画像とを同期するようにしたいと考えている。これが可能になれば、ユーザーは検索後にハードディスク内にある高解像度の写真を見られるようになる。

今のところアップロードするファイル数にも制限がないようだ。早速サインアップして“なんちゃってCSI”を楽しもうではないか!なんだか単なるネット上のフォトアルバムを超えたサービスに成る可能性を感じた。

なお、このRiya社については、昨年HotWiredにも興味深い角度から考察した記事「顔写真のネット検索が可能に?」が掲載されていた。

 現在このサービスで検索可能なのは、ライヤ社のサーバーにアップロードされた写真だけだ。だが、この技術がインターネット上で展開されるようになれば、Flickr、『トライブ・ネット』や『フレンドスター』といったウェブ上の写真を、写真の所有者や写された人が特定されるのを望もうが望まなかろうが検索できるようになるだろう。興味深いのはここからだ。

 『マイスペース』を検索した母親たちが、友達の家で勉強しているはずの時にパーティーに参加している自分の子供の写真を見つけるかもしれない。保険会社がバンジージャンプをしている顧客の写真を探し出し、この命知らずな顧客の保険料を値上げするかもしれない。私の予想では、付き合う相手を探している男女が恋人の品定めをする際に欠かせないものになると思う。

 もし誰かが私が写っている写真を掲載すれば、写真を見る人々には私の顔が見える。だが、私が誰なのかはほとんど判らないはずだ。一方、写真に私の名前のタグが付されていたとすれば、私の容姿を気に入った見知らぬ人が私についてさらに知ることが可能だ。私を雇用するかどうかを検討中の人が、私に関する詳しい情報を探しており、私の名前を検索して私の写真を見つけ出すこともできる。

 アナログ世界におけるプライバシーの原則は、デジタル世界では意味をなさない。見られることと追跡されることの関係についてのかつて存在した前提は、もはや通用しない。われわれはこうした事実を直視しなければならない。さもないと、大局を見失ってしまうだろう。

March 18, 2006 in Art, Business, Media, Science, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Monday, March 13, 2006

【Google Marsで火星にヴァーチャル・トリップ】

■アノ“火星の人面石”も確認できる。Google Marsで火星にヴァーチャル・トリップしましょう。(ITmedia News

Ah_mars1_2 ちょうどNASAのMARS EXPLORATION PROGRAMが佳境を迎えているところに、絶好のタイミングにリリースされたGoogle MarsGoogle EarthGoogle Moonに続いて、デスクトップで宇宙旅行が体験できる素晴らしいアプリケーションだ。

早速“FACE”で検索すると、例の人面石の部分がちゃんとマークされている。もうちょっとズームインしたくなるけれど、それはROVERの映像があるからこの際贅沢をいうのはやめよう。

March 13, 2006 in Art, Ecology, Science, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Thursday, March 09, 2006

【必見のショートフィルム『SPIN』】

Spin_3 ■時空を操る謎のDJ。果たしてその正体は?

ショートフィルムのお手本のような作品。画面のサイズはこの際問題ではない。最初は単なるVJものかと思いきや・・・意外性のある展開に思わず引き込まれてしまう濃密な8分間。しかも“癒し系”だ。

制作費はたったの500ドルだって!それでこのクオリティだもんね~。必要な機材は全てスポンサーから提供されて、出演者もほとんどがボランティア。お金がかかったのはテープ代とスタッフの食事代ぐらいだそうだ。

ストーリー展開もそうだけど、監督やプロデューサーの人柄が伝わってくるような話。いや、ほんとうに素晴らしいッす!

March 9, 2006 in Art, Film, Music, Web/Tech | Permalink | Comments (2) | TrackBack

Tuesday, February 28, 2006

【Googleが映像サービス Google Videoをスタート】

■「Google Video」、米国立公文書館と共同で映像資料を公開 (CNET Japan

今回提供されるのは、全て著作権が消滅したものだそうだけれど、Googleがアメリカの国立公文書館記録管理局(NARA)が所蔵する歴史的な映像100本をオンラインで公開するという。

インターネットの黎明期にあった崇高な目的の一つに、地球上の全ての知の資産を集約したデータベースを構築して人類の共有資産とする、というのがあったけれど、これはその初心を思い起こさせるようなプロジェクトだ。

Googleに関しては、最近デスクトップサーチなどに関連して毀誉褒貶が激しいけれど、例えば「Google Earth」みたいなGoogleじゃなきゃできない、Googleならではの様々なサービスがどんどんスタートしていて、個人的にはある意味でインターネットの功罪の“功”の部分に対する貢献度は非常に高いのではないかと評価している。

今回公開されたような映像は、それこそ人類の共有資産といって間違いない。日本の国立公文書館でも、デジタル化された様々な歴史的文章がオンラインで閲覧できるようになっているけれど、こういうサービスは本当にありがたい。

でもこのCNETの記事にもある、INTERNET ARCHIVEが提供している過去100年間の各種ニュースフィルムやビデオコンテンツの膨大なアーカイブには、正直ビックリ。NHKのアーカイブも、是非オンラインで公開していただきたい。だってわざわざ埼玉の川口市まで行かなきゃ利用出来ないなんてね・・・。

 マーチングバンドの音楽が鳴り始め、白黒の画面に攻撃態勢のワシの絵をあしらったUnited Newsreelのロゴが映し出される。そして、「英国空軍が夜間攻撃によりナチスの軍需工場を破壊」の文字が大きく踊る。

 これは第2次世界大戦時代のニュースフィルムで、米国時間2月24日に「Google Video」で公開された米国立公文書館記録管理局(NARA)所蔵の歴史映像100本のうちの1本だ。国立公文書館所蔵の映像コンテンツをできるだけ数多くオンライン公開することを目的に共同プロジェクトが進んでいたが、このコンテンツ公開はその最初の成果となる。

 公開されたコンテンツの第1弾には、数十種類のニュースフィルム、1930年代前半の国立公園の映像、宇宙旅行に関するNASAのドキュメンタリーフィルムなどが含まれている。 Orson WellesがH.G. Wellsの「宇宙戦争」を朗読し、「われわれが暮らす美しい星以外」に地球外生命が存在する可能性を議論するものなどは必見だ。

 Google VideoのプロダクトマネジャーPeter Chane氏によると、同社は国立公文書館所蔵の11万4000本のフィルムと3万7000本の映像を可能な限り多くネットで公開できるよう、段階的に作業を進めているという。

 「これは歴史と知識の宝庫であり、世界中の人々に見せたい」(Chane氏)

 長年人の目に触れなかった記録フィルムのデジタル化は数年前から進んでいたが、Googleが米国立公文書館と非独占契約を結んだことで、歴史ファンや、教育関係者、および映画製作者は、莫大な量の新しい資料を入手できるようになる。

 資料はすべて権利が消滅したものだと、Chane氏は語っている。つまり、著作権保有者への支払いを気にすることなく、利用や公開は自由にできる。

 最も有名なInternet Archiveをはじめ、過去100年間の各種ニュースフィルムやビデオコンテンツを提供するオンラインビデオサービスはほかにもある。

February 28, 2006 in Film, Media, Politics, Television, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Saturday, January 28, 2006

【(PIXER + DISNEY) X APPLE = MAGIC FORMULA】

20060125d2m2500i25 ■ディズニーによるピクサーの買収、そしてジョブスはディズニーの筆頭株主に(CNET JAPAN

久々にインパクトのある企業買収のニュース。株式交換による企業買収というと、ライブドア騒動のお陰で一般的には何だか胡散臭いイメージが付いてしまったけれど、この組み合わせには運命的というか、ある種の必然性と計り知れない可能性を感じる。

2004年にはPIXERがTOY STORY以来のディズニーとの関係を解消するというニュースが流れて、次は何処と組むのか様々な憶測が飛び交った。ところが昨年になって一転、今度はディズニーがiPodへ作品を提供するというニュースで、これはもしかするとPIXERに逃げられそうになったディズニーが、ピクサーを引き止めるために新しい提携事業を提案しているんじゃないかと思っていた。

そして2006年年明け早々に発表されたこのニュース。個人的にはすごく面白いと思うし、折りしもジョブスの半生をドキュメントした「iCon」がベストセラーに成っていることもあって、ジョブスの人生にとってもマイルストーン的な展開に成るのではないかという気がする。

 【IT PLUS:ロサンゼルス=猪瀬聖】米ウォルト・ディズニーは24日、コンピューターグラフィックス(CG)アニメ映画大手のピクサー・アニメーション・スタジオを買収すると発表した。買収額は約74億ドル(約8500億円)。ピクサーの技術力をテコに不振のアニメ部門を立て直し、急務となっているネット配信事業の強化を目指す。

 ピクサーの会長兼最高経営責任者(CEO)でアップルコンピュータCEOでもあるスティーブ・ジョブズ氏がディズニーの取締役に就任する。ディズニーは昨年、携帯型音楽再生機「iPod」へのコンテンツ(情報の内容)提供でアップルと提携した。今回の買収でメディアとネット業界を代表する両社の事業協力が一気に進む可能性もある。

 買収は株式交換で実施。ピクサー株1に対しディズニー株2.3を割り当て、ピクサー株を完全取得する。今夏までに完了する見通し。ピクサー株の50.6%を所有するジョブズ氏は、株式交換によるディズニー株の取得でディズニーの筆頭株主になる。

ディズニーといえば、元はアニメ制作会社だったのが今やABCなどを参加に持つメディア・コングロマリット。創業者のウォルト・ディズニーの遺伝子が未だに綿々と伝えられているとしても、今のディズニーにはウォルトに匹敵するカリスマ的な創造性は感じられない。むしろ巨大コングロマリットとしての弊害の方が大きくなっているんじゃないかとさえ思える。

一方、考えてみたらガレージ・カンパニーから始まったジョブスも紆余曲折あってピクサーという、正にCGIにおけるディズニーのような会社を成功させ、ボーイズ・マーケットに弱いと云われるディズニーを補完するといわれるまでに成った。

今回の株式交換で何とジョブスはディズニーの筆頭株主として同社の取締役に就任し、さらには次期会長に就任するのではないかという観測もある。エンターテイメント界の巨大なカリスマであるウォルト・ディズニーの遺伝子に、IT系エンターテイメント界稀代のカリスマであるジョブスの遺伝子が注入されるわけで、利益相反だとか色んな障害はあるかもしれないけれど、何だか凄い優性遺伝が起きそうな予感がする。

1+1が何倍にもなる。本来こういうのが企業価値を高める互恵的な企業買収のモデルケースといえるかもしれない。

■参考リンク:
「魔法の国」に乗り込むS.ジョブスとピクサーの仲間達 (CNET JAPAN
「真の主役はソフト」-アップル・ジョブスCEO 基調講演要旨 (IT PLUS

January 28, 2006 in Art, Business, Film, Media, Television, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Thursday, December 08, 2005

【国立公文書館で日米開戦への歴史を知る】

■デジタル化された公文書で日米開戦への経緯を知る

Perlharberattack 国立公文書館が運営するアジア歴史資料センターが、「公文書に見る日米交渉~開戦への経緯~」というタイトルの特別展を今日スタートした。

最近は、日本がほんの半世紀前にアメリカと戦争したということすら知らないアホな日本人が増えているというから、今の日米関係、そして日本のアジア外交を理解する為にも不可欠なこういう資料が、デジタル化されアクセス可能になったのは素晴らしいことだといえる。多数派の勢いを借りてやや拙速に憲法改正が云々される今だからこそ、色んな意味を含めて歓迎したい。

サイト上どこにあるのか探すのにエライ苦労するけど、もちろんあの『ハルノート』もある。(「ダイジェスト」のページで年表をスクロールダウンして、「昭和16年11月27日」の欄にあるリンクをクリックするとポップアップ・ウィンドーが開くので、ここから「資料3」を選択と・・・。でも資料の閲覧には事前に専用ビューアー「DjVu」をインストールする必要あり。)

サイト全体のメニュー構成や取り回し、検索性など色々不満もあるものの、デジタル・アーカイブの面目躍如!といいたいところだけど、覗いてみると資料データなんかはまだ準備中の部分も多々あり。とりあえずオープンしましたという感じかな?こういうことにはもっと税金使ってもらっても、僕は良いと思うんだけどね。

ちなみに、アメリカの国立公文書館のオンライン版では、1854年に交わされた日米間初の外交条約「The Treaty of Kanagawa」の写しや、1941年12月7日の日本によるパールハーバーへの奇襲攻撃を受けて、翌8日にルーズベルトが満を持して行った対日宣戦布告の議会演説のテキスト。そして、1945年に日本が無条件降伏を受け入れた「Instrument  of Surrender」なんかが閲覧できる。ただし、写真の解像度が低くてとても読めたもんじゃないけど・・・・。まあ、ビューアーの性能に関しては日本が勝った!という感じか。

December 8, 2005 in Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, December 07, 2005

【JAMで「ソニーBMGのコピーコントロールCD問題」を特集】

Jam20051206■ソニーBMGのばらまいた『rootkit』は損害賠償請求の嵐を呼ぶか?

昨日放送したJAM THE WORLDで、ようやく日本でも話題に成り始めたこの問題を取り上げた。知らない内に感染してしまった洋楽ファンは、日本にも多いはず・・・。

ゲストに迎えたのは、JAM最多出場の記録保持者(!)で、この番組でもお馴染みの音楽ジャーナリスト兼ITジャーナリストの津田大介さん。

ところで津田さん、しばらく見ないうちにすっかりブロンド・ヘアでイメージチェンジ(もしかしてX'MASS仕様かな?)してて、最初スタジオ前ですれ違った時には御本人だとわからずシカトしそうに成ってしまった!(もちろんちゃんと気がついて事なきを得たが・・・)

この問題については早くからCNETやITNewsのような技術系のWebサイトで報じられてきたけれど、なぜ日本の一般メディアがきちんと報道しないのか不思議でしょうがない。

という訳で、番組を聞き逃した方はこちらをどうぞ・・・。

■参考リンク

FAQ:ソニーBMG製「rootkit」CD問題のおさらい

ソニーBMG社CD:感染は50万以上のネットワークに?

XCP「rootkit」組み込みマシン、日本は最多の21万台?――専門家が指摘

ソニーBMGのアンインストール・ツールを悪用するWebサイトが出現

「穴」を広げるSONY BMGのXCPアンインストーラ

米テキサス州、ソニーBMGを提訴・複製防止ソフト巡り

SONY BMGのXCP問題、ニューヨーク州が動き出す

SONY BMGのrootkit的手法、集団訴訟の可能性

ワイアード・コラムニスト「ソニー製品ボイコットを」

消費者保護の観点から訴訟を起こしたテキサス州に倣って、もしかしたら世界中で訴訟の嵐に成るんじゃないかと思うんだけど・・・。集団訴訟もありえるし、ソニーBMGが対応を誤まれば、下手をすると数千億円単位の損害賠償請求を起こされる可能性もある。

December 7, 2005 in Business, Music, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Thursday, October 13, 2005

【iPod + Disney = 映像配信の新潮流】

■米アップル、動画対応の「iPod」・ディズニーが番組 (Nikkei Net

Jobs_ipod アップルとウォルト・ディズニーが新しい映像コンテンツの配信事業分野で強力なパートナーシップを確立したようだ。ピクサーとの契約が切れてそれっきりかと思っていたら・・・。この手があったかという感じ。

まだNANOもゲットしていないのに、これも欲しいじょ!それにしても、アップルとガチンコの勝負に出ているSONYはどうするんでしょう?

アップルコンピュータは12日、ビデオやテレビ番組を再生できる携帯音楽プレーヤー「iPod」の新機種を発表した。インターネット配信される動画をパソコン経由で取り込む。テレビ番組の配信では米ウォルト・ディズニーと提携した。ソニーなどとの競争が激しくなるなか、音楽に加え動画配信の仕組みも確立し、iPod事業の拡大をめざす。

 新型iPodは従来品より一回り大きい2.5インチのカラー液晶を備える。ハードディスクの記憶容量は30ギガ(ギガは10億)バイトと60ギガバイトの2種類。60ギガの場合、音楽なら1万5000曲、動画なら150時間分を保存できる。価格は30ギガが299ドル(日本では3万4800円)、60ギガが399ドル(同4万6800円)。来週から出荷を始める。

 動画は音楽と同じように同社の配信サービス「iチューンズ」を通じてiPodに取り込む。ABCなどディズニー傘下のテレビ局が配信するテレビ番組のほか、米ピクサー・アニメーション・スタジオの短編映画や2000本の音楽ビデオを用意した。

October 13, 2005 in Business, Fashion, Film, Media, Music, Television, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Friday, October 07, 2005

【Google Earth + National Geographic = Mega Fun!】

■Google EarthにNational Geographicのレイヤーが加わった (Google Blog

PCの登場以来、ずっと夢に描いていたソフトの一つといってよい、「Google Earth」。

Earth2

今まで行った事のある場所や、幼少期を過ごした場所に始まって、現在の自宅建物に至るまで、地球上のあちらこちらにPlacemarkを貼り付けたり、“Fly To”機能を使ってその間を飛んで歩いたり・・・。

まさに“飛んでいく”という表現がピッタリのグラフィックにはまりつつ、夜毎のデスクトップ・バーチャル・トリップに心癒される今日この頃・・・。

そのGoogle Earthに、あのNational Geographicのレイヤーが加わったというので早々チェックしてみた。

Natiogeoいや~もう文句無く素晴らしいエデュテイメントですこれは!アフリカ大陸上に散らばるアイコンを次々にクリックしていくと、ナショジオが提供する美しい自然映像やテキスト・コラムだけでなく、現地の生の映像が見られる「WildCam」っていうのがあって、これは解像度こそ低いけれど、けっこう臨場感はバツグン。

例えば夜が白み始めた早朝の水場にやってくる象の母子連れやガゼルの親子の様子を覗いたりすることができる。みんなずいぶんノンビリとしている。入れ替わり立ち代り登場する色んな動物の声を聴いているだけでも、ほんとタ~ノシ~ッ!

ずっと小さな画面を見続けるはつらいかもしれないけど、つなぎっぱなしで音聴いていると何だか超ピースな気分で眠~く成ってくるのが不思議だ。

環境問題とか地球温暖化とか、そんな難しいことばを使わなくても自然と地球が好きになる。そんなLOHASなソフト。万人にお勧めします。

October 7, 2005 in Art, Design, Ecology, Media, Science, Travel, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, October 05, 2005

【ディズニーのMP3プレイヤー「Mix Stick」】

■大人の方が欲しがるかも?ディズニーが発売するMP3プレイヤー「Mix Stick」 (CNET Japan)

Mexstick_disney  ディズニー・ファンにとっては、i-POD NANOより欲しいかもしれないアイテムが登場した。

i-PODにもU2ヴァージョンなるものが存在しているけれど、携帯音楽プレイヤーとキャラクターの組み合わせは、意外とあるかも。

この記事からは日本で発売がどなるのか分からないが、相変わらず熱心なファンがいる日本マーケットをWD社が無視するわけがない、と思う。

どこかのコンビニがこの端末とメモリーを発売したとしても、不思議じゃない?

Disneyが米国時間29日、小学生を対象とした市場を狙い、子供向け携帯デジタル音楽プレイヤーを発表した。

 「Disney Mix Stick」は、MP3/WMAプレイヤーとして機能し、音楽ファイルのダウンロードや、CDからのコピーが可能になっている。また、Walt Disney Recordsの楽曲が記録された「Mix Clip」と呼ばれるメモリカードを搭載することも可能だ。

October 5, 2005 in Business, Design, Media, Music, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Tuesday, August 09, 2005

【YOHJI YAMAMOTO+ADIDAS=Y-3】

■アディダスとヨージ・ヤマモトのコラボ=Y-3のサイトが超COOL!!

Y3_1 以前からcoolなサイトだなと思って気になっていたこの『Y-3』。久しぶりに覗いてみたら2005年秋冬コレクションがリニューアルされていた。

とにかくデザイン、プレゼンテーション、インタラクティビティ、どれを取ってもかっこよい。

久々に隅から隅までそこらじゅうクリックしまくって、全部見てしまった。

果たして実際の商品も同じぐらいCOOLなのか?サイトを見ているうちに、店頭も覗いてみたくなった。

August 9, 2005 in Design, Fashion, Flash, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Friday, July 29, 2005

やっぱりAppleなんて大嫌い?

■アップル本社が「存在しない」、MSの地図検索新サービス (HotWired Japan

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 何気なくやった行為が、実は本心を表していたりすることがある。今回のマイクロソフトの行為は、無作為なのか、それとも潜在意識の現われか・・・?真相は藪の中。でも、なんとな~く後者のような気がしてしまうのは僕だけではないらしい。

 マイクロソフト社の新しい地図検索ウェブサイト『バーチャル・アース』(MSN Virtual Earth)のベータ版でアップル社の本社ビルを空から眺めようと思っても、得体の知れない倉庫とひとけのない駐車場らしきものが写った不鮮明な航空写真が1枚出てくるだけで、青々とした芝生に取り囲まれて11棟の現代的なビルが立ち並ぶ広大なアップル社の敷地は確認できない。

 「このBETA版の風景は、ビル・ゲイツ会長が夢に描いたものなのか?」

まあ、そういわれても、仕方が無いかもしれないね。

July 29, 2005 in Web Culture, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, July 27, 2005

怪しい動きを自動検出する監視カメラ

■怪しい行動を検出する監視カメラシステム、沖電気から (ITmediaニュース

 この新機能は、エンドユーザーが事前に選択した行動パターンに基づいて侵入者を検知し、遠隔地の監視センターに警報を出す。従来のシステムとは違って、記録映像を配信したり、特定地域のすべての侵入に警報を出すことはないが、監 視地域において指定された条件に違反する侵入者を自動的に検出する。違反を検出したら、監視センターに侵入者の行動パターンを伝える通知を作成し、カメラの角度を制御し、警報を出す。

Ggctpeopletracking31 この機能は、アメリカのActiveEye社が開発した「Active Alert」というソフトをベースにしているそうで、同社のHPによると、このソフトは人工知能を用いてリアルタイムに監視カメラの画像から人物や車両などのオブジェクトを背景から分離し、35種類以上の怪しい行動パターンのライブラリーに基づいてこれを解析し、パターン・マッチングする、というものだそうだ。もちろん、この“怪しい行動パターン”はカスタマイズが可能で、必要に応じて膨大な画像データから瞬時に特定のオブジェクトを検索抽出することが出来るという。う~ん、こりゃ便利。

Active Alert™ uses Artificial Intelligence to learn the normal behavior patterns of people or objects in a designated surveillance area. As such, in addition to a library of 35 suspicious events, customers can create custom events even after initial installations. Active Alert’s™ user interface can retrieve stored video based upon queries on specific people, vehicles, objects and/or events.

監視カメラというと、犯罪が起きた後に犯人を特定するのには有効だけれど、自爆テロのように事件が起きてしまってからでは後の祭りという側面もあった。もし本気で犯罪をリアルタイムで防ごうとしたら、膨大な監視映像を人海戦術でモニターするしか術は無いわけで、そうなると費用対効果は当然低くなる。

しかしこうした技術が進化すれば、完全に無人化はできないけれど、ある程度人員を抑えながら犯罪を未然に防ぐことは可能になるかもしれない。

それにしても・・・。結局のところ、ブッシュによる「テロとの戦争」は、世界中に展開する1万人(は居ると思われる)隠れオサマ・ビン・ラディン・クローンと、さらにかつてジョージ・オーウェルが「1984」で予見した究極の監視社会を産み出してしまったんだと改めて思ってしまう。

July 27, 2005 in Current Affairs, Politics, Science, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Tuesday, July 26, 2005

全米で性犯罪者データベース運用がスタート

■全米規模の性犯罪者データベースが始動 (ITmediaニュース

日本でも検討されている性犯罪者のデータベース。性犯罪の先進国(?)アメリカでは、これまで州レベルで運用されていたデータベースが統合されて、検索性が向上するそうだ。

 司法省のデータベースは、各州の既存の性犯罪者情報サイトをリンクして、性犯罪の前科がある人物の氏名・住所をより簡単に検索できるようにすると、司法当局関係者や議員らは話している。彼らはこのデータベースが州境を超えて移動する性犯罪者の追跡に役立つと期待にしている。

 「これは、米国のあらゆる場所に住むすべての国民が、近隣以外に住む性犯罪者の情報を入手するのに利用できる強力なツールだ」とアイダホ州のダーク・ケンプソーン知事はボイシ郊外にある同州警察本部での記者会見で語った。

もちろん、こうした動きには一部のプライバシー擁護論者などから反発があるものの、結局は再犯率の高さや、実際に登録されていても検索に引っかからない性犯罪前科者などが多いことなどから、メリットの大きさを考えると当然の流れかもしれない。

 登録済みの性犯罪前科者は全米で50万人を超える。 米司法統計局によると、婦女暴行を犯した男性の5.3%が服役を終えてから3年以内に性犯罪で再逮捕されており、性犯罪の累犯率はほかの犯罪の4倍となっている。

それにしても性犯罪者が50万人ッ!!ちなみにこのデータベースに登録が必要とされる犯罪は、「強姦」「児童へのわいせつ行為」、そして「獣姦」だそうだ。アメリカ人って・・・スンゴイ野獣派、っていうか、もしかして肉食いすぎなんじゃない??

July 26, 2005 in Current Affairs, Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Sunday, July 17, 2005

やっと日本でもiTunes Music Storeがスタート

■ようやく日本でiTMSが本格的にスタートする(IT Media News

もう何年も、毎年やるやると言いながらなかなかスタートしなかったアップルの日本版ITMS。理由は日本のレコード会社と楽曲のライセンス契約が進まなかったからだけど、どうやら今度は本当のようだ。

でも組んだ相手のエイベックスのカタログに欲しい楽曲は一曲も無し。残念ッ!

 米Apple Computerが、100%出資の子会社「アイチューンズ株式会社」(エドュアルド・クー社長)を東京都内に設立していたことが分かった。音楽配信サービス「iTunes Music Store」(iTMS)の日本国内サービスは同社を通じて行うもようだ。

 エイベックス・グループ・ホールディングスは7月14日、子会社のエイベックスネットワークを通じ、iTMSへの楽曲を提供することでアイチューンズと最終合意したと発表した。国内大手レコード会社がiTMSへの楽曲提供で合意したのは初とみられる。エイベックスはシングル・アルバム曲に加え、iTMS限定曲も提供する。

■がしかし、東芝とソニーはこの件に関して沈黙している(IT Media News

 “エイベックスが楽曲を提供する”という部分だけは今回、正式に発表されたわけだが、エイベックスをのぞく各レーベルは現時点においても「交渉は続けているが、具体的な話をできる状態ではない」と沈黙を保っている。

 「(6月上旬の報道時と)今のところ状態は変わっていない。交渉は続けている」(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、「状態は変わっていない。現在も10以上の配信サイトへ楽曲の提供を行っており、音楽配信ビジネスに関するスタンスも変わっていない」(東芝EMI)

今回の例に限らず、日本の音楽業界は、まだ詳細が固まっていない段階でプレス発表してしまうアメリカ式の“フライング”や“抜け駆け”に対して厳しいスタンスのようだ。

July 17, 2005 in Music, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Thursday, July 14, 2005

日テレとフジテレビ 相次いでブロードバンド配信をスタート

■日本テレビ、自社番組の有料ネット配信サービスを検討 (CNET JAPAN)

日テレの場合、どんなサービスになるのか詳細はまだ明らかに成っていない。

 具体的なコンテンツについて同社では、「初期投資がどの程度かかるかによって用意できるコンテンツが変わってくるため、現時点ではコメントできない」としている。サービス開始時期についても、「サービスを開始してから徐々に作り上げるのか、多くのコンテンツを用意してから始めるのかによって開始時期は違ってくる。ビジネスモデルをはっきりさせてから開始時期を発表する」と言う。

■フジテレビ、有料オンデマンド動画配信「フジテレビ On Demand」を開始 (Japan.internet.com)

一方、フジテレビの方は『フジテレビ On Demand』というサービス名で、「2005ワールドグランプリ女子バレーボール決勝戦」から配信をスタート。ライブドアは特に関係ないようだ。

「やっぱりスポーツか・・・」という感じがするけれど、ドラマなんかの送信権は著作権者、著作隣接権者が多すぎて、例え利用料率が決まっていても、権利処理は煩雑な事前許諾が伴うから、実際にはなかなか配信に至らない。

 テレビ番組は従来、著作権の保有者が多岐に渡るなど権利処理が複雑で、二次利用が困難とされている。

 権利者が複数に渡る場合は、コンテンツのインターネット配信にメリットを見い出せない権利者が存在する場合や、二次使用料を複数の権利者でどのように分配するかといった課題があるため、「複数の権利者が存在するンテンツの配信は現時点では実現していない」(NTTレゾナント広報部)と言う。

そこで今日ニュースにも成った経団連主導の「映像作品の著作権一括管理システム」のような仕組みが模索されるわけだけど、データベース構築するだけでも相当金と労力と時間かかるしな~。費用的な部分については、「国からの支援を求める」ということらしいけど、問題はそれだけじゃない。

 システムづくりのために、経団連は関係団体に呼びかけて06年度に協議組織を設立する考えだ。テレビ局や映画会社、アニメ制作会社のほか、作家や脚本家、俳優の団体などの参加が見込まれている。過去の作品情報などを持ち寄ってデータベースをつくり、システムを運営する団体の構成などを話し合う。

 国内では推定で年間数百万本の映像作品が制作されているため、データベースづくりや管理・運営には年数億円程度の費用がかかるとみられている。経団連は政府に財政支援を求める考えだ。

 映像作品は、出演者や原作者、脚本家、音楽の作曲・演奏者など権利をもつ関係者が多い。テレビで放送される映画やテレビ番組の再放送など、あらかじめ作者や出演者らから再利用の了承を得ている例を除けば、ネット配信などで利用する場合、多くの権利者を探し出して許諾を得る必要がある。配信事業に参入した企業の間からは「権利者が見つからず、ネットでの配信をあきらめた作品もある」という声も出ていた。

 ニッポン放送買収をめぐる争いの中で、ライブドアが「通信と放送の融合」を主張したのに対し、フジテレビジョンは「権利処理に手間がかかり、番組のネット配信は難しい」として否定的な立場を貫いていた。

そういうわけで、ネットのコンテンツ配信業者は、比較的権利処理が容易なスポーツ系コンテンツの映像権獲得に注力するということに成るんだろうな。

でも、いくらブロードバンドでサクサクといったって、PCでの視聴はまだしも、サッカーとかバレーとか、携帯端末の小さなディスプレーでちゃんと球が観えるんだろうか?なんだかスンゴク目に悪そう・・・。

July 14, 2005 in Media, Television, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Saturday, July 09, 2005

恋に落ちたジョージ・ルーカス

Lucusinlove Link: shockwave.com : スンゲーサイコーな大爆笑ショート・フィルム。

尺はたったの8分30秒。しかも画面は相当小さいのに、一本の完成度の高い映像作品を見終わった充実感がある。パロディーとはいえ、おそるべし・・・。STAR WARSのファンの人はもちろん、そうじゃない人もこれはゼッタイお勧めです。

July 9, 2005 in Film, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, June 29, 2005

P2Pソフトはどうなるのか?

■米最高裁、P2P企業の法的責任認める逆転判決 (ITmedia News)

P2Pソフトの開発者にとって歴史的なターニングポイントとなる判決が下された。

約1年前、日本でもWinnyの開発者が著作権法違反ほう助の容疑で逮捕され、ネット技術の進化やネット利用者の利便性に対する著作権者の保護という、なかなか相容れない観点からこの問題が議論されてきた。

今回のアメリカ最高裁の判決は、相当大きなインパクト。まさにP2Pソフト関連企業にとって存亡の危機になるという見方もある。

おりしも、日本ではWinnyのウイルスによる情報漏えいなどの事件が続発し、P2Pのダークサイドばかりが注目される状況と成っているけれど、このアメリカの判決は今後日本の司法判断にどのような影響を与えるのだろうか?

June 29, 2005 in Economy, Media, Politics, Web Culture, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Monday, December 13, 2004

【米大統領選挙 電子投票システムの改竄疑惑】

■本当か?!大統領選挙で使用された電子投票システムの結果を改竄するプログラムの開発者がカミングアウト!

メジャーな報道機関はほとんど完全無視しているこのニュース。もォ~終わったことだし、どうだって良いってことか?

 プログラマーのクリント・カーティス氏(46歳)からの告発によると、4年前、カーティス氏の当時の勤め先企業は、そのころフロリダ州議会議員だったトム・フィーニー現下院議員(共和党、フロリダ州選出)の依頼を受け、フロリダ州の電子投票装置について、投票結果の書き換えを行なうソフトウェアを作成したという。
 カーティス氏によると、フィーニー議員は、組み込まれても検出されず、特別な機器を使うことなく投票機を使う人なら誰でも容易に起動できるソフトウェアを依頼したという。カーティス氏は投票機で使用されているソフトのソースコードを見たことはそれまでなかったが、5時間後には『Visual Basic』(ビジュアル・ベーシック)によるコードを完成させたという。そのコードは、誰かが投票機の画面上で候補者を選択した後に、画面の特定の箇所に触れれば起動するようになっていた。
 カーティス氏のコードは、活動を始めるとまず投票機の内部を検索して、選択した候補者が得票総計で負けているかどうかを確認する。負けていると分かると、その時点で投票機に記録されている総票数のうち51%を選択した候補者に割り振ってから、残りの票をほかの候補者に分配し直す仕組みになっていた。

December 13, 2004 in Current Affairs, Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Thursday, October 07, 2004

【ユビキタス環境が教育と学習にもたらすもの】

■『RENESAS ユビキタスフォーラムblog -学ぶ-』から

幕張メッセで10月5日~9日まで開催されている『CEATEC JAPAN』。その初日の5日に、会場のRENESASのブースで行われた「ユビキタス・フォーラム」という公開セッションにモデレータとして参加した。

CEATECは、ルネサスをはじめとしてユビキタス環境の実現を目指す企業の最先端の成果をアピールするショーケース。

5日のテーマは「ユビキタスで学ぶ」だったんだけど、パネラーの伊藤ハクブン氏を相手に、A.R. (AUGUMENTED REALITY)の話を中心に今後の技術的な開発テーマについて考えた。内容が果たして「学ぶ」というテーマに沿っていたかどうかは・・・?でも個人的には楽しかったので◎。

October 7, 2004 in Web/Tech | Permalink | TrackBack

Thursday, August 26, 2004

【P2P ネットワークに法的責任なし】

■「P2P ネットワークに法的責任なし」、控訴裁判所が裁定 (Japan.internet.com

日本ではWinnyの開発者が逮捕されたけど、アメリカでは日本の司法判断と全く逆の裁定が下されたことになる。

ファイル交換サービス利用者による著作権侵害の法的責任は、サービス提供側のピアツーピア (P2P) ネットワークにない。サンフランシスコの第9巡回控訴裁判所が19日、そんな裁定を下した。この裁定は、ソニーのビデオ技術『Betamax』を巡る裁判で技術の中立性を示した1984年の判例に基づいて、ロサンゼルス連邦地方裁判所が昨年4月に下した判断を支持するもので、P2P ネットワークにとって大勝利といえる。
当然このニュースはP2Pソフトウエアの開発者には歓迎されているようだけど、著作権の侵害に対する法律は国によって違うから、この裁定が他の国、特に日本にはどういう影響を与える(または与えない?)のか気に成るところ。

August 26, 2004 in Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Wednesday, August 25, 2004

【中国当局 3万人を動員してインターネットを監視】

■中国当局は問題のあるサイトを探すため、3万人のインターネット監視要員を置いている。(田中宇の国際ニュース解説

さすが中国。インターネット上の言論を監視するのも人海戦術で対応しているらしい。そういえばサッカーのアジアカップで噴出した反日活動の多くがネットを温床にしていた。未だに新聞を使って民衆のコントロールをしようとしているような国にとって、インターネットの管理は死活問題なんだろう。御苦労サマ。

それにしてもこの記事「対立を演出する中国の政治」を読むと、中国では想像以上にインターネットが政治の道具として利用されている様子が判って興味深い。

 中国で、インターネットで政治を語るウェブサイトに対する取り締まりが厳しくなっている。従来は、検索エンジンで「自由」「民主」といった言葉で検索した際に出てくる中国語のサイトが取り締まりの対象だったが、8月初めから対象が「アメリカ帝国主義」、「釣魚島」(尖閣諸島)、「反腐敗」「江沢民」「中共」といった言葉にまで拡大されたという。

 これらは、アメリカや日本を攻撃する言葉や、役人の腐敗取り締まりという中国政府が行っている政策を表す言葉などであり、中国の党や政府に対する批判的な意味を含んでいない。だが、最初はアメリカや日本に対する批判であっても、そのうちに矛先が自国の党や政府に転じかねないため、広範囲な規制になったのだろう。中国では9月に「4中全会」(中国共産党第16期中央委員会第4次全体会議)が予定されており、それを前にした取り締まりだと見られている。

 中国当局は問題のあるサイトを探すため、3万人のインターネット監視要員を置いている。従来は、問題あるサイトのブラックリストをプロキシサーバーに置き、それらのサイトにアクセスできないようにする方式だったが、この方法だと、問題のあるサイトが作られてから当局が見つけるまでに時間がかかり、その間に多くの人がそのサイトを見てしまう可能性がある。そのため最近では、すべてのネットユーザーが最近どのサイトにアクセスしたか通信記録を当局が保存し、問題のサイトを見たユーザーに後から警告を発する方式に変えた。新しい制度は、間違って反政府系のサイトを見た人も当局から目を付けられてしまう危険さがある。

August 25, 2004 in Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

Thursday, April 22, 2004

【スペインから始まるイラク駐留各国軍の崩壊】

■田中宇さんの国際ニュース解説の最新コラム『イラク駐留各国軍の危機』を読んだ。

それにしても、田中さんの情報収集力と解析力には頭が下がる。増田俊男さんのアプローチが国際時事/金融評論家としてマクロ的とするなら、田中さんの国際ニュースはミクロ/マクロ的なアプローチという感じだけど、とにかくイラク/中東を巡る情勢を理解する上で物凄く貴重なサイトだ。このお二人のコラムを合わせ読むと、新聞やテレビでは伝わらない(そして伝えない)実相が見えてくるような気がする。

 冷戦後のアメリカの知識界では「世界を強制的に民主化する」「不正義に対して甘い欧州やアジアなどとは組まず、単独で正義を実現する」といった単独覇権主義の考え方が蔓延していた。その一方で、実際の外交戦略としては国際協調主義が効率的であるため、外交戦略を練る知識界と、現実の外交に携わる人々との間で矛盾が強まっていた。

 こうした矛盾の果てに、ブッシュ政権の中枢に入り込んだのがネオコンだったわけだが、彼らは明らかにアメリカの軍事力と国際信用力を膨大に浪費しており、そのことから考えて、ネオコンは単独覇権主義者の皮をかぶった国際協調主義者かもしれない、と感じられる。

 毎日イラクで殺されている人々は、アメリカの矛盾の犠牲者といえるが、問題なのはアメリカがいくら単独で自滅したくて常軌を逸した行動をしても、世界の他の国々の多くは、まだアメリカに対し、世界を安定させる役割を期待し続けていることだ。たとえば日本や韓国などは、自国の為替の安定のために米国債を買い続け、アメリカが無限に軍事費を拡大できる状態を作っている。これでは、アメリカは自滅したくてもできない。

 ブレアのように、ブッシュから断られても参戦したがる人もいる。ブレアはアメリカに対し、国際協調主義の方が良いと説得して改心してもらおうとしているようだが、これはむしろ常軌を逸したアメリカを、より長く延命させることにつながりかねない。世界が最終的にアメリカを見放すまで、ネオコンのアメリカは、イラク人やその他の人々を殺し続けるだろう。


April 22, 2004 in Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack

【イラクの主権はアメリカ国防省から国務省へ移管される?】

■増田俊男さんの『時事直言』(2004年4月19日号)から。

アメリカは国連(ブラヒミ)を表に立てて暫定政権構築に向かう。――ここまでは国連決議1511号可決時の環境と同じで、アメリカは国連を隠れ蓑にして、またもや国際コンセンサスを得ようとする。一方「アメリカは3200人の外交官をバクダットに送り込み、世界最大規模のアメリカ大使館を7月1日から発足させる」。

新国連決議(イラク暫定政権プロセス)の実行は利権グループ間の調整で難航する。そこでアメリカは国連(ブラヒミ)に過酷な条件を出すと同時に米軍と過激派の戦闘を激化させることにより、ますます国連機能不能に追い込む。「空白となったイラク主権の移譲は事務機能が整った新米大使館以外にはない」状況に誘導する。「米、国連主導に転換!」の見出しの真の意味するところは、「イラク主権が国防総省(CPA)から国務省(駐イラクアメリカ大使館)に移譲する」である。

いつものように増田さんの分析は冷徹だ。“アメリカのイラク民主化政策の失敗こそアメリカの国益である。”という結論が印象的な『時事直言』の前号(2004年4月12日号)とあわせて読むと、アメリカの中東不安定化戦略が順調に進行中であることが理解できる。特に次のパラグラフは増田氏が以前から発言していたことだが、今日サウジアラビアの首都リアドでテロが起きたことで、いよいよ現実味を帯びてきた。
パレスチナの現状では和平ロードマップは完全に崩壊し(失敗し)、第五次中東戦争勃発一歩手前になっています。アメリカが捕獲していながら故意にリリースした北朝鮮製15機のスカッドミサイルは、今やイエーメン奥地のアルカイダ軍事訓練所にあり、イスラエル攻撃の準備万端ですから、気の毒ですが(イラクの内戦がサウジに飛び火するタイミングを見て)「イスラエルの大悲劇」(アラモの義勇軍、真珠湾攻撃の2200名の米兵同様)が起き、続いて第五次中東戦争勃発となるでしょう。イスラエルの悲願=領土拡大、米国の悲願=全中東支配にとって、中東和平ロードマップの失敗は果たして本当に失敗だったのでしょうか。
増田さんは以前9.11(のような事件が起きること)を時期も含めてかなり正確に予測していたので、僕は彼の発言が気になって仕方がない。

不幸にしてこの予測が当った場合、問題はその時期なんだけど・・・。僕はもしかしたら11月の大統領選挙の前に成るのではないかと思っている。何故かというと、もしイスラエルが攻撃されて甚大な被害が出れば、9.11の時と同様にイスラエルに対して世界の同情が集まるばかりでなく、アメリカが推進してきた『テロとの戦争』に確固たる大義を与えることになるからだ。

そして、目論見どおり予定調和的に中東戦争が起きれば、中東に派遣される多国籍軍のイニシアティブは当然アメリカが取ることになるだろうから、その最高司令官であるブッシュが再選されることになる。何せ自らを“War President”といってはばからないブッシュにとっては一挙両得といえるこのシナリオ。しかし地球にとっては最悪のシナリオであることは間違いない。

April 22, 2004 in Politics, Web/Tech | Permalink | Comments (0) | TrackBack